インク鮮度を保ち続けるスリップシール機構を搭載した万年筆として好評の「#3776 センチュリー」。その特別限定モデルとして、2022年に発売した「シェイプ・オブ・ハート」。2023年に第2作目「イヴォワール」、2024年に第3作目「チャイラテ」を発売。そして今回、最終作となる第4作目「ブルーバード」を発売する。
これまでのシェイプオブハートシリーズと同様にペン先のハート穴の加工で発生するハート型の抜き片（ハートピース）に思いを馳せ、そのハートピースを天冠ドームの中にジルコニアと共におさめた。
一般的にハートピースは、金の材料として再利用するために集めて溶かされてしまうが、「シェイプ・オブ・ハート」ではそれが１本の万年筆に同居しているという想いのもとに創られた。「誰かのしあわせ」をコンセプトとしたシリーズで、最終作ではその名の通り、幸せの象徴である「青い鳥」をイメージしたカラーリングを採用した。
また、最終作となる「ブルーバード」ではこれも幸せの象徴である「四つ葉のクローバー」を模して4葉のハートピースを天冠ドームにしのばせた。ペン先やクリップ・金属トリムをピンクゴールドフィニッシュで装飾。ボディはペールトーンとホワイトのバイカラー仕様で、ペン先やクリップ・天冠ドームが引き立つよう、表面にマットブラスト加工を施した。

専用化粧箱、瓶インク20ml（ミクサブルインク・アースブラウン）、カートリッジインク（ブルーブラック）1本、コンバーターが付属している。

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