群馬県下で3店舗を展開している文具専門店のハイノート。以前、ドイツの筆記具ブランド「ステッドラー」とコラボした、同店のオリジナル限定シャープペン「AKAGI RED」（記事はこちら）を紹介したところ大きな反響があったが、このほど新色が発売されたのでご紹介したい。昨秋登場した「HARUNA BLUE」と「HARUNA GREEN」の2色で、価格は税込1,650円。また、新色の登場に合わせて「AKAGI RED」も再発売され、この3色がハイノートの店頭に写真のようにずらりと並んでいる。3色のシャープペンがずらりと並ぶその様は、実に壮観だ。

ステッドラーの製図シャープ「925 25」をベースにしたこのシャープペンは、非常に心地よい書き味と使い心地で、さすがはプロ向けの本格的なシャープペンだと感心してしまうほど。そして、カラーリングも実に美しい。群馬を代表する名峰・榛名山の名前を冠しただけのことはある。

しかし、「AKAGI RED」の記事でも書いたが、このネーミングの由来は、「運動会」なのである。群馬県の学校の運動会では、何故か紅組・白組でチーム分けをせず、赤城団とか榛名団といった名前をつけているとのこと。そして、赤城団のチームカラー（ハチマキの色）が赤なので「AKAGI RED」と名付けたわけである。それで、今回の「HARUNA BLUE」と「HARUNA GREEN」なのだが、地域によって榛名団のチームカラーが青だったり緑だったりするので、2色同時に発売したそうだ。そこら辺が、いかにも“ご当地あるあるネタ”っぽくで、なかなか面白いところではある。ちなみに、ブルーとグリーンの色味がソフトなのは、運動会のハチマキの色を再現したからなのだとか。

ハイスペックなプロユース仕様で、しかもこの鮮やかなカラーリング。群馬県民はもちろん、そうでない人にも魅力的なシャープペンなので、ハイノートを訪れる機会があったら、ぜひ一度手に取ってみてはいかが？　なお、HARUNA BLUEとHARUNA GREENはハイノートのオンラインストアでも販売しているが、AKAGI REDは現在店頭での販売のみとなっているそうだ。