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【連載】他故となおみのブンボーグ大作戦!Bootleg  #060 万年筆祭!

文具のとびら編集部

30分間、文房具の話題だけをお送りするラジオ番組「他故となおみのブンボーグ大作戦!」のパーソナリティ「なおちゃん」こと、ふじいなおみです。

番組では毎週たくさんの文房具が登場します。その中から、他故さんとなおちゃん2人で選んだ商品をピックアップ。より掘り下げてご紹介していきます。

今回は、2026年3月8日OAの「なおちゃんの行ってみた」より、「PILOT FOUNTAIN PEN FESTIVAL 2026」のレポートをご紹介します。

PILOT FOUNTAIN PEN FESTIVAL 2026とは

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2026年2月7・8日に東京・京橋にあるパイロットコーポレーション(以下、パイロット)本社ビル2階スペースで開催された「PILOT FOUNTAIN PEN FESTIVAL 2026」。このイベントは、パイロットが純国産万年筆用14金ペンの開発に成功した1916年2月9日午後3時から110年という節目にちなんで万年筆の魅力をお届けするという目的で開催されました。二日間で午前と午後の開催、各回30名のみの参加だったとのことで読者の方の中にも行くことができなかった方もいらっしゃると思い、ここに綴ります。
※なおちゃんは、一足早い2月6日の招待枠で参加しました

会場になったパイロット本社ビルは、東京メトロ銀座線・京橋駅の出口の目の前。入口の広い空間にいると、いらっしゃった社員の方に導かれ、お話をしながら2階のスペースへ。このスペースは、私が以前個人的に応募して当選した商品のファンイベントの会場にもなっていた場所です。

まずはペン習字教室にお邪魔しました。

パイロットは、通信制のペン習字講座を運営されています。その先生が会場にいらっしゃって、自分の名前を書いたものを優しく褒めてくださり、その上でもっと素敵にかける方法を教えてくださいました。なおちゃんは普段通り「ひらがな」で名前を書いたのですが、ひらがなの場合はその字源(ひらがなの元になった漢字)まで遡って、「ひらがなのこの部分は字源のこの辺りなので、こういう書き方になります」というアドバイスをいただき、丸をいただきました!(「な」は「奈」が字源で、丸くなっている部分は「示」が崩れたものなので細く書くよりも多角形で丸に近い大きさで書く、などのアドバイスは役に立ちました)

スタンプラリーは豆知識がたくさん

photo2.jpg来場時にいただいたパスポート


次に夢中になったのはスタンプラリーです。入場者に渡されたトートバッグにはパスポート風ノートが入っていて、各ブースを回ると1カ国ごとにスタンプが押せるようになっていました。(後日見たところ、パネルを一つ撮影し損ねていたことに気づいてショックでした)

photo3.jpgパネルに掲載されている商品はその国で一番人気の商品とのこと。日本やフランス(7番でした)ではフリクション(フリクションは日本で販売する前にフランスで販売が始まりました)。ホワイトボードマーカーが人気という国もあって、筆記具からその国の特徴が垣間見られる感じがしました。

photo4.jpgなお、スタンプラリーですべてを回った人にプレゼントされたのは、純国産万年筆用14金ペンの開発に成功した1916年2月9日の年月日が刻まれたワッペン。これは大切にとっておきますね。

各ブースの展示物

もちろん、スタンプを集めながらそれぞれのブースの催し物を体験していきました。

まず気になったのは万年筆を実際に作っている作業風景を写したパネルコーナー。それぞれの工程の担当者がいつも心がけていることをメッセージとして書いたものが写真と共に貼られていました。ただの作業風景だけでなく、「私はこういう気持ちで製造に携わっています」というメッセージから普段使っている万年筆のありがたみを感じました。

ミニ資料室と名付けられたコーナーでは万年筆「キャップレス」や「カスタム」の歴代商品が並び、「パイロット博士がライブ解説」とパネルに掲げられていた通り、丁寧で詳しい説明とともに、2大ブランドの歴史を追うことができました。

