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【連載】月刊ブング・ジャム Vol.23 その1

ブング・ジャムの2019年初文具はコレ!

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左からきだてさん、高畑編集長、他故さん
本サイト編集長の文具王・高畑正幸さん、イロモノ文具コレクター・きだてたくさん、ブンボーグA・他故壁氏さんの3人による文具トークライブユニット「ブング・ジャム」が、気になる最新文房具を独自の視点から切り込んでいく「月刊ブング・ジャム」。Vol.23では、ブング・ジャムの3人が今年初めて買った文房具を3日連続で紹介します。

至高のペン回しボールペン

ペン回し.jpg「Gyro(ジャイロ)」(湯本電機)

――今回は、みなさんが2019年最初に手に入れた文房具をご紹介してもらいます。どなたからにしましょうか?

【高畑】新年初めてという話なので、おめでたく今年もたくさん回っているところからにしましょうか(笑)。

【きだて】いつもより余計に回せるボールペンということで(笑)。Makuakeというクラウドファンディングサイトで買った、回し心地だけを追求して作られた「Gyro(ジャイロ)」というんだけど。

【他故】わはは(笑)。

【きだて】一応、工作精度が1/1000㎜という、ハイジュラルミン削り出しの。

【他故】削り出しなんだ。

【高畑】まあ、そうでしょうね。削り出しは削り出しなんでしょうけど、高そうだね。

【きだて】いわゆるペン回しに特化したペンなんですが、これが1万円。

【他故】1万円か。

【高畑】結構するね。

【きだて】これはね、本当に回し心地だけなの。

【他故】えっ、どういうこと?

【きだて】要はね、ペン回しの条件って、まず最初に先端と後端の重量バランスが均等というのがあるの。

【他故】まあ、そうだろうね。

【きだて】ということは、普通に筆記するには、どう考えてもリアヘビーなんだよ。

【高畑】なるほど。

【他故】前が重くならないんだ。

【高畑】ちょっと書いてみていい?

【きだて】これ、ノック式かと思ったら、ロータリーでねじ込んで。

【他故】それで芯をひねり出すんだ。

【高畑】あ~、そうなんだ。ノック式って、削り出しでは作れないからね。これ、つい押しそうになるね。

【きだて】なるでしょ、そのかたち。

【高畑】(試し書きをして)確かに、どこを持っていいのやら…。

【きだて】結構気持ち悪いうえに、回しやすいように真ん中が凹んでいるから、グリップも悪いんだよ。

【高畑】どこを持っても中途半端だな。

【他故】持ちやすそうには見えるけどね。

【きだて】何かね、書くのには気持ち悪いの。

【高畑】確かに気持ち悪いよ。何か気持ち悪い。

【他故】どこを持つの? グリップのどこかが凹んでないの?

【きだて】それはないよ。それはだって、回すのにジャマな要素だから。

【他故】そっか~。

【高畑】何か気持ち悪いよ。

【他故】(試し書きしながら)本当だ。滑っていく感じがある。

【きだて】それで、ふと力を抜くと、後ろに持って行かれるんだよ。

【他故】なるほど。

【高畑】極端に重いわけじゃないんだよね。

【きだて】バランスが前後で同じというだけなので、極端におかしいわけじゃないんだけど、でもどこか釈然としない握り心地。

【高畑】筆記具としては形状も含めて、微妙な気持ち悪さがあるね。

【きだて】そういえば、ペン回しプロパフォーマーのkayさんがYoutubeで「ペンスピニングに最適なペンベスト5」を発表してたんだけど、1位は何だったと思う?

【他故】市販されている製品ってこと?

