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【コレ買いました!】「ボールサインiDプラス」の限定新色"ペンシルブラック"

文具のとびら編集部

サクラクレパスが2020年12月に発売した「ボールサインiD」は、エッジの利いたスタイリッシュなデザインで、ビジネスシーンでも使いやすいゲルインクボールペン。税込220円という価格が信じられないくらいのクオリティを持っていると思います。そして、「ボールサインiD」を語る上で忘れてならないのが、6色あるインク色がどれも黒だということ。ゲルインクボールペンで起こったダーク系インクブームの嚆矢となった1本なのです。

その上位モデルが、2021年10月に発売された「ボールサインiD プラス」です。パッと見、「ボールサインiD」と同じように思うでしょうが、ペンを握った瞬間に、その違いを実感することができるはずです。まず、ペン軸表面の素材が、従来の「ボールサインiD」とは異なり、サラッとした感触がありながらも、とても手によくなじんで、グリップ力も向上しています。そして、ペン先が金属製になったことで、低重心でより安定した書き心地が得られます。価格は1本税込385円と、従来品より2倍近い値段になっていますが、この価格でこのクオリティというのは破格な感じがします。

そして、2022年12月に数量限定モデルが発売されました。従来品は、軸色がシルバー(ボール径0.4㎜)とブラック(同径0.5㎜)の2つですが、今回は白いボディ(ボール径はすべて0.5㎜)のみをラインアップしています。

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ダークカラーのインクを搭載したアダルトなイメージのペンなので、白いボディが新鮮に感じられます。使い込んだら手垢で汚れてしまうのでは? という心配はありますが、手にしているだけで心が洗われるような気持ちにさせてくれます。

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先ほど、「ボールサインiD」は6色の黒インク(ピュアブラック・ナイトブラック・モカブラック・フォレストブラック・カシスブラック・ミステリアスブラック)をラインアップしていると書きましたが、実は「ボールサイン iD プラス」はそのうちの3色のみ(ピュアブラック・ナイトブラック・フォレストブラック)の展開となっているのです。そこがちょっと残念だなと思っていたのですが、今回の限定商品では6色すべてラインアップしているではありませんか。しかも、限定色ですが「ペンシルブラック」という新色も加わり、全7色となっているのです。

というわけで、気になるペンシルブラックを購入しました。
「ペンシルブラック=グレーブラック」ということで、程よいブラック感が素敵な色味になっています。なかなかいいですね!

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ピュアブラック、そして“ペンシルブラック”ということで鉛筆(ハイユニの2B)と色味を比較してみました。写真左からピュアブラック、ペンシルブラック、2B鉛筆の筆跡になります。こうして並べてみると、ピュアブラックと2B鉛筆のちょうど中間の色味だというのが分かりますね。

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グレーブラックに加えもう1本、従来の「ボールサインiDプラス」ではラインアップされていなかった「ミステリアスブラック」も購入しました。紫系のブラックで、きだてたくさんが「月刊ブング・ジャム」で、“暗くエロい色”と言っていましたが、確かに官能的な匂いのする色味ですよね。リフィルは、無印「ボールサインiD」と共通なので、今回の限定ボディを買っておけば、使い続けることができますよ。

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グレーブラックは、今回限りの限定色で、リフィルのみでの販売もないとのこと。「黒とはひと味違った色を使いたい」という人には刺さるインク色だと思うので、できれば定番化してほしいなと願っています。

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