お礼状や添え状など、社会人になると意外と増える“ちょっとした手紙”を書く機会。ファンシーなレターセットもかわいいけれど、さりげなくきちんと感が漂ういいものを使って、上品な大人も気取りたい。

そこで訪れたのが、伝統息づく“大人の街”東京日本橋で200年以上続く和紙舗「榛原」。現在の社長が7代目（！）という老舗店…とはいっても堅苦しい感じはなく、店舗もこんなにモダン（上写真、中央通りに面した東京日本橋タワーの1階部分）。

店内にはカラフルな和紙がずらり。紙好きにはたまらない空間。

今回の目当ての品は「蛇腹便箋レターセット」。蛇腹便箋は便箋の折り目ごとにミシン目が入っていて、書き終わったところで切り取ることができる。手紙の長さを自由に調整できるところが嬉しい。

記者が選んだのは「蛇腹便箋『花あそび』レターセット」。幕末から明治期にかけて販売していた榛原製絵巻紙からとったという、花々の優しい色使いが上品なアイテムだ。店舗新装開店3周年を記念した数量限定パッケージは、なくなり次第、販売を終了するそう。

包装紙もかわいい


華やかな図柄で、幅広いシーンで活躍しそう。

たった1点の購入にも関わらず、オリジナルの包装紙で丁寧に包んでいただいた。細やかな心遣いにふれ、“小粋な大人”への憧れがさらに募る。まずは上品な一筆箋をさらりと使うことから、始めてみよう。