【きだて】そう。2位はね「ドクターグリップ」なの。

【高畑】1位なんだっけかな。確か、地味な商品だよね。

【きだて】ペンの書きやすさランキングではまず真っ先にはあがってこないであろう、ニトムズの低粘度油性ボールペンだよ。

【他故】ニトムズのボールペンなの。ふ~ん。

【きだて】「これが前後のバランスが最適で」って言っているんだけど (笑)。

――このペン、本当に後ろにきますね。

【他故】なので、僕は前の方を持っちゃうんですよ。

【高畑】だけど、回すときにバランスはすごくいいんだろうな。

――削り出しなのできれいですけどね。

【きだて】俺もペンまわしをやってみたい人なのですよ。かっこいいじゃん。実際に、ペン回しの神業動画とか見てみるとさ。

【他故】かっこいいよね。

【きだて】もう、人間業とは思えないような回し方をしているんだよ。

【高畑】ああ、そうっすね。

【きだて】俺ね、大学時代のケガのせいで右手の薬指が単独では動かなくなってて。ケガする前は手品とかコインロールみたいな手業も多少はできたんだけど、今はもうそういうのもまったく駄目だね。(ペンを回しながら)こうやって1回転ぐらいが関の山なんだけど。いわゆる「ノーマル」って技ね。

【他故】はいはい。

【きだて】こういうのも、普通のペンだと成功しないのよ。

【高畑】ほう。

【きだて】なんだけど、これだとすごいクリックリッと回るのね。

【高畑】なるほど。

【きだて】何かね、「回すのに最適なようにバランスをとって作られている」というのが、ウソじゃないというのが分かるんだよね。回すときにちょっとぐらい外れても、真ん中のくぼみのおかげてスルッと戻れるし、形状も非常によく考えられている。

【高畑】うん。

【きだて】あと面白いのは、ペンスピナーの人は回すときにクリップがジャマだから、クリップは外すのね。

【他故】あ~、うん。

【きだて】だから、「ドクターグリップがいいところは、クリップが外れるところです」と言ってたので、ああそういう視点なんだと。

【他故】クリップが外れるところ(苦笑)。

【きだて】このペンの面白いところは、クリップを軸の中に削り込んで作っているんだよ。

【高畑】「ラミーノト」的な。

【きだて】そう、ノトのクリップこんなんだよね。内側に削り込んだ。

【他故】このクリップちゃんと挿せるのか?

【きだて】挿せるよ。

【他故】(ポケットに挿して)あ~、本当だ。

【高畑】開口部が大きいから、ノトよりもしっかり挿せそうだ。

【他故】あと、何よりいいのは、これノック式じゃないから、ポケットに挿していても安心。

――あ~、そうか。思わず芯が出て汚すことがないですよね。

【高畑】ただ、使うときに一生懸命回さないと芯が出ない(笑)。

【きだて】芯出すときに回すじゃん。芯の交換のときはこれを逆転させて、回しきるとネジがポコッと抜けるんだよ。だから、芯を戻すときに、つい戻し過ぎて外しちゃったりとか。

【他故】僕もさっき回し過ぎちゃって、「あ~」ってなっちゃった。ストッパー的な感じが全然ないんだよな。

【きだて】あと、ねじ込んだ状態でもゆるいので、書いている状態でも段々ネジがゆるんできて、ペン先が戻っちゃったりする。

【高畑】書いているときの状態で、ペン先が戻っちゃったりするんだ。

【きだて】それこそ、バイクのネジが振動でゆるんでいくような感じで、筆記の振動でゆるんできて戻っちゃうという。

【高畑】(試しながら)本当だ、戻ってきた(苦笑)。

【きだて】本当に書くようにできてないんだ。

【他故】へぇ~、すげー(笑)。

【きだて】俺らの感覚でいうと、これはもうへっぽこなペンじゃない。なんだけど、回してみると確かにペンスピニングには最適に作られていて。だから、ボールペンの価値観って、全然一つじゃないんだなと思って。

