文具メーカーを舞台にした、新井英樹氏の名作漫画『宮本から君へ』がTVドラマ化。2018年4月6日から、テレビ東京系「ドラマ25」（金曜日深夜0時52分～1時23分）枠にて放送する。4月1日にテレビ東京で記者会見が行われ、主演の池松壮亮さんなどメインキャストが登場した（写真）。

同ドラマは、文具メーカー・マルキタの新人社員で、恋にも仕事にも不器用な宮本浩が営業マンとして、人間として成長していく青春ストーリー。主人公の宮本浩を演じるのは、実力派俳優・池松壮亮。共演には、宮本の上司 ・小田三紀彦役に星田英利、宮本が一目ぼれをする甲田美沙子役に華村あすか、いつも宮本の尻拭いをするマルキタ営業部岡崎部長役に古舘寛治、ライバル文具メーカーの営業マン・益戸景役に浅香航大など、個性豊かな俳優陣が共演する。

原作は、1990年から1994年まで講談社「モーニング」にて連載され、多くの若者を魅了した名作漫画。1992年には「第38回小学館漫画賞」青年一般部門を受賞している。実は、原作者の新井英樹氏は文具メーカー・セキセイの元社員で、漫画の舞台となっているマルキタの社屋はセキセイ東京本社がモデルとなっている。セキセイは、取材や撮影、商品提供などで番組制作に協力。劇中にセキセイの商品がふんだんに登場するほか、先述の同社東京本社ビルも撮影場所として使用されている。また、都内の文具店なども撮影に協力しているという。