黒板-白板メーカーの日学は、2015年から通算6回目となる、全国の中高生を対象にした黒板アートの大会「日学・黒板アート甲子園2020」の受賞校をこのほど発表した。最優秀賞は好文学園女子高校（大阪府）が初の受賞となった。

日学では「Face to Face 書けば伝わる、共感する。」をコーポレートメッセージに掲げ、人と人とをつなげるコミュニケーションに寄与したいという考えから、2015年に「日学・黒板アート甲子園」を創設。今回は、メイン大会（高校生）で、101点の作品応募、45校の参加があり、ジュニアの部（中学生）は応募作品27点、16校から参加があった。

メイン大会の最優秀賞は、好文学園女子高等学校 好文学園黒板アートAチーム(11人) の「懐かしい未来」。「ボッティチェリの『春』という作品をオマージュし、いつもの春の楽しく気持ちも踊るような日常を描きました。コロナ禍の影響で普段当たり前のようにできていたことができなくなってしまったことや、自分たちの失われた日常への気持ちを黒板に込め、楽しげな雰囲気を表現しました」という。



優秀賞は、埼玉県立大宮光陵高等学校 とりずき（3人）「Colored owl」（左上）、 香川県立善通寺第一高等学校 うみんちゅ（5人）の「消し忘れ注意！！」（右）、福島県立会津学鳳高等学校 会津学鳳高校美術部（6人）の「掴め!!」（左下）の3点。



ジュニアの部最優秀賞は、川崎市立金程中学校(神奈川県) 美術部2年（3人）の『セカイ創造』（左）で、大会史上初の2年連続受賞となった。



また、白板アート甲子園（ホワイトボードの部） 最優秀賞は、東京都立六郷工科高等学校 夢の別れ（2人）の「東京の夜景」（右）で、こちらは初入賞。