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【連載】月刊ブング・ジャム Vol.40 最新個性派ノートがずらり!(その1)

本サイト編集長の文具王・高畑正幸さん、イロモノ文具コレクター・きだてたくさん、ブンボーグA・他故壁氏さんの3人による文具トークライブユニット「ブング・ジャム」が、気になる最新文房具を独自の視点から切り込んでいく「月刊ブング・ジャム」。今回は、最新の個性派ノートについて熱い議論を繰り広げました。

第1回目はデルフォニックスの「ロルバーン フレキシブル」です。

(写真右からきだてさん、他故さん、高畑編集長)

カスタマイズできる「ロルバーン」

ロルバーン.jpgロルバーン フレキシブル」(デルフォニックス) ページが入れ替えられる「ロルバーン」。リング穴にスリットが入っているので、簡単にリフィルの付け外しが可能。リングは上下それぞれ4つのみなので、着脱もスムーズでストレスフリーな使い心地。リフィルは、基本の方眼に加えて4分割、罫線、ミーティング、TO DOと5つのタイプをラインアップ。アクセサリーは、クリアポケットのほか、下敷きやインデックスシート、スライダーケースから選ぶことができ、ノートを自由にカスタマイズできる。カバー本体、方眼リフィル40枚、クリアポケット1枚がセットになったスターターキット「ロルバーン フレキシブル カバー」は、Lサイズが税抜2,300円、A5サイズが同2,700円。リフィルはLサイズが税抜520円~580円、A5サイズが同600円~700円。また、使い終わったページを一時保管しておける「ストックファイル」(Lサイズ税抜1,800円、A5サイズ同2,000円)も用意している。

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――本日のテーマはノートです。今年発売された、注目のノートについて取り上げたいと思います。まずは、「ロルバーン フレキシブル」です。

【きだて】差し替えできる「ロルバーン」ね。

【他故】僕も持っていて、すごく楽しく使ってますよ。

【高畑】「ロルバーン」のあの紙と罫線が好きという人がいるじゃん。

【きだて】いるよね。この黄色い紙がいいという人。

【高畑】「ロルバーン」は、他のノートと比べて、明らかに異質なというか、「ロルバーン」という世界を作っているじゃないですか。お店の人にも聞いたけど、外せないジャンルなんだよね。「フリクションは絶対に要る」というのと同じで、ノートというジャンルの中で、「ロルバーン」は外してはいけないものになってる。

【きだて】そうだね。ノートを買いに来るんじゃなくて、「ロルバーン」を買いに来る人がいるわけでしょ。

【高畑】それも、かなりの人数ね。だから、「ロルバーン」は必須アイテムなんだよね。

【他故】その中で、紙が外せるというのが、便利なのかどうかというところだよ。

【きだて】実際、ノートのページを編集できるのは、どう考えても便利は便利なんだよ。

【他故】そう、便利だと思うよ。

【きだて】う~ん、「ロルバーン」のダブルリングの雰囲気を壊しているわけでもないし…。

【高畑】特に、ブルーの表紙とかいい色でできていると思うので。まあ、“ルーズリーフ的なものに興味があるんだけど、「ロルバーン」の紙じゃないとダメなので、「ロルバーン」で差し替えできるものを待っていた”というような人は、居そうな気がするけどね。それで今回は、差し替えできるのにプラスして、いくつか新しい機能があるじゃない。ポケット増やせるとか。

【他故】ああ、そうね。

【高畑】あと仕切りを付けられたりとか、ToDoリストを「今日」のところにはさめるとか、そういうギミックが足せるというのは、ちょっと面白いところではあるね。

【他故】そうだね。それは分かるね。

【きだて】そうなんだけど…、さっきから俺の歯切れが悪いのは、こういう切れ込みの入った紙があんまり好きくないというのがあるので。

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【高畑】はいはい、なるほどね。

【きだて】すごい雑な人間なので、こういうのをザクッとやっちゃって、切れ込み入ったカドのところを…。

【他故】ああ、めにょりとね。

【きだて】めにょりとめくれちゃったりとか。雑なくせに、そういうのがあると、その途端に気持ち悪くなるという。

【高畑】雑なのに繊細。

【きだて】そう。

【高畑】それは分かりますよ(笑)。

【きだて】生きづらいタイプの人間なので、めにょりとなったページは外して捨てるくらいの繊細さなわけですよ。

【高畑】今回は、全編きだてさんの繊細さに向きあう回だと思っているので(笑)。

(一同爆笑)

