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【コレ買いました!】小田急ロマンスカー・VSEデザインの「ジェトストリーム4&1」

北澤孝之(Bun2編集長)

師走も半ばを過ぎ、2021年も間もなく終わろうという12月17日に、鉄道ファンにとって衝撃的なニュースが飛び込んできた。小田急電鉄の特急ロマンスカー・VSE(50000形)が2022年3月11日での通常ダイヤでの定期運行を終了し、その後2023年秋頃に引退する予定なのだという。

この写真は、2010年にVSEに乗車したときに筆者が撮影したもの。入線するのを見ているだけで気分が爆上がりになったのを、昨日のことのように覚えている。往年の“走る喫茶室”を彷彿とさせる、注文したお茶を座席まで届けてくれるシートサービスを体験できたのもいい思い出だ(現在は行っていない模様)。VSEは2005年に登場した車両で、走り始めてまだ20年にも満たない。未だ古さが感じられない車両がこんなに早く引退するなんて、青天の霹靂とはまさにこのことだ。

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このニュースを聞いて、すぐに頭に思い浮かんだのは、「VSEのジェットストリーム4&1を早く買わなければ」ということだ。「ジェットストリーム4&1」は、三菱鉛筆のなめらか油性ボールペン「ジェトストリーム」の中でも人気の高い多機能ペン(黒・赤・青・緑ボールペン+シャープ)だが、小田急電鉄から現行の小田急ロマンスカー4種をモチーフにしたオリジナル限定モデルが販売されている。VSEが引退する前に手に入れなければと思い、小田急グッズショップTRAINSで購入してきた(価格は税込1,540円)。
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筆者はJR東日本の特急あずさモデルの4&1も所有しているが(記事はこちら)、そちらはあずさの“顔”を真ん中に大きくデザインしている。電車モチーフの筆記具では、軸に電車の“顔”をデザインするのが王道だが、小田急ロマンスカーの4&1は、どれもロゴだけをプリントしているという、実にシンプルなスタイルだ。電車の“顔”を入れずとも、ロゴさえあればそれらしく見えるという、ロマンスカーブランドへの自信のほどが伺えるようなデザインといえるだろうか。とにかく、これなら気兼ねなくビジネスシーンでも使用できるに違いない。

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軸の色はもちろん、VSEの車体の色であるホワイト。しかもキラキラ感のあるパール調になっていて、それがVSEらしいエレガントさを表現している。超実用的なペンでこのデザイン。VSEのファンならば、1本持っていて損はないアイテムだろう。

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コロナが収まったら、家族と一緒にVSEの展望車に乗って、箱根のゴールデンコースをひと周りしたいなと思っていたのだが、予想外の早い引退でそれもかなわぬ夢となるのだろうか。未だコロナも心配な状況ではあるが、これが最後なので、機会があったらVSEに乗車できればと思っている。

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