【高畑】何か、いい感じのコメントみたいになってるけど(笑)。

【きだて】でも、それは俺が元々イロモノ文具をはじめたときからずっと考えていたことで。

【高畑】まあ、そうだよね。

【きだて】要は、書きやすいボールペンが本当にいいペンなのかという。

【他故】あ~、前にそんなこと言ってたものね。

【きだて】だって、ペン回しの人にとっていいボールペンは、書きやすいのじゃなくて、回しやすいものでしょ。

【他故】基本的に、あの人たちは回しているボールペンでちゃっと字を書いたりしないんだよね。

【高畑】それじゃあ、何回しなんだよ(爆笑)。

【きだて】だから、ボールペンサイズのバトンがあれば、それでいいんだけど。

【高畑】だけど、あえてボールペンじゃないとダメなんでしょ。

【きだて】ペン回しというボールペンの様式美があるんだよ。

【他故】1つ大きいしばりがある(笑)。

――ペンを回さなくて何を回すかっていう話ですよね。

【他故】それこそ、棒状のものなら何でもいいとなると色々と大変ですものね(笑)。

【きだて】実際におもちゃメーカーのカワダあたりから出している、ペン回し専用のペンって、ほぼほぼバトンなのよ。両端にウエイトが付いて。

【他故】見たことあるよ。

【高畑】でも、これだったら、筆記具と言われれば、確かに筆記具のかたちをしているよね。

【きだて】見た目もまだ筆記具寄りなんだよね。

――まあ、ペンにしか見えないですけどね。

【他故】他の道具だとは思わないよね。

【高畑】そこはいいと思うけどね。

――書きやすさと回しやすさを両立させるのは不可能なのだろうか。

【他故】不可能っていうか(笑)。

【きだて】そういう意味では、「ドクターグリップ」はいいところにいっているんだろうけどね。

【他故】回しやすいペンねぇ、そうか~。

【高畑】いやでもね~、これ…構造がひどい(苦笑)。

【きだて】ペンとして使おうとすると、細かい部分でイラッとするだろ?

【高畑】ネジを入れているだけで、ネジの回し止めが全くない。すごいね~。一応ここにOリングがはまっているけど、摩擦が弱いから割とスルスル回っちゃうね。

【他故】これ、替え芯って付いているの?

【高畑】替え芯はどこかと互換のある標準でしょ?

【他故】標準でどのメーカーのやつでも入りそうなの?

【きだて】そこに入っているのは、ベタな100円ボールペンのやつだよ。

【高畑】確かにボールペンなんだけど、ジュラルミンの軸を回しやすいように削り出して、真ん中に穴をあけたっていうものだよね(笑)。

【きだて】そう。だから、ペン部分には何の工夫もないよ。

【高畑】文具としての使いやすさを考えたら、ノックの機構を考えてペン先を出し入れしやすくしたりしてとか、何やかや考えるけど、そこはすごいアバウトにやってしまっているので。これを作った人は、削り出す技術には長けているけど、多分筆記具については全然詳しくないんじゃないの。

【きだて】多分そうだよ。Makuakeのプロジェクトページには「書き味にもこだわりたい、と決意のもと作りました」みたいなことを書いてあるけど、どう具体的にこだわったのかは書いてないし、実際こだわった書き味では一切ない。

【他故】うふふ(笑)。

【きだて】でも、そこは関係ないんだよ。

【他故】まあ、そうだね。

【高畑】そういう問題じゃないんだね。

【きだて】要は、書けるというのを隠れ蓑にした、高品質バトンなんですよ。ペンスピニングに最適な。

【高畑】すげーなー。

【きだて】これを求める人は、当然ペン回しをしたい人なんだよね。全然それでいいわけよ。ペンというレギュレーションは満たして高品質という。ペン回しにレギュレーションがあるのかは知らないけども。

――脱法ペンですね。

【他故】脱法ペン(笑)。

【高畑】ペン回しで、自分が作ったものはペンなのかというと、色々じゃない。それは、メーカーが作った市販品という言い訳が必要じゃん。

【きだて】まあね。ただ、改造して回しやすくしたものも出回っているんだけど。

【高畑】プロゴルファー猿のゴルフクラブみたいに「自分で削りました」というのを認めていくと、だんだん何をやっているのか分からなくなるじゃない(笑)。せいぜい、市販品改造クラスまではあれだと思うけど。そう考えると、市販の状態で回しやすいというのは。

