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【コレ注目!】奈良の文具・雑貨店「coto mono」の"うふふ"なオリジナル文房具

北澤孝之(Bun2編集長)

先日、奈良へ行ってきました。

奈良といえば、鹿!

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そして、大仏さま!

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奈良観光をたっぷりと楽しんだあとに、今回紹介する「coto mono」を訪れました。古都・奈良ならではの古い町並みが続き、観光客も多く訪れる“ならまち地区”にある人気の文具・雑貨店です。

冒頭に掲載した写真の格子戸をくぐると、左手にお店があります。軒下にかかった看板が目印です。

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ドアを開けると玄関で、ここで靴を脱いで上がります。実は、住居として貸し出していた物件を、特別に許可をもらって店舗として使用しているとのこと。なので、店内は土足厳禁なのだそうです。

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そしてのれんをくぐって店内に入ると、色とりどりの文房具や雑貨たちがお出迎え!

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周辺の街並みや店内の雰囲気にマッチした、昔ながらのロングセラーの文房具や、どこか懐かしいレトロ風な文房具を多数取り揃えています。これらの文具を見ながら「懐かしい!」と盛り上がるお客さんも多いそう。

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同店がオープンしたのは、2016年4月のこと。やがてじわじわと口コミでお客さんが集まってくるようになり、今や土日・休日ともなるとたくさんのお客さんで店内は混み合うという人気店になりました。ちなみに、お客さんはやはり女性が多いそうで、観光客はもちろん、近くに大学があるので、学生さんもよく訪れるそうです。また、アジアなど海外からのお客さんの来店も多いようです。

海外のお客さんは、中でも台湾の人が多いそうです。だからというわけではないでしょうが、台湾の小学生が使っている学習ノートも販売しています。これが、なかなかの人気なのだとか。素朴な味わいがあって懐かしい、ちょっと前の侯孝賢監督の映画に出てきそうなノートだなと思いました。

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そして、お店で人気なのはオリジナル文具「ならうふふ文具」の数々。鹿や大仏など奈良ならではのモチーフをかわいくデザインしたものばかりで、「持っているとうふふと思わず笑ってしまうような文具です」と店長の東岡智恵子さん。ちなみに、東岡店長はかつて文具メーカーに勤務し、キャラクター文具の企画・デザインを手がけていたそうです。店頭だけでなく、オンラインショップでも販売しています。

こちらは大仏モチーフの文具たち。「フエキ大仏」は、おなじみフエキのりの「フエキくん」が大仏に! そして、大人気だという「大仏クリップ」もあります。

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2019年4月に登場した新製品の「鹿といちごのレターセット」(いちごも奈良の名物だそうです)とかわいい鹿が鹿せんべいを食べようとするフローティングペンの「腹ペコ鹿ペン」。

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こちらにも「ならうふふ文具」がずらり。上から2段目の左側にあるのは、表紙に聖徳太子を描いた通帳サイズのおこづかい帳「聖徳太子のおこづかい帳」。人気アイテムの一つですが、「聖徳太子の1万円札を知っている人は少なくなってきましたね」と東岡店長。

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もちろん、奈良のお土産としていくつか購入しました。紙袋には、かわいい鹿のスタンプも押してもらいましたよ。

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記事が長くなってしまったので、購入した文房具については、明日改めてご紹介します。お楽しみに!

【店舗概要】
所在地:奈良市公納堂町6西2(格子戸をくぐって左手)
営業時間:10:00〜18:00(毎週火曜定休)

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