コクヨは、音環境に配慮したキャスター付きパネル「fore moving panel（フォーレ ムービングパネル）」を2022年12月下旬に発売する。

オフィスでのリモート会議が多くなる中、周囲の視線や音が気になる、ワーカー同士の話声やスピーカーの音が周囲へ迷惑をかけるなど、音環境に関わる課題が増えているという。同社は2021年から音環境に配慮したパネルブースシステム「fore」を提供。そのシリーズとしてこの度発売する「fore moving panel」は、「fore」のデザインと吸音性能を踏襲しつつ、キャスターを付けたことにより、フレキシブルに空間を仕切ることができる。

バリエーションは、スタンダードタイプのほか、ホワイトボード付きタイプ、ディスプレイアタッチメント付きタイプの3パターンを用意。シーンに合わせて機能を選び柔軟にレイアウトすることで、音環境に配慮しながら、ワーカー同士のコミュニケーション促進に貢献する。

■発売予定：2022年12月下旬
■税込価格：21万7,800円　ほか
■製品HP: https://kokuyo.jp/foremovingpanel/

【製品特徴】

１．オープンなオフィスの音環境に配慮
人の声に多く含まれる周波数帯域（500～1000Hz）の吸音率が0.52～0.98と高水準で、高い吸音性能を有している。また、吸音・遮音効果によって、パネルの反対側へ伝わる音圧を軽減する。

２．フレキシブルにレイアウトが可能なキャスター付ベース脚
パネルの脚にはキャスターが付いており、柔軟にレイアウトが可能。キャスターロックは、スイッチを前から押す操作でフリーとロックを簡単に切り替えできる。90度にレイアウトしても脚同士が干渉せず、パネルを隙間なく配置できる。

３．多様なシーンとアクティビティに対応するバリエーション
スタンダードタイプ、ホワイトボード付きタイプ、ディスプレイアタッチメント付きタイプの3タイプを用意。また、スタンダードタイプに後から追加できるオプションのホワイトボードもありる。用途に合わせて機能を選ぶことができる。

※製品仕様、価格、発売日などは発表時の情報であり、予告なく変更する可能性がある。