【他故】無改造レギュレーションとしては、これが最高というわけだね。

【きだて】結局は、リフィルが入れば何でもペンじゃんっていう話だから。

【他故】あなたが言うと、とても説得力がある(笑)。

【きだて】おれも過去に、デイリーポータルでお箸をペンにしたりとか、パンをペンにしたりとか、釘抜きをペンにしたりとか、ところてんの天突きをペンにしたりとか、とにかく細長いものはリフィルさえ入れば何でもペンになる。となれば、自作して回しやすいものは作れるんだよね。あとは改造とか、どういうレベルでやってるんだろうね。

【他故】ほぉ。

【高畑】明らかに、「これフォーミュラ-カーじゃん」みたいなやつを市販するやつがあるでしょ。制限速度だけ落としてあるやつ(笑)。

【きだて】レースのレギュレーションを満たすためだけに市販してます的な。

【高畑】そういうのあるよ。昔のアルトワークスみたいな「軽自動車じゃないじゃん」みたいなやつ(笑)。

【きだて】そう、さっき「脱法ペン」っていう話が出たけど、本当にねグレーゾーンギリギリだと思うよ。

【他故】「金さえ払えば何でもいい」みたいに(笑)。

【きだて】なんだけど、そういう考え方が俺はとても好きなんだよ。

【他故】わははは(笑)。

【高畑】小学生の頃からそうだものね。

【きだて】恥も外聞もなく勝ちに行くという。

【高畑】でも、小学生がドクターグリップとかでペン回し練習しているところへ、これを持っていったら嫌だよね(笑)。

【きだて】1万円するやつを(笑)。

【他故】それじゃスネ夫だ(笑)。

【きだて】「悪いな、のび太。このペンは一人用なんだ」。ペンは基本的に一人用だよ(笑)。

【高畑】「貸してよ~」っていう(笑)。

――それで、ジャイアンに取られちゃうんだ(笑)。

【他故】そう(笑)。

【きだて】でもこれ、俺ですら1回転はできるから、実際にプロのペンスピナーが回したら、どこまで回すんだろう?

【高畑】これだからできる技があるんだったら見てみたいよね。

【きだて】これだからこその超絶トリックとかね。

【他故】理論上はできるんだけど、今までできなかった技がこれだとできちゃうとかね。

【高畑】今までは4回転しかできなかったんだけど、4回転半になるとかね。

【他故】そういうのがあるんだったら面白いね。

【高畑】プロボウラーって、ボウリングの球の中のどこにウエイトを入れるとか、穴をあける位置とか自分ですごい調整しているんだって。

【きだて】そうだよね。

【高畑】だから、プロペンスピナーも、ペンを作っている工場と一緒になってさ。

【きだて】ああ、自分専用の。もしくは、トリックの種類によって使い分けるかもね。

【高畑】「BOXY」のバネをのばしていくみたいなのに近いな。

【きだて】「BOXY」だって、書きにくいペンじゃないけど、あれは側面が平らで、ボタンが横についているという、ただただそれだけの理由だけでスーパーカー消しゴムを弾くペンとして使われたという、そういう特殊な出自のペンじゃない。それ用に作られたわけじゃなくて。

【他故】もちろん。

【きだて】ということはだよ、スーパーカー消しゴムを弾く専用に、もっと突き詰めたボールペンがあってもよかったんだよね。

【高畑】まあな、大人げないっていう話だけだからな(笑)。でも、タミヤのミニ四駆とかだと「ブラックモーターは禁止」とかあるじゃない。

【他故】レギュレーションが発生するから。

【高畑】そう。だから、ペン回しのルールもギリギリどこまでいけるのかを1回確認したほうがいい。長さはどこまでとか、重さに制限がなかったら、そういうのを回す人がいてもいいし。

【きだて】実際に世界大会があるっていうことは、何らかのレギュレーションがあるだろうし。

【他故】そうだろうね。

【高畑】それでレギュレーションが全くなかったら、どこかの工業大学と組んで、中にアクティブマスみたいなのを入れてさ。

(一同爆笑)

