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【コレ買いました！】「エナージェル インフリー」新色から気になるインク色をピックアップ！
北澤孝之（Bun2編集長）
ぺんてるは、2021年2月にゲルインクボールペン「エナージェル インフリー」に新色5色を追加し、合計全10色のラインアップとなった（関連記事はこちら）。「エナージェル」は、なめらかな書き味とインクの速乾性に優れた実力派のゲルインクボールペンとして長年親しまれてきたが、「エナージェルインフリー」は数量限定品として2018年2月に発売。リフィルのカラーが映える透明度の高いクリアボディで、従来のエナージェルにはなかった個性的なインク色を揃えることで、文具ファンから大きな反響があり、2018年11月に定番アイテムとして再登場した（関連記事はこちら）。「2019年Bun2大賞」のベスト文具3位にも選ばれている。
そして今回、レッド、バーガンディ、ピンク、バイオレット、ラフグレーの5色が新色として追加された。魅力的な色がさらに増えたので、長年のエナージェルファンとしては嬉しい限りだが、この中から特に気になったインク色3色を選んで購入した。
購入したのは、バーガンディ、バイオレット、ラフグレー。どれも、期待以上の色味で、書いていてワクワクした。どんなインク色なのか、ちょっとご紹介したい。ちなみに、ボール径はすべて0.5㎜となっている。
まずは「ラフグレー」から。今回の新色の中で一番気になっていた色で、しかもメーカーの人に話を聞いたら「ラフグレーが一番反響が大きいです」と言っていたので、迷わずに購入した。普通のグレーよりも青みがかった色味で、グレーなのに爽やかさが感じられるという、予想以上に面白い色だ。ちょっと淡い色なので、使うシーンを選ぶかもしれないが、「気分転換に、ちょっと変わった色を使ってみたい」という人にぜひおすすめしたい。
次は「バーガンディ」。一般的には、紫味の強いダークレッドがバーガンディと言われているようだ。しかし、ファーストインプレッションでは、割と赤色を強く感じた。渋さもちろんあるが、それ以上に鮮やさを感じたのだ。これも、「普通の色味では物足りない」という人におすすめしたい。
最後は「バイオレット」。青味が強い紫色で、エルバンの万年筆インク「ヴィオレパンセ」に近い色だなと思ったのだが、どうだろう？ おじさんが使うにはいささか明る過ぎるきらいがあるが、このインクを使ってみたら、素敵な手紙が書けそうな気がする。何より、リフィルの色が実に鮮やかで、クリアボディにとても映える。“ボディが映える”という点では、今回の新色の中でピカイチだろう。
あくまでも筆者の個人的なインプレッションを述べているので、果たしてその通りの色味なのかどうかは、ご自身で試して確認してもらえたらと思う。とにかく、「エナージェル インフリー」は、10色セットも同時発売されたし、これで晴れてカラーペンのカテゴリーに仲間入りしたのではないかと思っている。今後も、エナージェルならではのこだわった新色をどんどん出してもらえたらと期待している。
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