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【新製品】紙とペンの組み合わせから書き心地をデザインした新ブランド

コクヨは、紙とペンの相性に注目し、「ツルツル」「さらさら」「ザラザラ」の3種の書き心地をデザインした新ブランド「PERPANEP(ペルパネプ)」を、2021年4月21日から発売する。また発売に先がけ、一部店舗での先行販売を3月17日から開始している。

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コクヨでは、1908年に和帳(和式帳簿)の製造を開始して以来、ペンでも引っかかりの少ない紙を独自に開発するなど、110年余りにわたって「書く」ことに真摯に向き合ってきた。ひとことで「書く」と言っても、「丁寧に書く」「ラフに書く」など、書き方は人によって様々。そこで、コクヨがこれまで培ってきた技術を元に、様々な「書く」に寄り添う3種の「ツルツル」「さらさら」「ザラザラ」の紙を開発。さらに、紙とペンの相性が生む「書き心地」までデザインすることで、「紙とペンの巧みな出会い」をコンセプトにしたノートとペンの新ブランド「PERPANEP(ペルパネプ)」が誕生した。

ノート(A5サイズ、税抜900円)は、 「ツルツル」「さらさら」「ザラザラ」の原紙それぞれに5種類の罫線を用意。ペンはコクヨオリジナルの「ファインライター」(税抜 200円)、ゼブラとコラボレーションした水性ジェルボールペン「サラサクリップ」(同130円)、プラチナ万年筆とコラボレーションした万年筆「プレピー」(同400円)の3種を選定している。

「ツルツル」の原紙は、まるで無重力のように軽いタッチでペンが走る超高平滑のオリジナル原紙。思考の妨げになる引っかかりをできる限りなくし、なめらかな曲線や途切れない直線が、筆圧をかけずに軽いタッチで書き出せる。また、インクの濃淡も出やすく、文字の線や表情を味わえる。インクが染みだすプラスチックのペン先で筆圧をかけずにスルスル書ける「ファインライター」と組み合わせて使うことで、滑らかな書き味になる。また、ファインライターはペン先を細く削ることで、どの角度でも書きやすく、文字書きにも適したペン先形状となっている。
2.jpg「さらさら」の原紙は、質感や書き味にこだわり、様々な種類の筆記具との相性を追い求めたオリジナル原紙。にじみや裏抜けがしにくく、微細な凹凸が織りなすいつまでも触れていたくなる心地よさを感じながら、軽やかでスムースな筆記感を味わえる。「サラサクリップ」と組み合わせて使うことで、ゲルインクの特徴であるサラサラとした書き味と筆記性能を最大限発揮する。
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「ザラザラ」の原紙は、ザラッとした筆感がありながらも、沈まず軽いタッチでペンが進む。あえて表面に粗さを残して紙全体を固めに仕上げることで、パルプ繊維のザラザラとした表情を指先に感じさせながらも、軽やかで落ち着いた書き味が得られる。また、インクの濃淡が出やすく、文字や線の表情を味わえる。プレピー万年筆と組み合わせることで、金属製のペン先が紙面の細かな凹凸を拾い、軽いタッチでも紙面をなぞる際の摩擦と音が心地良い筆記体験を生み出す。
4.jpgノートは、
フラット製本を採用。フラットに開くので、筆記の際に手で押さえるストレスがなく、A5サイズのノートを見開きでA4の用紙とみなして使用することも可能。また、見開きで使用した際に、撮影やスキャンをキレイに行うことができる。また、ペンのインクカラーを引き立たせる無彩色の罫線を採用。 図や文字を書くのには邪魔にならず、かつ書くときはアシストになる、ほどよい濃さを追求している。3㎜方眼、4㎜方眼、5㎜方眼、4㎜方眼ドット罫、6㎜ステノ罫の5種類。

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