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【イベント】水性マーカーによる黒板アート!初の「マーカーアート作品展」が盛況

千葉 勇

最近、おしゃれなカフェやレストランで目にする機会が多くなった黒板アート。販促効果が高いこともあり注目度がアップしているらしい。そんな中、東京・蔵前のeast side tokyoで2018年11月1日から3日まで、水性ボードマーカーで描いた黒板アートの展示会「第1回マーカーアート作品展」が開催された。会場が造花・花器・クラフトの専門店の店内ということもあり、買い物のついでに立ち寄るお客も多くいたようだ。

この作品展の主催者は、一般社団法人日本ボードアート協会。同協会が運営する黒板専科のB.labo(ビーラボ)では、マーカーアート講座を開くなど、ボードライターの育成に力を入れている。

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マーカーアート作品展は、同協会の会員26人が水性ボードマーカーで描いた黒板アート作品を出品。合計30点以上の作品展示に加え、物販、ワークショップも開催した。作品作りに使用した水性マーカーは、レイメイ藤井「蛍光ボードマーカー」、呉竹「ZIG POSTCHALK(ポストチョーク)」、三菱鉛筆「ポスカ」の3社の製品で、使用したマーカーごとに作品を分けて展示していた。どの作品も1社の水性マーカーしか使用しないというルールを設けて描いたそうだ。

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同協会の代表理事を務める早坂陵さん(1番上の写真)は「マーカーアートの魅力は、自由に気軽に描けて、お店の看板などにアイキャッチも高く実用性もあること。今回は、始めてからまだ半年も経っていない生徒さんの作品展ですが、文房具屋さんでだれでも買える材料で、手軽に楽しめるアートとして多くの方に興味を持っていただけたら嬉しいです。水性マーカーは絵具に比べて、文字が書きやすいですし、キャップを外してすぐ描けるという手軽さがいいんです」と話す。

あるカフェでは1枚描くのに15分という制限があると聞いて驚いたが、逆に考えると慣れればたった15分で描けるのがマーカーアートというわけ。新たなアートとして要注目だ!


20181106marker4.jpg右が早坂代表理事の作品「おやすみ今日」

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