【きだて】それじゃ、カウンセリングじゃねえかよ(笑)。

【高畑】まあでも、品のいい、繊細なデザインに仕上がっているから、やっぱりそこが気になる人もいると思うんだよね。このデザインは、雑な人が使うようなノートじゃないじゃん。

【他故】これはね。

【高畑】だからきだてさんみたいに、T字になっている一つがグニャってなっちゃって、開けるときにひっかかるようになると、すごく嫌な気分になるというのは分かる。

【きだて】ページをペラペラっとめくっているときに、そこだけカリッと引っかかったりするじゃない。

【高畑】ページ入れ替えようかなと思ったときに、一遍に10ページぐらい外すのは難しいんだよね。

【きだて】まあね。

【高畑】1枚ずつそーっとはがすと、ちゃんとペリペリペリって外れるんだけど、これが雑に「まとめてやっちゃえ」ってなると、曲がったり、ちぎれたりしそうになるので。ルーズリーフみたいにパカッと開くわけじゃないから。

【きだて】その辺が気になるので、「う~ん、そうか」と戸惑いになっちゃうんだけど、実際に使っている他故さんはどうさ?

【他故】ガバッと外すシーンにまだ出会ってないというのもあるけど、俺は割と慎重に付けたり外したりできるんだなっていうのが、今の話を聞いてすごくよく分かった。

【きだて】そうだろうよ(苦笑)。

【他故】だから、そんなに気にならない。

【高畑】対極な気がする。それで、細かいところに対してはきだてさんより許容値が広いんだよ。

【きだて】そうなんだよね。

【高畑】だから、結構真逆なんだよね(笑)。

【他故】僕も、もちろん「ロルバーン」の紙は好きなんだけど、今までは例えば旅に行って何か貼るとか、そういう太らせるタイプのノートというか、手帳っぽい使い方をしていたんですわ、どっちかというと。日常使いで「ロルバーン」を使ったことがなかったので、これ自体は割と楽しく使っているのね。この大きさ(Lサイズ)が「ロルバーン」のいちばん一般的なサイズで、持ち運びにとてもいいんだけど、普段書いているA5とかの紙に比べると、ちょっと小っちゃい。だから、ダーッと書いていって足りなくなったときに、机に広い面があれば、はがして何枚も置いておいて俯瞰できるという使い方ができるようになったので、「ロルバーンでこれができるんだ。めっちゃ便利」とは思っている。

【高畑】うん。

【他故】でも、「ロルバーン」を使っている人が、そういう使い方をしているのかは知らんので、僕が便利と思っていることが刺さるかどうか分かんないんですけど、僕は基本的に裏面は使わないんですよ。ちょと贅沢な使い方をしているので。

【高畑】これは、元々の「ロルバーン」のリング良さである、完全に裏に回すという使い方があんまり向いてないんだよね。

【きだて】そもそも、そこがリングノートの大きな利点なわけで。

【他故】これは、残念ながらそういう使い方はできない。

――背表紙が付いてますからね。

【高畑】そう、背中がくっついているから。

――一応、180°行きますけどね。

【他故】回るは回るけど。

【きだて】ペタンとはならない。

【高畑】いいところはあるし、「いやでもちょっと」というところもあるし。

【他故】このノートを留めるゴムが、机の上に置くとブワブワしちゃうというのもあるんですけどね。

【高畑】逆に、そこまで気になるんだったら、ページ外して入れるという手もあるけど。まあ、独特の紙質の良さというのが「ロルバーン」にはあるので。あと、新しいノートとして見たときには、これはこれで存在するのかな。それと、今回に限り、「ロルバーン」にはない横罫があったりするんだよ。

【他故】バリエーションがあるんだよね。

【高畑】あれはどうなんだろうね。

【他故】どうなんだろうね。間にちょっとはさむと便利、というイメージなのかね。

【高畑】あと、青い紙のやつがあるじゃん。ああいうのを作ってきたのは面白いなと思う。

【きだて】結局のところ、「ロルバーン」はシステム手帳になりたいのかね?

