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【ブング・ジャムが選んだレジェンド文具】「ブング・ジャム的Bun2大賞」ベスト10文具が決定!

文具のとびら編集部

弊社発行の文具のフリーマガジン「Bun2(ブンツウ)」は2022年2月1日に最新号を発刊したが、2004年の創刊以来ちょうど通巻100号を迎えたことから、それを記念して「ブング・ジャムの文具放談 特別編」を掲載している。同企画は、ブング・ジャムの3人が歴代の「Bun2大賞」ベスト文具の中からレジェンド文具ベスト10を選んで発表しているが、そのベスト10文具は以下の通り。

(歴代Bun2大賞ベスト文具はこちら

ブング・ジャムが選んだレジェンド文具ベスト10(50音順)

カクノ



ジュニア世代に向けた「マイ・ファースト万年筆」で、三点支持が自然と正しくできる三角形のグリップや、正しい向きを示すペン先の“えがおのマーク”などを採用。1本1,100円(税込)という手頃な価格ながら、書き味は抜群。(パイロットコーポレーション)
*2014年Bun2大賞1位

「安価で完成度の高い万年筆というジャンルを再提案し、万年筆の普及に貢献。その後の万年筆やインクブームへつながるキッカケをつくった」(高畑さん)

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クルトガ


文字を書くたびに、芯が回ってトガり続けるシャープペンシル。芯を紙に押しつけて離すと、中ギアが回転。文字を書くたびに芯が少しずつ回って均一に摩耗するので、芯が片べりせず文字が太くならない。(三菱鉛筆)
*2008年Bun2大賞2位

「高機能シャープペンシルという新ジャンルを拓き、学生のシャープペンシルに対する意識を確実に押し上げた。またその後のシャープペンシル開発に与えた影響が極めて大きい」(高畑さん)

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ココサス


先端を切り離して目印として使えるふせん。カタログや雑誌、辞書などでふせんを貼ったページのどこに大事な情報があるのかひと目で分かる(写真は発売当時のものです)。(ビバリー)
*2014年Bun2大賞3位

「ふせんに切り取り線を入れるだけで、完全に別次元の使いやすさになるアイデアがすごい。機能性ふせんの元祖としても評価したい」(きだてさん)

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ジェットストリーム



今までの油性ボールペンにはなかった、なめらかな書き味を実現した新開発の低粘度油性インクを使用。摩擦係数が従来品の約半分というなめらかな書き味で、濃く書けて、にじみにくい。(三菱鉛筆)
*2008年Bun2大賞3位

「低粘度油性ボールペンという新ジャンルを拓き、ボールペンの書き心地には、明らかな差異が存在することを一般に認知させ、いまもなおトップランナー」(高畑さん)

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ソフトリングノート


独自開発の柔らかい樹脂製リング「やわらかリング」を採用しており、「リングが手に当たって書きにくい」というリングノート最大の弱点を解決した。左ページにもリングを気にせず書き込める。(コクヨ)
*2015年Bun2大賞4位

「リングは硬いもの、という当然すぎる概念を覆した発明。使い勝手に悪影響がないまま、リングに手が乗り上げる不快感は解消できるのが素晴らしい。ある意味リングノートの完成形かも」(きだて)

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バイモ11フラット


新開発の11号針を使用し、従来は中型ホッチキスでなければ綴じることができなかった40枚までの厚い書類を、手のひらサイズながら片手で軽く綴じられる、画期的な新世代ホッチキス。「日本文具大賞」機能部門優秀賞。(マックス)
*2009年Bun2大賞3位

「11号針という新規格でハンディ40枚綴じに挑戦し、それが一般に受け入れられたこと。もう10号針が華奢に見えてしまって戻れない。もっとも使っているホッチキス」(他故さん)

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フィットカットカーブ


根元から刃先まで切断に最適な刃の開き角度(約30度)を常に保つゆるやかなカーブを持った新開発の “ベルヌーイカーブ刃” を採用。刃の角度が常に一定なので、刃の根元から刃先まで切る物をしっかりキャッチし、硬い物から軟らかい物まで、滑らかな切れ味を実現。(プラス)
*2012年Bun2大賞3位

「ハサミに数学的な設計を採り入れ、体感できるほど切れ味が向上することを証明。その後の商品開発に与えた影響も大きかったが、結局一人勝ちで、ジャンルを形成した」(高畑さん)

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フリクションボールノック


こするとインキが透明になるフリクションインキを採用した人気のゲルインキボールペン「フリクションボール」に、待望のノック式が登場。頭部に専用ラバーを付け、ノックはクリップで行うスライドノック式を採用。インキ色は全10色。(パイロットコーポレーション)
*2011年Bun2大賞3位

「ノック化することでついに完成となった、完全実用の“消せるボールペン”。もちろん賛否はあろうが、ペン字が消せることを歓迎したユーザーは多かったはず」(きだてさん)

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ブレン


①ペン先のブレを防ぐ②筆記のブレを防ぐ③ペン内部のブレを防ぐという3つのブレを防止する新機構「ブレンシステム」を搭載したブレないボールペン。インクは濃くなめらかなエマルジョンインクを採用。また、佐藤オオキ氏率いるデザインオフィスnendoと協業し、ストレスフリーな書き心地をボディデザインで表現している。(ゼブラ)
*2019年Bun2大賞1位

「ブレないというジェットストリーム以来の新しい価値を提案したところも重要だが、それ以上に、日本市場では難しいと言われていたシンプルでフラットでマットなデザインが売れることを証明した」(高畑さん)

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ペンカット


ペンタイプなので、ペンケースなどにコンパクトに収納・携帯できるハサミ。刃による傷付きを防ぐクリップ付きキャップも採用。さらに、左右両利き手で使える構造になっているのも特徴。(レイメイ藤井)
*2010年Bun2大賞2位

「今やはさみの1ジャンルとして完全に定着したペン型はさみの元祖。はさみを常時携帯することの便利さを広く知らしめた功績は大きいのではないか」(きだてさん)

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「ブング・ジャムの文具放談 特別編」完全版をnoteで有料公開

『ブング・ジャムの文具放談 特別編・完全収録版~「ブング・ジャム的Bun2大賞」ベスト文具を決定!~』〈前編・後編〉を、本日2022年2月8日から、コンテンツプラットフォームnoteで公開しました。記事は有料で1記事200円です。

前編」では、Bun2に掲載できなかったブング・ジャム3人の個人ベスト10を発表。「後編」では、レジェンド文具10点について語った鼎談をノーカットで収録しています。文具ファン必見の内容となっていますので、ぜひご覧下さい!

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