マックスは、捺印して約3秒（PPC用紙64g／㎡（55kg紙）に捺印の場合）でインクが乾く「瞬乾朱肉プレミオ」「瞬乾スタンプ台」シリーズ20品番のパッケージを見直し、プラスチックを使用した包装材から環境に配慮し紙箱に統一する。また、パッケージデザインも全面的にリニューアルし、ブランドの一体感の向上を図る。2021年12月6日より、全国の文具店、量販店、通販などを通じて販売予定。

同社は、1981年に手や書類を汚さずに捺印作業ができる、ワンタッチタイプのスタンプ台を発売して以来、快適な捺印作業を追求し、2003年に約3秒で乾く「瞬乾」シリーズを発売した。「瞬乾」シリーズは、印影の美しさに加え、速乾性がポイント。捺印後すぐに紙を重ねても裏写りせず、 乾く時間を待たずにスムーズに書類作業が進められる朱肉・スタンプ台で、各種手続きや事務作業の効率化に貢献するアイテムとして幅広く好評を得ている。この度、「環境負荷を低減し、お客様に役立つ商品を提供したい」という想いから、プラスチックが使われていた品番の包装材料を見直し、パッケージをすべて紙箱に統一した。パッケージの変更により、年間約1.3トンのプラスチック削減につながるという（2020年1月～2020年12月における『瞬乾』シリーズ製品の総生産数より算出）。また、デザインも刷新することで印章商材全体のブランドイメージの再訴求を図っている。カラー印刷を採用し、朱肉・スタンプ台とインクの対応や、速乾が伝わりやすいパッケージに仕上がった。同社は、「瞬乾」シリーズを、環境に配慮した印章ブランドとして、エコマーク認定商品・グリーン購入法適合品であることも訴求し、広く提案していくという。

■「瞬乾」シリーズの主な特長

○インクは、捺印後、約3秒でサラリと乾く高い速乾性　※SA-214NWの朱は5秒速乾
「プレミオインク」は、紙に速くしっかりと浸透するので、乾くまでわずか約3秒。インクは超微粒子の油性顔料、インクパッドは超極細繊維スクリーンを使用しているため、印影もくっきりと鮮やか。

○フタを開けたままでも乾きにくいパッド
(気温40度で1週間フタを開けて放置→インク残量率90％以上)
揮発しにくい超微粒子の油性顔料インクを採用。

○重金属を含まない有機顔料を使用
無臭で人にやさしいインク。

捺印3秒後に指で横方向にこすった場合(PPC用紙捺印時)