【他故】どうなんだろうね。

【きだて】その辺、どこに進みたいのかがハッキリ見えてこないのがちょっとモヤモヤするんだよね。

――リフィルのサンプルも借りましたよ。

【高畑】方眼で上に横罫が入っているのがあって、それが案外便利そうなんだよね。

【きだて】議事録用とか、アイデアメモ的なものに使えそうな気がする。

【他故】カジュアル過ぎない、ちょっとビジネス寄りでも使えそうなイメージがある。

【高畑】それはあるね。

【他故】システム手帳的な部分も含めて、こういうのをビジネスで使うと便利だよねっていう。

【高畑】「ロルバーン」ファンをつかんだまま行きたいのかな、という気はするけど。あと、ダブルリングにはこだわりたかったんじゃない。

【きだて】そうれはもう、「ロルバーン」の世界観だから。それをこういうかたちで再現したのは、普通に偉いと思うよ。

【高畑】JIS規格のピッチなのにダブルリングという独自路線をいくというね。

――普通の「ロルバーン」と違って、リングがセパレートタイプになっているじゃないですか。

【きだて】ああ、真ん中のリングがないね。

【高畑】確かに、それはそうだね。

――何で、そのかたちになったんですかね。

【他故】これは、全部外していたら面倒くさいからじゃないですか。

――やっぱり、そういうことですか。

【高畑】「ロルバーン」は、自社内でああいう開閉できる金具を作る部分を今まで持ってないわけじゃない。今のこの状態だったら、リングバインドに関しては同じ機械で留められるじゃん。だから、留め具に関する新たな設備を作らずに、今のものをアップグレードできるわけじゃん。付け外しできる方向に。そういう意味で、自分のところにあるもので機能アップを図っていくというのは、元々ルーズリーフを作ってないからね。

【他故】そうだね。

【高畑】その便利さと、付け外しがちょっと面倒というのと、いろんなのものの兼ね合いではあるよね。あと、案外お値段もしっかりとするので。

【他故】するね。

【きだて】これ、いくらぐらいするの?

――Lサイズが税抜2,300円で、A5サイズが税抜2,700円ですね。

【高畑】それでリーフもまとめて買うと、4,000円~5,000円いくんだよね。

――だから、ちょっとしたシステム手帳ですよ。

【高畑】そのぐらいはするんだよね。安いノートではないから。

【きだて】でも、「ロルバーン」のスタイルが好きな人は、それぐらいは払うんでしょ。

――一生モノみたいな感じで使うんだったら、それでいいかも。とっかえひっかえ、いろんなカラーバリエーションの「ロルバーン」を使いたいという人はともかく。

【他故】仕事の「ロルバーン」と、プライベートの「ロルバーン」を分けるという意味で、はっきりしているんじゃないですかね。

――ああ、プライベートはカジュアルな表紙の「ロルバーン」にして。

【他故】そうそう。派手でカッコいいとか、かわいいというやつを会社の机に上にバーンと置いておくわけにいかないという雰囲気があったりすると、「ロルバーン フレキシブル」の方がいいんじゃないですか。

――取材メモには、こういう差し替えできるものがいいんでしょうね。

【高畑】書いたメモを、「ここは要らない」という感じで整理できたらいいけどね。気になるのは、外したリーフがバラバラになっちゃうから、保存用のファイルがあるんだけど、それもピッチが特殊だから、一般用の安いやつが使えないんだよ。全てが専用のシステムになっているから、結構割高なシステムになっちゃうところが気になるけど。

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リフィル保存用の「ストックファイル」(下)と各種リフィル


【他故】まあね。そこは、ファンなら出すだろうという価格になっている気はするんだけどね。

【高畑】ノートをいっぱい書いて入れ替えるということを考えたら、「ロルバーン」の気楽さに比べると、大分違っているような。

【他故】やっぱり、システム手帳の世界なんだろうな。そのファイルを見たときに、「プロッター」をちょっと思い出したんだけど。

【きだて】ああ、分かる。

【他故】そっちの世界観で、大人が使うシステム的なものというイメージがあるのかな。

【きだて】本当にもう世界観の話なので、他のシステムの流用とかを一切念頭に置いてないし、使う人間も元からそういうアタマはないと思うんだよ。

【高畑】穴が特殊だから、市販のパンチで開けられないじゃない。完全にこの紙を使うしかないので。

【他故】それしかないんだよ。

【高畑】そういう意味でいくと、もうちょっとリフィルの種類なりでどう攻めるのか見せてほしい。

【他故】ここから先、増える気配でもあれば面白いんだけどな。

【高畑】今出ているラインアップが、どこを狙っているのか、ちょっと分かりにくい。

【他故】分かりにくいね。

【高畑】元の「ロルバーン」が分かりやす過ぎたから、それに比べたらちょっと。

――日付入りのダイアリーとか出すのかな?

