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【ぶんぐるめ】丸善 京都本店のカフェで人気のスイーツ「檸檬」

丸善 京都本店」のB2Fにはカフェ「マルゼンカフェ 京都店」がある。丸善といえば“元祖ハヤシライス”のイメージが強いが、京都店で一番人気なのはここだけでしか食べられないレモンのかたちをしたスイーツだという。文具売り場で『檸檬』文房具を堪能したあとで、『檸檬』のスイーツを味わいたいと思う。

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店内奥には京都らしい障壁画が飾られている。ちなみにこの障壁画は、浄土真宗総本山知恩院の大方丈「仙人図」(狩野尚信筆)の高精細複製だという。静かで落ち着いた雰囲気なので、一人で来て丸善で買った本を読みながらお茶を飲むようなお客も多いそうだ。

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マルゼンカフェは、東京の丸の内店や日本橋店にも出店しているが、「檸檬」のスイーツ(税込700円)がメニューに載っているのは京都店だけ。「このスイーツを目当てに来店されるお客様も多いです」とカフェの山口悟志店長。ガイドブックにも載っているぐらい京都では有名なスイーツのようだ。

さて、「檸檬」のスイーツをいただくことにしよう。レモンのかたちをした淡いレモンイエローのスイーツが目の前に運ばれてきた。とても上品でおしゃれな見た目だ。中には、これをレモンシャーベットと勘違いする人もいるのだとか。ちなみに、表面をレモンチョコレートのスプレーでコーティングしているそうだ。

カフェ4.jpgカフェ5.jpg一緒にいただいたコーヒー(こちらもおいしかった!)と持参の文庫本とスリーショットで。

ビジュアルだけでなく、もちろん味にも大変にこだわって開発したスイーツで、下からレモンゼリー、ヨーグルト風味の生クリーム、そしてスポンジのまわりにレモンのムースというように4層構造になっているという。そして、上から次第に甘味から酸味へと変わっていき、これらの4層を一度に口の中に入れるとちょうどよい甘さになるように作られているとのこと。

では、実食!

なるほど、一度に食べると確かにほどよい甘さだ。試しに、レモンゼリーだけ口に入れてみたがかなり酸っぱい。甘いといっても控え目な甘さで、「甘い物が苦手でも、“このスイーツなら食べられる”という方は多いです」と言う山口店長の言葉にも納得した。

京都へ来たら、ぜひこのスイーツをご賞味下さい。

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中は4層構造

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