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【コレ注目!】多機能ペンの不満点を解消した「シャーボ」新アイテム

北澤孝之(Bun2編集長)

ゼブラは、回転式の多機能ペン「シャーボNu(ニュー)」(税抜1,800円)を2020年11月24日に発売した。「シャーボ」ブランドで久々の新製品で、発売後の動きも好調とのことだ。カスタマイズスタイルの多機能ペンとして根強い人気を誇る「シャーボX」のエントリーモデルという位置付けだが、スタイリッシュなデザインで、ビジネスシーンでも違和感なく使うことができるだろう(ただし、シャーボNuはリフィルのカスタマイズはできない)。

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黒・赤ボールペンは、同社の人気ボールペン「ブレン」や「スラリ」などにも搭載されている、水性と油性の長所を併せ持つ“エマルジョンインク”を搭載しているので、非常になめらかだ。ボールペンのボール径は0.5㎜と0.7㎜の2種類で、それそれのボール径で軸色が異なる。0.5㎜には明るい色味を使っており、0.7㎜には落ち着いた色味を採用。それぞれ5色ずつのラインアップだ。写真の2本は、その中でも人気の高い色で、左は0.5㎜で人気のセルリアンブルー、右は0.7㎜で人気のブルーグレー。

そして、注目なのは、同社独自の”トップインシャープ機構”を搭載していること。多機能ペンのヘビーユーザーならお分かりだろうが、従来は下写真のように分解しなければシャープ芯の補充ができなかったので、その点を不満に感じている人が多かったという。

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そこで、「シャーボNu」では、シャープメカを軸の真ん中に配置することで、シングルタイプのシャープペンと同様に、頭部からシャープ芯を入れることができるようになっているのだ。

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ちょっと分かりづらいかもしれないが、シャープメカが真ん中にあるのがお分かりになるだろうか。真ん中になったことで、シャープメカが真っ直ぐに繰り出されるため、シャープでの筆記は従来よりもガタツキなどがなく、非常に安定感があるのだ。

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