【高畑】そういう話ですよ。例えば、そういうのが出てくると、日付入りのダイアリーにノートをはさんだり、ToDo入れたりできるから。

【他故】9月、10月あたりでラインアップとして出てきたら、すごいと思いますけど。

【きだて】そうなると、システム手帳じゃんっていう(苦笑)。

【他故】まあ、結局はそっちでしょ。

【高畑】「ロルバーン」でやるシステム手帳だよ。

【きだて】そういうことなんだろうと思うけど。

【他故】やっぱり、「ロルバーンだから」なんじゃない。

【きだて】まあ、そういうことなんだろうな。

【他故】この「ロルバーン」の紙が、システムのかたちをしていなくて、例えば「A5で6個穴があいている紙が出ましたよ」というのは絶対に作らないんだから。

【高畑】確かにそれを作ったら、「ロルバーン」な感じがしないものね。

【他故】そうそう。

【高畑】「ロルバーン」らしさが、ダブルリングなんだろうな。

【他故】このかたちじゃないと、出てこなかったモノなんだよ。でも、システム手帳的で、仕事でも使えますよという方向も見たい。

【高畑】でも、ノートの裾野が広がってきたら、差し替えしたいという人が一定数出てくるというのは、間違いないんだよね。

【きだて】それはもう、そっちの方が便利だからという話だし。

【高畑】他のノートでは、差し替えができなくはないけど、残念ながら「ロルバーン」はピッチが違うから、それもできないんだよ。だから、自社で作るしかないんだよね。「ロルバーン」が作ってくれなかったら、改造は相当に難しい。

【他故】「ロルバーン」がやらなかったら、誰がやるんだっていう(笑)。

【きだて】しかも、「ロルバーン」ファンはこれ以外の紙を使いたくないだろうから、他の紙を綴じるためのパンチは要らないじゃん。

【他故】要らない。

【きだて】結局、「ロルバーン」が何かを出し続けないといけないわけで。

【他故】この紙で書き続けたい人たちなんだから。

【きだて】でもね、「ロルバーン」の紙は割と俺も好きなんだよ。すごいコシがあって、シャキッとした感じで。手で触っているだけでも結構いいし。

【高畑】あとね、罫線の色も絶妙にいいと思う。ドットでできている罫線が、いいところにきているんだよね。

【他故】ジャマにならないしね。こんだけ紙が分厚いと、どんな万年筆で書いても、ほぼ抜けないし。

【きだて】あとね、この紙で折り紙を折ると、エッジがすごいシャキッとしたのが折れるよ。

【他故】お~いいね(笑)。

【きだて】多分、ファンはそういう使い方を望んでいないと思うけど、「ロルバーン」の紙でたまに折り紙を折るの好き(笑)。

――じゃあ、このリフィルだけ買って折り紙をするとか(笑)。

【きだて】怒られるわ(笑)。

【高畑】いつでも折り紙が取り出せるじゃん(笑)。

【きだて】本当にね、「ロルバーン」の紙で手裏剣を折ったら、超刺さるよ。

(一同爆笑)

【きだて】本当に、「ロルバーン」ファンに怒られるわ(笑)。

――とりあえず、「ロルバーン」の紙は本当にいいということで(笑)。

【高畑】やっぱり、その紙を使いたいというのと、元々の「ロルバーン」がダブルリングだし、ピッチも違うし、サイズも特殊だしで、何一つとっても互換性がないから、ここから多機能化しようと思ったら、これしか方法がないんだね。

