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【新製品】実際の海から色を抽出。地球の神秘を感じる「海のクレヨン」

文具のとびら編集部

スカパーJSATは、衛星画像を活用した「Satellite Crayon Project」の第一弾として「海のクレヨン」を2022年1月31日よりAmazonにて発売した。税込2,420円。

クレヨンの色は全12色。宇宙から撮影された衛星画像を元に、世界12カ所の実際の海から色を抽出した。クレヨン職人と試行錯誤を重ね、海の色を細部まで忠実に再現。
それぞれの色にはあえて名前をつけず、海の場所を示す緯度と経度を記している。
これには、衛星画像を通して、地球の「色」の豊かさを多くも子どもたちに伝えたい、実際の地球の「色」を思うがままに楽しんでほしい、地球を好きになってほしいという想いが込められている。

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パッケージの表蓋には穴が空いており、宝石のような12色が覗く。
穴の隣には色を抽出した場所の緯度と経度を記している。

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一枚蓋を開けると中蓋があり、実は衛星写真の色が見え隠れしていたことがわかるような仕組みになっている。
中蓋を開くと、このクレヨンにこめた想いとともにQRコードが記載されている。
読み込むと公式ホームページに移動し、色のもとになった衛星写真と、環境問題や海の色の違いの理由などの解説を見ることができる。

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公式ホームページは文字が読めなくてもわかるように音声ガイダンスも搭載。
音声ガイダンスの担当は、俳優の濱田岳さん。温かく、優しい語り口で、大人でも理解を深められる解説になっている。

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また、「海のクレヨン」は、小さな子どもの安全を第一に考え、万が一口に入れても大丈夫なように、みつろうをはじめとした天然由来の素材を厳選して使用している。

なお、「海のクレヨン」の売り上げの一部は、海面上昇の危機に直面しているキリバス共和国に寄付し、気候変動による被害対策を行う自然災害基金として活用する。


<名前のない全12色の海の場所> 
※()内の数字は色を抽出した場所の緯度経度を示している。
①グリーンランドのイルリサットアイスフィヨルド(72.29126 , -55.74175)
②オーストラリアのグレートバリアリーフ(-21.01016, 151.48835)
③グリーンランドのパーミウト付近(62.29166 , -50.16242)
④バハマのエルーセラ島西部(24.98503 , -76.36213)
⑤キリバス共和国のカントン島(-2.77482, -171.70690)
⑥奄美大島笠利湾(28.46023 , 129.64000)
⑦モーリシャスの海の中の滝(-20.47889, 57.29434)
⑧ベリーズのブルーホール(17.31582 , -87.53469)
⑨アメリカのセントメアリーズ川河口(30.71100 , -81.46578)
⑩台湾の陰陽海(25.12456 , 121.86472)
⑪バングラディッシュのガンジスデルタ(21.89885 , 89.97197)
⑫ウクライナの腐海(46.13594 , 33.91955)

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