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【イベントレポート】お手紙や切手の魅力を再発見できる!「Otegamiフリマ」

文具のとびら編集部

日本郵趣出版は、2024年9月20日・21日の2日間「Otegamiフリマ2024 AUTUMNコレクション」を東京・目白の切手の博物館で開催した。

お手紙をもっと楽しめるフリーマーケット形式のイベント

「Otegamiフリマ」は、手紙を書く楽しさ、手紙文化、郵便切手の魅力を再発見してもらうことをコンセプトにしたフリーマーケット形式のイベント。2015年にスタートしたこのイベントは、手紙・切手好きの人々に愛され、現在は年間4回開催されている。

今回はカナダ郵政、エストニア郵政の記念押印サービスを行う「World Post Office」を開催。各国の切手を購入した人に記念押印を行うというもの。押印の柄に合わせたポストカードを用意して、押印とのコーディネートを楽しむ人が多い。今回はカナダ郵政のテーマが「動物の親子」、エストニア郵政のテーマが「樹木」ということで、そのテーマに合わせたポストカードも会場で多く販売されていた。

編集部員は、記念押印初体験。その日のカナダ郵政の押印はラッコの親子だったので、ラッコのポストカードと押印用切手を購入し、押印してもらった。

押印の様子.jpgIMG_7973 2.jpg

記念押印(消印)とポストカードをコーディネートする楽しみ

こうした記念押印は、日本の郵便局でも行われている。「風景印」、「小型印」と呼ばれる消印が、その代表的なもの。郵便物を差し出すとき、差し出す人の申し出によって、思い出に残るように、記念になるようにと、押される消印である(切手の博物館 切手の豆知識 第25回「風景印・小型印」より)。約12000の郵便局で違った絵柄が用意されているというのだから驚きだ。

この印を集めて楽しむ活動を「印カツ」と呼ぶそう。集めるだけにとどまらず、ポストカードや切手とマッチングを行い、自分だけの1枚を作り上げる人も。

「Otegamiフリマ」には、そんな「印カツ」の名人たちも出店し、活動を華やかにするオリジナル切手やポストカード、その他お手紙ライフがはかどるアイテムを販売している。

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よく見ると切手・ポストカードの絵柄・印がマッチングしている!

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御朱印のように風景印を集める「風景印帳」(kasuku galleryさん)も発見
上段の「風景印帳」には滝をモチーフにした風景印だけを集めたそう!

他にも切手を使ったアクセサリーやブローチ、ハンコ、文香など、切手や手紙にまつわるアイテムとの出会いを楽しめる

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次回の「Otegamiフリマ」は、切手の博物館で、2024年11月15、16日に開催予定。手紙を書く楽しさを再発見できるイベントに、ぜひ足を運んでみて。

DSC_0719 のコピー.jpg会場内で手紙を書く人たち

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