1. 文房具ラボ
  2. 【インタビュー】「kikki.K」創設者インタビュー 夢を叶える手書き術 vol.3 ー夢を叶える人生"Dream Life"ー

【インタビュー】「kikki.K」創設者インタビュー 夢を叶える手書き術 vol.3 ー夢を叶える人生"Dream Life"ー

色鮮やかな北欧デザインが特徴の「kikki.K(キッキケイ)」。2001年にオーストラリアで創業、現在スウェーデンや英国など11カ国で直営店を運営している。日本には2018年11月に初上陸(関連記事はこちら)、各地でポップアップイベントなどを実施し、人気を博している。

「とにかくかわいいデザインに惹かれた♡」という声も多いけれど、実は、自分の夢や考えを"書く"ことを通じて自らと向き合う、"マインドフル"な使い方も人気のポイント。
文具のとびらでは、ステーショナリーを使って夢を叶える手書き術をブランド創業者のクリスティーナ・カールソン(上写真)さんにインタビュー。第3回目は夢を叶える人生「Dream Life」について伺いました。

Dream Lifeについて

──前回は夢を思い描く際に意識したいポイントを伺いました。クリスティーナさんは著書『YOUR DREAM LIFE STARTS HERE』で、書き出した夢を叶えていく人生を「Dream Life」と呼んでいます。

「Dream Life」という言葉だけ聞くと、「夢のような生活」を思い浮かべるかもしれませんが、それは正しくありません。私が提唱しているのは、パーフェクトではないかもしれないけれど、自分らしく、自分の生きたい人生を生きること。これは死ぬまで続くもので、何か1つ夢がかなったからといって終わるものではありません。

実は私がkikki.Kを作った時、正直あまりハッピーではなかったんです。生まれ育ったスウェーデンからオーストラリアに移って、自分がこれからどうして生きていくのか迷っていました。ある日の朝3時、どうしても眠れずパートナーに人生相談をしたんです。
彼に「自分にとって重要なことを書き出してみなよ」と言われ、書いたのが①毎週月曜日「今週も仕事をしたい」と思えること②自分自身で事業をすること③スウェーデンデザインのもの、スウェーデンとつながりがあるものを扱うこと④少なくとも週500ドル(生活をしていくのに足りうる金額)を稼ぐこと、の4点でした。
自分がやりたいことが見えてきたので、「美しいオフィスを作らなきゃ!」とオフィス用品を揃えに行きました。しかし、欲しいものが見つからず「もしかしてそこにニーズがあるのかも」と考えたことがブランド誕生のきっかけです。

kikki.k5.jpgこの経験を基に、"真夜中に閃いたアイデア、インスピレーションなどをすぐに記録するため"の「3AMジャーナル インスピレーション」も開発


ですから、初期のkikki.Kのラインアップはフォルダーやキャビネットボックスといったオーガナイズ製品が中心でした。それがどんどん進化して、パーパス(目的)のあるもの、自分の人生を生きるためのツールとしてジャーナルなどを展開するようになりました。


──クリスティーナさんご自身のDream Lifeについて聞かせてください。
人生が続く限りDream Lifeに終わりはありません。私の中には完了のチェックがつけられていない夢がたくさん残っています。
「1億人に夢を書き出してもらう」ことの他、「ヨガの先生になること」、「8歳の娘の結婚式でダンスをすること」、「11歳の息子が五十歳になるときにスピーチをすること」なんて夢もあります。また「50歳になったら1年間休養を取ること」、「日本で直営店を出すこと」、「著書を日本語に翻訳すること」、売り上げの一部をジンバブエでの教育活動に寄付しているため「著書を100万部販売」も実現したいです。
こう考えると長生きしなくてはいけません。120歳まで生きるために(笑)、健康的に人生を過ごしていきたいと考えています。


──日本の文具ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
ぜひ、日本の皆さんも自分と向き合う時間を取って、夢を3つ書き出してみてください。そして、その夢を実現するためにどうしていったらいいかということを考えてもらえれば嬉しいです。



kikki.k8.jpg2019年4月24日にはホームウェアアイテムも発売(オンラインストア限定)。今後もkikki.Kから目が離せない♡

kikki.Kのジャーナルをプレゼント!

現在配布中のステーショナリーフリーマガジン『Bun2』4月号の読者プレゼントとして、kikki.Kの「ドリームジャーナルインスピレーション」を3名に贈呈!
101の叶えたいことリストを記入するページ、1・3・5・10年後の4つのタブに分かれたページなどを設けた、夢を叶えるのに活用したいジャーナル。応募は2019年5月20日まで(当日消印有効)。詳しい応募方法は『Bun2』4月号をチェック!(Bun2設置店情報はこちら

kikki.k3.jpg

プロフィール

kikki.k6.jpg
Kristina Karlsson(クリスティーナ・カールソン)

スウェーデン出身。kikki.Kの創設者・クリエイティブディレクター。移住したオーストラリアで同ブランドを立ち上げた。著書に『YOUR DREAM LIFE STARTS HERE』(2018)。二児の母。
ブランド名にある「キッキ」は幼少期のニックネーム。

【文具のとびら】が気に入ったらいいね!しよう