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【第31回国際文具・紙製品展 ISOT 夏】ISOT会場で見つけた気になる文具たち

既報の通り「第31回国際文具・紙製品展 ISOT 夏」(リードエグジビションジャパン主催)が、2020年9月2日~4日に東京・有明の東京ビッグサイト西展示棟で開催された。各社ブースをまわり、その中から気になった注目文具をいくつかご紹介しよう。

カミオジャパン

2.jpgカミオジャパンは、日本の情緒あふれる色々を優しい素材で表現した「日本の色見本帖」シリーズをメーンで紹介。同シリーズでは、「第29回 日本文具大賞」デザイン部門優秀賞を受賞した「日本の色見本帖シール」をはじめ、付箋、レターセット、マスキングテープなどを展開している。

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コスモテック

12.jpgコスモテックは、書いて消せるウェアラブルメモ「wemo(ウェモ)」の新シリーズ「wemo Stock & Flow」(2020年12月発売)と、「wemo #tag」(2021年3月発売)を出品。

詳細は文とびに掲載した記事の通りだが(記事はこちら)、「wemo Stock & Flow」シリーズはクリアファイルやバインダーをwemoの素材で製作したもの(下写真は手帳やノートの表紙内側に貼り付けて使用する「Seal Type」)。水性ペンで書きこんで消しゴムや水で簡単に消すことができるが、特に消しやすい「フリクションボール」の使用がおすすめとのこと。

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「wemo #tag」は、身近なものにタグ付けできるメモツール(下写真は紐を通して引っ掛けて使用する「-String Type」)。こちらは、油性ペンで書いても消しゴムで消すことができる。

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CRU-CIAL(クルーシャル)

4.jpgクルーシャルは、木のぬくもりが伝わるレーザー加工を施した木素材の「御朱印帳」の新柄と「御朱印帳バンド」を出品。アマビエ柄がかわいい。

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そしてこちらは、ユニークな絵柄の「まぐねこ」。手紙にもなるメモ帳で、デスクに立てておくこともできる。マグロを嬉しそうに頬ずりする猫の表情が何とも味わい深い。

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KAWAGUCHI

24.jpgKAWAGUCHIは、2020年9月24日に発売するアイロン不要の製おなまえラベル「布ペタラベル」と、ビニール素材などのベタつきが出やすい素材にも貼れる樹脂製おなまえラベル「モノペタラベル」(こちらの記事を参照)をアピール。特に「布ペタラベル」は、アイロンを使わなくても布素材に強力に接着ができて耐水性が高い「ゼロヒート™ 接着技術」(特許出願中)を採用しているという。

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GRASSE TOKYO

7.jpgGRASSE TOKYOは、「第29回 日本文具大賞」機能部門優秀賞を受賞した「香の具」を出品。精油と塗料を混ぜ合わせた絵の具で、実際に絵の具に鼻を近づけると、非常に良い香りがして心が癒やされるような気がした。もちろん、この絵の具で描いた絵もちゃんと香りがする。描いて1~2日は香りが持続するという。

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研恒社

9.jpg研恒社は、文具史上初となるリングレス金属クリップ使用のルーズリーフバインダーを用いた新製品「SlideNote(スライドノート)」(2020年12月発売予定)のプロトタイプをお披露目。フレームをスライドするだけで綴じられる独自の機構(特許出願中)を採用し、穴あきの用紙以外もファイリングできる(こちらの記事を参照)。

10.jpgまた、専用オリジナル用紙を、紙やフォーマット(罫線)を個々人のニーズに合わせでオーダーすることができるシステムも展開予定。

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扶桑

15.jpg扶桑は、アイロン不要でこするだけで貼ることができる布用転写シール「irodo(イロド)」を出品。最近は、マスクへのデコレーションアイテムとしても人気となっているようだ。今回は、2020年9月18日に発売する第6弾のラインアップ(こちらの記事を参照)をお披露目。犬・猫やカメラ、スチームパンクや要望の多かった数字やアイコン柄など幅広い柄が登場するという。

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アルテ

17.jpgアルテのブースでは、「飛沫防止パーテーション」や「フェイスガード」をアピール。これらの商品は、今最も旬のアイテムの一つだろう。

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エポックケミカル

19.jpgエポックケミカルは、「フローティングハイライター」のディズニーキャラクターバージョンを紹介。「フローティングハイライター」は、インクの上にシルエット型のキャラクターマスコットが浮かぶユニークな蛍光ペン。昨年のISOTではスヌーピーを紹介していたが、今年は新柄のディズニーキャラバージョンを大きくアピールしていた。

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こちらも新製品の「アンドバーレル」。つなげてカスタマイズできる、ジョイントタイプの蛍光ペンとカラーペンだ。ジョイントタイプのペンはこれまでにも発売されているが、今回はツインタイプのペンも用意しているとこおがミソなのだという。ちなみに、こちらもディズニーキャラバージョン(しかもトレンドのくすみカラー)を用意している。

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アシュフォード

22.jpgアシュフォードは、「第29回 日本文具大賞」デザイン部門優秀賞を受賞した、シンプルで軽量なシステム手帳「デザインリフィルパッド」と、ペンとシステム手帳を一緒に持ち運べる合皮製「リフィルパッドポーチ」を紹介。どちらもシステム手帳としては安価なアイテムだ。ライフログブームで、若い女性を中心にシステム手帳が見直されてきているが、こうした商品を発売することでユーザーの裾野を広げていきたいという。

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グリーンフラッシュ

26.jpgグリーンフラッシュのブースで注目なのは、50周年記念の「ドラえもん」ステーショナリーの数々。『ドラえもん のび太の恐竜』に登場するピー助など、普段はあまり見られないレアな限定デザインを展開している。

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また、こちらのエコバッグは、少し小さめサイズとなっているのがポイント。コンビニなどでちょっと買い物をするときに使いやすいサイズになっているそうだ。

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スガイワールド

29.jpgスガイワールドでは、2020年9月18日に発売する新製品の「モンスターハグ」を紹介。モンスターがテープにハグする形をした新感覚のマスキングテープカッターで、大ヒット商品の動物型マスキングテープカッター「アニマルハグ」の姉妹品。簡易スマホスタンドとしても使用できるそうだ(こちらの記事を参照)。

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