【きだて】まあ、そういうことだろうし。

【高畑】これでバイブルサイズにして、6穴の穴を開けたら、「ロルバーン」じゃなくなるよ。

【きだて】少なくとも、このダブルリングがない「ロルバーン」は認められないだろう。

【他故】高級化するとしても、これに皮革カバーのものが出ても、やっぱりダブルリングなんだろうね。

【きだて】まあそうだよ。それは間違いのないところじゃん。

【高畑】「ツイストノート」のリングピッチとも違うし、ルーズリーフバインダーだとリングがデカすぎてはまらないし。

【きだて】JISピッチだけど、ルーズリーフバインダーは使えず、1/3インチピッチは使えずで、何かね本当に縛りがキツイ(笑)。

【高畑】本当に、全部特殊サイズなんだね。そう考えると、すごいね。まあ、これは自社でやってもらうしかないし、特殊な綴じ方だけど、他の紙と互換性がないんだから、これを使うために作りましたよということなんで。

【他故】孤高の存在だ(笑)。

【きだて】システム手帳を目指すんだったら、これに地下鉄の路線図を刷ったやつを作ってくれないかな(笑)。

【他故】いよいよ「プロッター」じゃんか(笑)。

【高畑】世界地図とか、時差の変更線とか。

【きだて】円・ドルの換算表とかな、そういうの(笑)。

【他故】今だったら、昭和・平成・令和換算表とかね。

【きだて】だから、そういうのを「ロルバーン」で出してほしい。世界観に合わねえな(苦笑)。

【高畑】やっぱり、カッコいいんだよな。

【他故】カッコよくて書きやすいので、そりゃ人気があるわという話ですわ。

【高畑】俺的には、ポケット増やせるんだというところがいいかな。

【きだて】そこかよ。

【高畑】でもね、「ロルバーンはポケットが付いているから好き」という人は結構いるよ。

【きだて】まあまあ、そうだろうな。

【他故】最後にポケットが付いているから「ロルバーン」だっていうことだね。

――何気に便利だったりしますからね。

【高畑】そういう意味では、元の「ロルバーン」の完成度が異様に高いというのはあるよ。

【きだて】それはそう。

【高畑】1冊買ったときに、過不足なく揃っている感じが。だからこそ、展開が難しいんだよ。

【きだて】多分、最初にリングノートで「ロルバーン」を買っちゃった人って、ずっと「ロルバーン」という人なんだろうなという気はしているのね。

【他故】そうだろうね。大きさをいくつか試しても、結局は「ロルバーン」なんだろうね。

――方眼でリングでこのサイズは、「ロルバーン」ぐらいしかないですから。

【高畑】今度は、「ロルバーン」で一番小さいメモが差し替えができるのがいいかもしれないね。

【他故】メモで書いたものをこっちで挟めるようにするとかね。だから、それ「プロッター」じゃんか(笑)。

【高畑】それを、独自ピッチ、独自リングでやりたかったんだよ。

*次回は「ソフティツイストノート」です。

プロフィール

きだて たく
小学生の時に「学校に持っていっても怒られないおもちゃ」を求めて、遊べる文房具・珍妙なギミックの付いた文房具に行き当たる。以降、とにかく馬鹿馬鹿しいモノばかり探し続けているうちに集まった文房具を「色物文具=イロブン」と称してサイトで公開。世界一のイロブンコレクターとして文房具のダメさ加減をも愛する楽しみ方を布教している。著書に『イロブン 色物文具マニアックス』(ロコモーションパブリッシング)、『愛しの駄文具』(飛鳥新社)など。
色物文具専門サイト【イロブン】http://www.irobun.com/

他故 壁氏(たこ かべうじ)
文房具トークユニット〈ブング・ジャム〉のツッコミ担当。文房具マニアではあるが蒐集家ではないので、博物館を作るほどの文房具は持ち合わせていない。好きなジャンルは筆記具全般、5×3カードとA5サイズノート。二児の父親。使わない文房具を子供たちに譲るのが得意。

たこぶろぐhttp://powertac.blog.shinobi.jp/


*このほか、ブング・ジャム名義による著書として『筆箱採集帳 増補・新装版』(廣済堂出版)と、古川耕さんとの共著『この10年でいちばん重要な文房具はこれだ決定会議』(スモール出版)がある。

「ブング・ジャムの文具放談・完全収録版~2019年Bun2大賞を斬る!~」をnoteで有料公開中!!

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