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【コレ買いました!】マルマン「図案スケッチブック」をイメージした文具女子博限定インク

文具のとびら編集部

2023年12月14日~17日にパシフィコ横浜で開催された「文具女子博2023」には、出展メーカー各社の多彩な会場限定商品が並んでいたので、つい財布のヒモが緩んでしまった人が多かったようです。

そんな限定品の数々の中で目を付けていたのが、マルマンのブースで販売されていた「図案スケッチブック」のあのカラーを再現したボトルインク「図案グリーン」と「図案イエロー」。呉竹と共同開発したインクだそうです。マルマンといえば「図案スケッチブック」で、それがインクになったと聞けば、インク沼の住人でなくても心穏やかではいられません。「もう買うしかない」と腹を決めて会場を訪れました。同じく呉竹とコラボした「からっぽペン」も販売していたので、一緒に購入しました。

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グリーンとイエローの“図案カラー”を忠実に再現

グリーンとイエローの両方がないと図案カラーが成立しないので、もちろん両方買いました。インクは各税込1,540円、からっぽペンは2本入りで同506円なので、しめて税込3,586円の出費です。文房具の買い物としては、決して安くはないですが、このインクが2つ並んだ様を眺めると、やはり「買ってよかった」という満足感があります。図案デザインのラベルも素敵な感じです。

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では、「からっぽペン」にインクを入れてみましょう。実は、「からっぽペン」を使うのは今回が初めてなのですが、上手くできるかどうか、ちょっと不安です。
インクのボトルの中に綿芯を入れて8割程度インクを吸い上げていくのですが、吸い上げるスピードが思った以上に速く、写真を撮ったりしているうちに綿芯全部にインクが行き渡ってしまいました(吸い過ぎるとインク漏れの原因になるそうなので、気を付けてくださいね)。

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インクを吸った綿芯をペン軸の中に入れて、尾栓をギュッと閉めれば完成! なかなかいい感じですね。ちなみに、ペン先の種類は「ほそふで芯」です。

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実際にこのペンで書いてみました。せっかくなので、図案デザイン風にしてみましたよ。「図案グリーン」は黒に近いダークグリーンで渋い色味。「図案イエロー」はオレンジ色に近い色味なので、白い紙に書いても筆跡がはっきり見えます。

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今回「からっぽペン」を初めて使ってみたわけですが、「これでも十分にボトルインクを楽しめるな」と思いました。もちろん、染料系のインクなので万年筆に入れても安心して使えますし、つけペンやガラスペンでも楽しく使えるでしょう。
今回だけの特別なインクなので、何だか使うのが勿体なく感じてしまいますが、大事に使っていきたいと思います。

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