【高畑】要は、偏心した部分を中のウエイトをグンと動かしてバランスをとるとか、内部を回転させてジャイロ効果を出すとか、そういうのはできるわけじゃん。

【きだて】そうだね。

【高畑】今はコマ回しがすごいことになっているんだよね。回転の遠心力でコマの形態が変わるやつがあるんだよ。それで敵を弾き飛ばすとか。

【他故】ほぉ~「ベイブレード」だな。

【きだて】製造業者のコマ大会な。あの大会って、たしか優勝者が出場コマを総取りできるんだよね。

【高畑】勝った人がコマを持って帰れるのか。ベーゴマと一緒なんだ。

【きだて】そう。だからペン回しもそれをやれば面白いのに。

【高畑】相手のペンを取るんだ。

【他故】牛若丸と弁慶になっちゃうよ。全部背負ってるみたいじゃない(笑)。

【きだて】背中にペン立て背負って(笑)。

――それで、1万円のペンを取られたらショックですね(笑)。

【高畑】ニトムズのボールペンに負けたりしてね(笑)。

【きだて】そんなの痛くてしょうがないな。

【高畑】そういう休み時間の競技みたいなのはあってもいいよね。

【きだて】俺らが小中学生の頃って、もちろん書き味のことも言っていたけど、それよりも面白い機能が付いていたりとか、イロモノの楽しみも大きかったじゃない。

【他故】それはそうだね。

【きだて】授業中じゃなくて、休み時間に輝くペンとか。

【他故】うん。

【きだて】だからこの、ペン回しペンの「Gyro」なんかは、休み時間ペンのハイブランドなんだろうな。

【高畑】ハイブランドもいいところだけどな。

――スネ夫ペンですよね。

【高畑】本当そうだよな。

【きだて】どっちかが優劣じゃなくて、どっちもあっていいしという話で。

【高畑】本当にすげえな。

【きだて】文房具好きな人たちは、書き味どうのとか、インクがどうのとか言うけどさ、インクなんか関係ないんだから(笑)。

【高畑】お年玉を貯めてこれを買うとか、クリスマスプレゼントにこれをねだるとか。

【きだて】まあ、とりあえず、価値観の違いで色々と面白いものがあるなあと改めて考えさせられたものだったので。

【高畑】きだてさんのお年玉的な(笑)。

【きだて】これを眺めているだけで、非常にいい思考体験ができたので、新年早々いい買い物ができたなぁ。

【他故】なるほど。

――新年はいいスタートがきれたということで。

【高畑】いつもより余計に回してね(笑)。

プロフィール

きだて たく
小学生の時に「学校に持っていっても怒られないおもちゃ」を求めて、遊べる文房具・珍妙なギミックの付いた文房具に行き当たる。以降、とにかく馬鹿馬鹿しいモノばかり探し続けているうちに集まった文房具を「色物文具=イロブン」と称してサイトで公開。世界一のイロブンコレクターとして文房具のダメさ加減をも愛する楽しみ方を布教している。著書に『イロブン 色物文具マニアックス』(ロコモーションパブリッシング)、『愛しの駄文具』(飛鳥新社)など。
色物文具専門サイト【イロブン】http://www.irobun.com/

他故 壁氏(たこ かべうじ)
文房具トークユニット〈ブング・ジャム〉のツッコミ担当。文房具マニアではあるが蒐集家ではないので、博物館を作るほどの文房具は持ち合わせていない。好きなジャンルは筆記具全般、5×3カードとA5サイズノート。二児の父親。使わない文房具を子供たちに譲るのが得意。

たこぶろぐhttp://powertac.blog.shinobi.jp/


*このほか、ブング・ジャム名義による著書として『筆箱採集帳 増補・新装版』(廣済堂出版)と、古川耕さんとの共著『この10年でいちばん重要な文房具はこれだ決定会議』(スモール出版)がある。

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