1. 新製品&ニュース
  2. 【ニュース】ライオン事務器 歴史資料室で「温故知"進" ~クリップの歴史~」展を開催

【ニュース】ライオン事務器 歴史資料室で「温故知"進" ~クリップの歴史~」展を開催

ライオン事務器の東京・東中野の本社ビルには歴史資料室があり、同社の歴代商品が展示されている。その歴史資料室の企画展が、2019年12月5日~6日開催の「LION新商品フェア2020」に合わせて行われた。

第3弾となる今回のテーマは「温故知“進” ~クリップの歴史~」で、ライオン事務器の代表的な文具のひとつでもある「クリップ」に焦点を当てている。同社にとってクリップは、昭和時代初期から販売し続けている古い商品だが、その小さなアイテムに込められた技術力や同社ならではのこだわりなどを実物とともに見ることができる展示を行った。その展示内容をご紹介しよう。


1.jpg右写真は戦前のクリップで、戦時下に製造された蛇の目クリップ(右)と戦前に販売されていた丸型クリップ(左)。
中写真は山形クリップで、戦前の山形クリップ(右)と現行品(左)。現在の形となったのは1957年からで、その形から「富士山型」とも呼ばれているという。
左写真は蛇の目クリップで、戦後すぐの蛇の目クリップ(右)と現行品(左)。蛇の目クリップは戦前から販売されているが、現在に至るまでその見た目はほとんど変わっていない。


3.jpg右写真は「ゴールドラッシュシリーズ」。1980年代後半から1990年代前半にかけて販売されたシリーズで、ステープラー、パンチ、クリップなどデスクワークに用いる文具に高級感をもたせ、当時のバブル経済の世相を反映したデザインとなっている。
左写真はゼムクリップ。戦前から現在まで販売されているロングセラー商品だ。現行品は6種類のサイズがあり、樹脂製のカラークリップもある。写真左は縦25×横100㎜の「ゼムクリップ スーパージャンボ」。書類から外れにくくするため、針金にバツ印を刻む加工をしている。1986年~2018年まで同社カタログに掲載されていた商品。
なお、一般的なゼムクリップは針金をループ状に3回曲げているが、同社のクリップはさらにもう一度曲げた3回転半の加工を施しているそうで、これにより外す際に書類を針金で傷める心配もなく、グリップ力も強まるのだという。


4.jpgバインダークリップ各種。1959年から現在まで販売されており、ダブルクリップとも呼ばれている。現行品は11種類のサイズを揃えている。


5.jpg若手社員が中心となったプロジェクト「夢工房」で開発されたクリップ。1987年に第1次夢工房が発足したが、その後2010年に第2次夢工房が再開し、現在まで商品の企画・開発を行っている。「マカロンデザインクリップ」(右)と「ジュエリーデザインクリップ」(中)は、第2次夢工房で企画・開発されたクリップで、今も人気のアイテムだ。左の商品は第1次夢工房で開発された「マグネットディスペンサー」。丸型や猫型風などかわいらしい4種類のクリップがディスペンサーの中に入っている。


6.jpgパネルを使った様々な解説も。こちらは「ライオンマーク」の由来について説明している。ちなみに、社名に「器」が使われているのは、「事務のすべてを提供できる企業となるために、すべてを包み込む“うつわ”でありたい」という思いが込められているからなのだそうだ。

【文具のとびら】が気に入ったらいいね!しよう