バーカウンター風のスペースには、一番字幅の種類が多いカスタム742他が置かれていて、普段、店舗では申し訳なくてなかなか試筆をすることがないものも含め、すべての字幅の試し書きができました。なおちゃんが次に欲しいペン先は超極細のPO(ポスティング)だと心に決めました(こうやって万年筆は増える)。

photo5.jpgキャップレスのコーナーでは大型の模型と標準サイズの模型で内部機構をこっそり覗き見!あの小さい空間に細かな機構が入っていると思うと技術の高さに驚きを隠せませんでした。

他にも見所

囲いのある部屋はペンドクターさんのペンクリニックコーナー。なおちゃんもちょっと体調を崩していた万年筆を診ていただきました。

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色彩雫も全色揃っていて、色見本を作ることもできました。今回は万年筆のイベントだったので色彩雫などのインキ類の展示は大きくあったわけではなく、インクファンとしては「次回開催時にできればもう少しだけ展示物が増えるといいな」と感想をお伝えしてきました。

また、クラファンが行われている、温度でゆっくりと色が変化する有田焼のインテリア「TIME VASE(タイムベース)」の実物を目に焼き付けることもできました。
 
何よりも、普段では知ることのできないお話を社員の方々から聞くことができ、しかも社員の方々が「万年筆楽しいですよね!」という気持ちでお話してくださったのがとても嬉しかったです。

photo7.jpg最後に、会場入り口にあったのに通り過ぎてしまっていた「PILOT創業ものがたり」をじっくりと。このお話は去年のブンボーグ大作戦!トークライブ「ラジブン5」で他故さんがお話になっていた部分と重なる話もあり、私の知識にも厚みが出たように感じられました。

photo8.jpgお土産のカクノ、大切にします。また楽しいイベントが開催されるのを楽しみにしています。

ブンボーグ大作戦!こぼれ話

今年もブンボーグ大作戦!のイベント企画を始めました。「文房具専門のラジオ番組」だからこそできるコンテンツは何かを考えて計画を立てている所です。

まずは自分が大好きな文房具を他の参加者に語り合う「他故となおみの推し文房具の会」を夏に埼玉・朝霞にある「CHIENOWA BASE」で実施予定です。推し文房具の会は「プレゼンタイム(好きな文房具への愛を語る時間)」を5分&「参加者からの質問タイム」を5分の1人10分で文房具の魅力を語り知り合うイベントです。
なかなか文房具の濃い話をする場所がない、と悲しんでいるあなたのご参加を楽しみにしています。

また、涼しくなる頃にはトークライブを開催すべく少しずつ準備を始めています。「ラジオ番組がトークライブをするなら何ができるか?」をキーワードに進めています。

推し文房具の会、トークライブ、どちらも近くなりましたら詳細を、番組とこの連載でもお知らせしますので、どうぞお楽しみに!

プロフィール

【ふじいなおみ】
1979年北海道札幌市生まれ。ラジオパーソナリティ/文房具プレゼンター
ナナコライブリーエフエムで放送中のラジオ番組「他故となおみのブンボーグ大作戦!」のパーソナリティ及び制作・技術を担当。万年筆インク(中でもご当地インク)コレクター。
他故壁氏さんとユニット「たこなお文具情報室」として、文房具の楽しさを伝える活動を行っている。
2015年生まれの娘とともに知育・学童文具を使用しているため、リアルな声を届けられる数少ない存在である。

【他故となおみのブンボーグ大作戦!】
埼玉県朝霞市のコミュニティFM「ナナコライブリーエフエム」にて放送中の30分間文房具の話題だけをお送りするラジオ番組。
パーソナリティーは他故壁氏&ふじいなおみ。
放送時間は毎週日曜日19:30~20:00 ※2025年9月から再放送がなくなりました。
FMラジオ77.5MHz(埼玉県朝霞市・志木市・新座市・和光市とその周辺地域)の他、パソコンやスマートフォンではListenRadioのサービスを利用すると気軽に聴くことができます。

詳しい聴き方は番組Webページへ
https://daisakusen.net/howto/

また、放送後には主要なポッドキャストプラットホーム(Spotify、Apple Podcast、Amazon Music)とナナコライブリーFMのYouTubeチャンネルでも配信をしていますので(一部配信できない場合があります)お気軽にお聴きくださいね!