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【ニュース】「第16回 万年筆ベストコーディネイト賞 2019」表彰式を開催

国内外の筆記具メーカー11社(インターアクト、エス・テー・デュポン ジャポン、カランダッシュ ジャパン、クロス・オブ・ジャパン、酒井、サンライズ貿易、ステッドラー日本、セーラー万年筆、ダイヤモンド、DKSH ジャパン、日本万年筆、ニューウェルブランズ・ジャパン、パイロットコーポレーション、ビクター、プラチナ万年筆、久菱成文堂、ペリカン日本、町山、ユーロパッション)が協賛し、万年筆が最も似合う著名人を表彰する「ハートラインプロジェクト 万年筆ベストコーディネイト賞2019」(主催:ハートラインプロジェクト実行委員会)の表彰式が、2019年11月28日に、東京・赤坂ガーデンシティのベクトル ラウンジで行われた。

“最も万年筆が似合う著名人に贈られる「万年筆ベストコーディネイト賞」は、「人と人」「心と心」をつなぐプロジェクト・コンセプトにもとづいて、前年度の受賞者に今年度の受賞者を選出してもらうことで受賞者を決定。2019年は、前年度受賞者のフリーアナウンサーの中井美穂さんが女優の鈴木保奈美さんと音楽プロデューサーの松任谷正隆さんを選出、フリーアナウンサーの内田恭子さんが同じくフリーアナウンサーの政井マヤさんを選出した。鈴木さんにはグラフ・フォン・ファーバーカステルの「ファーバーカステル伯爵コレクション ペルナンブコ万年筆」が、政井さんにはペリカンの「スーベレーンM805オーシャンスワール」万年筆&ボールペンが、松任谷さんにはパイロット「NAMIKI螺鈿・蛍」蒔絵万年筆がそれぞれ贈られた。

2.jpg受賞者の3人に、読売新聞特別編集委員でハートラインプロジェクト万年筆解説委員の橋本五郎さんも交えてフリートークも行われ、鈴木さんは「ファーバーカステルの色鉛筆が大好きで結構持っているのですが、そこに新たな燦然と輝く新たなコレクションが加わって、大変うれしく思います。早く家に帰って、これを使って何か書きたいです」、政井さんは「身に余るような素敵な賞をいただいたなと実感しています。私が夢を忘れそうになるときに、思い出させてくれるように、目のつくところに置いて、いつか自分で何か書き残したいなと思います」と受賞の喜びをそれぞれ語った。また、「万年筆フェチ」という松任谷さんは、「60年代の初めに、パイロットが回転式のキャップレス万年筆を作ったのですが、それがどうしても欲しくて、欲しくて、ようやく手に入れました。またパイロットの万年筆をいただいてすごくうれしいです。万年筆を使って手紙を書きましょう」と語った。

続いて、次世代へ万年筆の良さを伝える伝道師として、歌手の道重さゆみさんが特別ゲストとして登場。これまで万年筆にはあまり縁がなかったという道重さんだが、「字を書くことは大好きで、手帳や手紙を書くときのボールペンのペン先も、自分なりのこだわりがあります」という。そんな道重さんに対して、橋本さんが万年筆の魅力を伝授。道重さんは、万年筆で一足早く年賀状のメッセージをしたため、その場で書いた年賀状をSNSにアップした。実際に万年筆を使ってみての感想をきかれた道重さんは、「万年筆は見た目も美しく、持っているだけでもワクワクして、意識が高まる感じがします。実際に書いてみたら、すごく書きやすくて、書くのが楽しいので、今は“また早く書きたいな”という気持ちになっています」と話すなど、すっかり万年筆の魅力に目覚めたようだった。

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