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【コレ買いました!】手に取って思わずウットリ! 超個性的ボディのボールペン「サクラクラフトラボ 005」

サクラクレパスは、ゲルインクボールペン「サクラクラフトラボ005」を2020年11月に発売した。同社のデザイン系ボールペン「サクラクラフトラボ」シリーズの最新アイテムだ。

これまでの同シリーズのボールペンは、真鍮などの金属感を全面に出したものが多かったが、今回は樹脂製のボディで、同シリーズの中で異色の存在になっている。筆者は真鍮ボディの「001」を愛用しているが、この「005」も樹脂ボディながら高級感が感じられるデザインだ。税抜3,200円と高額だが、その価格に相応しい逸品だと感じ、思い切って購入した。

「005」は、頭部がサクラマークになっている超個性的なデザインが特徴。ボディの表面はサラッとした感触だが、グリップ部にスリットが入っているので、握ったときのフィット感はとても良い。また、回転繰り出し式だが、軸の中央にある回転部分があまり目立たないようになっているので、先端から頭部まで一体感があるのもポイントだ。樹脂ボディなのにそれなりの重量感を感じるのは、先軸に真鍮製の重りを搭載しているからだという。

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ちなみに、ボディデザインだけでなく、サクラマークの頭部だけがぴょこっと飛び出ている紙製パッケージもなかなかしゃれている。

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軸色のカラーバリエーションは全部で8色あるが、搭載しているインクはすべてセピアブラック(別売でブルーブラック、ブラックも用意)。黒ではないインクのみを標準装備しているボールペンは珍しいが、このセピアブラックは上品で落ち着きがあり、なかなかいい色で気に入った。最近のサクラクレパスは、2020年1月に発売した3色ボールペン「ボールサイン レディア」では従来の黒・赤・青とはひと味違う色のインクを採用し、また同12月に発売した「ボールサインiD(アイディー)」では黒系のインク色ばかり6色を展開しているが、「ありきたりのインクの色は絶対に使わないぞ」という強い意志を感じる。

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クリップは標準装備されていないが、別売でシルバーとコッパーの2色の金属クリップを用意している。このペンを持ち歩きたいという人にはクリップがおすすめだが、クリップを付けると、折角のボディデザインが損なわれるのではないかと思ったのでクリップは購入しなかった。なので、持ち歩きはせずに机上用ペンとして使用することにした。

もっとも、クリップがないとペンは転がりやすいので、シリコン製のペン立て「ぺんコッコ」をデスクの上に貼り、そこに「005」を挿している。コロンとしたかわいいフォルムの「ぺんコッコ」と、この「005」の組み合わせは、意外と似合っていると思うのだが、いかがだろうか?

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