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【新製品】キングジムがポータブル翻訳機を発表! 最多となる世界155言語に対応

キングジムは2019年11月20日、都内で新製品発表会を開き、持ち運びに便利なポータブル翻訳機「ワールドスピーク」HYP10を2019年12月6日(金)に発売すると発表した。翻訳機「ワールドスピーク」シリーズの第2弾で、オンライン(155言語)だけでなくオフライン翻訳(17言語)にも対応した。4モデルを用意しており、価格は税抜26,000円から。初年度8万台の販売を目指す。

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同社は、2019年7月に発売した据え置きタイプの対話型翻訳機「ワールドスピーク」で翻訳機市場に参入した。今回発表した「ワールドスピーク」HYP10は、本体123gのポータブル翻訳機。屋外での使用に対応し、連続動作時間は約30時間、連続待ち受け時間は約110時間とした。

操作方法は翻訳したい言語を選び、本体の会話ボタンを押して本体に向かって話すだけ。すぐに翻訳結果が画面に表示され、音声でも聞くことができる。

オンラインでの翻訳は、英語、中国語などの主要言語のほか、アイルランド語、サモア語など155言語に対応。しかも、各国の言語に合わせて複数の翻訳エンジンの中から最適な翻訳結果を自動で選択するという。オフラインでも英語・中国語などの主要な17言語の翻訳が可能だ。

また、音声コマンド機能は本体の「マジックホームボタン」を押し、言語名、もしくは国名を話すだけで、瞬時に翻訳言語を選択できるようにした。実際に翻訳した内容は履歴に残るだけでなく、よく使うフレーズなどを50件までお気に入りに登録することもできる。

通信方法は無線LANとモバイルデータ通信から選択でき、モバイルデータ通信には、時間帯問わず安定的な翻訳が可能なソフトバンク社の国内専用SIMカードと、178の国と地域で使用可能なグローバル対応SIMカードを用意した。

ラインアップは4モデルで、価格は本体のみが税抜26,000円、グローバル対応SIM(1GB)付モデルが同36,000円、グローバル対応SIM(3GB)付モデルが同51,000円、国内専用SIM(2年間通信使い放題)付モデルが同56,000円。

20191120kingjim1.jpg開発を担当した商品開発部の高尾政利氏(左)、常務取締役開発本部長の亀田登信氏(右)

新製品発表会で、亀田氏は「翻訳機の需要は今後も一層高まると考えております。据え置きタイプの翻訳機に対して、屋外や現場で翻訳機を使いたいときがあるので、手軽に持ち運べるようなものがほしいというご要望をいただきました。このようなご要望に対応するために、今回新たにポータブルタイプの翻訳機をラインアップに追加しました」と説明した。

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