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【ニュース】東京都荒川区のモノづくりブランド「ara!kawa」、初の認定商品発表会を開催

文具のとびら編集部

荒川区では、 荒川区のモノづくりの魅力を区内・区外へ幅広くアピールすることを目的として、 令和元年(2019年)度にモノづくりブランド「ara!kawa」を立ち上げた。このほど、令和4年(2022年)度の認定商品が決定し、令和3年(2021年)度および令和4年度の認定商品を披露する「第1回ara!kawa認定商品発表会」を2023年1月26日午後2時から、ゆいの森あらかわ ゆいの森ホールで開催した。

当日はまず荒川区ブランディング推進委員会井上浩委員長が、「荒川区はものづくりの街として知られていますが、明治時代に富国強兵の一環として官営工場が作られたのが始まりです。その後、関東大震災があり、荒川区は比較的被害が少なかったので、町工場の人たちが移り住み、それと同時に江戸時代からの伝統工芸の職人たちも移り住みました。ここで、伝統工芸の職人と町工場の経営者が融合して、化学反応が起こりました。東大阪市と東京・大田区、荒川区が三大町工場の集積地で、その中で荒川区は規模の小さい工場が多いですが、先ほどの化学反応よりまして、マニアックなものを作ってる工場が大変多いです。本日は荒川区ならではのマニアックな商品が数多く出てきますので、最後までお付き合いいただければと思います」とあいさつし、認定証を授与した。

「ara!kawa」は、「あら、かわってる。あら、かわいい。」をコンセプトに、新しさや独創性のある商品や、共感、驚き、好意をもたれる、デザイン性に優れた商品を令和3年度から「ara!kawa認定商品」としてブランド認定している。認定商品は、2023年3月からオンラインストア「荒川探訪商店」購入することが可能(公開日等の情報は地域情報サイト「荒川探訪」で告知する予定)。

今回認定された商品は次の通り。

「笑暮屋 tan-pen」(日興エボナイト製造所)エボナイト軸のショートサイズ万年筆。14金ペン先で、しなやかで滑らかな書き味。

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「おりあみ/ORIAMI」(石川金網)金網工場から誕生した金属製の折り紙。布のようにしなやかで、紙のように張りがある金網を使っているので、紙の折り紙のように折ることができる。

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印傳のような紙の御朱印帳(写真)/印傳のような紙のブックカバー(オフィスサニー)凹凸印刷技術“バーコ印刷”で紙を皮革のように仕上げた。

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「凹凸書字ドリル」(オフィスサニー)自社の凹凸印刷技術を活用した、今までにない新しいタイプの書字ドリル。凹凸加工ではみ出しに気付きながら、5つのステップで楽しくひらがな学習ができる。

「魔法のザラザラ下じき」(オフィスサニー)ザラザラタッチでイメージ通りの文字が書けるようになる下敷き。

「えぽっけ」(渡邉製本)子どもが描いた絵などの想い出をしまいっぱなしにしないポケットフレーム。紙でできた額縁のような台紙(ポケットフレーム)に作品をしまって、ゴムバンドで綴じるだけ。

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「FRAME FRAME」(富士製額)トレイ状に加工されたフレームと垂直に立ち上がったフレームの2つのフレームで構成されたアートベースで、東京の伝統工芸品の東京額縁の技法、技術を用いて作られている。

「ときここち」 (トネ製作所)卵を絶妙に溶きほぐす、卵かけご飯専用の調理器具。

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