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【店員さんに聞いてみよう】形・粘着力・素材別!ふせんの使い方

文具のとびら編集部

事務用品の代表格のひとつ、ふせん。貼ってはがせるその機能性によって、仕事や勉強、ワークショップ、家庭でのメモなど、数多くのシーンで利用されているのを目にする。

ただ、一口に「ふせん」と言ってもサイズや形、素材もさまざま。使うシーンによって適した種類のふせんを使うことができれば、きっと日常生活に大いに役立つのでは。
今回編集部員がおじゃましたのは、常時約400種類ものふせんを取り扱っている銀座ロフト! 代表的な種類と適した使い方を教えてもらった。

教えて!店員さん


金子さん.jpg
お話ししてくださったのは、銀座ロフトのチーフ金子友大さん。日頃はノートとダイアリーを担当し、ふせん売り場も管理しているそう。9年前にロフトに入社して以来ずっと文具売り場でご活躍中。
売り場でのモットーは「お客様が求めているものを、数ある中から選んでいただけるようにご紹介していきたいです!」。

ふせんの種類~形&粘着力&素材~

① 【形&大きさ別】

1大きさ別.jpg短冊の形の「ココフセン」(カンミ堂)、ノートタイプの「ポスト・イット ノート」(スリーエム)

「一番基本的なのは、ノートタイプと呼ばれる正方形サイズのものですね。伝言やToDo、勉強用途に使うのに適していると思います。
あとは、自分の考えをまとめてスクラップブッキングのような感じで使うのも良いですよ。1枚ずつアイデアを書き出して、別の場所に貼り直せば、思考の整理にも役立ちます」。

形別の例.jpg

「短冊の形のも主流です。こちらは書き込めるスペースが広くない分、かさばらず持ち運びに適しているので、インデックスやしおりなどとして使うのが良いと思います。短冊型のフィルム素材のものなら、折れ目が目立たないのとデザイン性が高いものが多いので、ノートやダイアリーのカスタマイズにも使われています」。

② 【粘着力別】

「もちろん、貼ってはがせるのがふせんの強みですが、場合によっては、はがれてほしくないものもあると思います。ふせんで一番知られている、上部分だけにのりが付いた種類以外に、はがれにくい強力なのりの『強粘着』、全面にのりがついた『全粘着』などもあります」。

強粘着.jpg一般的な「ポスト・イット ノート」と「ポスト・イット ノート 強粘着」(いずれもスリーエム)

「『強粘着』はスリーエムというメーカーから出ていて、簡単にはがれてほしくないものや、長く残しておきたいメッセージなどを貼るときに便利です。
一方『全粘着』は裏面全体にのりが付いているので、一般的なふせんと違ってめくれにくく、机やPCに貼ってToDoや伝言を目立たせておくことができます」。

メモっクロール.jpg
全粘着タイプでテープのように使えるヤマトの「メモックロール」(写真左)、
写真右は透ける素材のカンミ堂「フセンマーカー」

メモっクロールー例.jpg「メモックロール」の使用一例

「さらにこの全粘着タイプでは、カンミ堂の『フセンマーカー』のように透ける素材のものもあります。ノートの追記やまとめにも役立ちますし、テキストの上に貼ってマーカーのように使える一方、貼ってはがせるのもポイントです」。

③ 【素材別】
「素材別でみると、紙でできたものが主流です。紙製はノートやメモのように気軽に使うことができる一方、折れたり、摩擦でボロボロになってしまったりすることがあります。

フィルムタイプでは、折れや摩擦に強く、下の文字が透けるといったメリットもあります。ノートなどからはみ出したまま貼れるので、インデックス用途として多く使われます。しかし、ペンによってはインクをはじいてしまうので書けない場合があります」。

3素材別.jpg(左から)一般的な紙製「ポスト・イット ノート」(スリーエム)
透ける素材の「透けるふせん」(ミドリ)、フィルムタイプの「フィルムインデックス」(クラスタージャパン)

「そこで、最近僕が個人的に注目しているのは、『トレーシング素材』です。いわゆる『トレーシングペーパー』と呼ばれる、ほんのり透ける素材の紙を使用したものが多いです。
メモのサイズが多く、絵柄があしらわれたおしゃれなものが多く販売されています。フィルム素材に比べて多くの筆記具で書くことができますよ」。

店員さんのおすすめ

・サンスター文具「Miorin Study Time」付箋セット

おすすめーみおりんステッキーノート.jpg「サンスター文具から出ている『Miorin Study Time 付箋セット』は、”東大卒女子・勉強法デザイナー”こと、みおりんさんがプロデュースしたふせんのセットです。
メモやまとめの用途、目立たせる用途などたくさんの種類のふせんがひとつになっていて、ノート作りやテスト勉強に役立ちます。カラフルでSNS映えにもなるアイテムです」


・カンミ堂「リトロ」

おすすめーリトロ.jpg
「もうひとつは、カンミ堂の『リトロ』。テープのように引き出すタイプのふせんで、好きな長さでカットできるのが一番の特徴です。
ふせん自体はフィルム素材の全粘着タイプです。ToDoを書き出すのにひとつずつ切り取ってもいいですし、長く引き出してノートタイプのようにも使えます。使い終わっても詰め替えができますし、いろんな柄がでているのでデコレーション用途にもおすすめです。筒状でコンパクトなのでペンケースに入れて持ち運べます」。

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