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【新製品】ノック式シャープペンの最高峰「オレンズネロ」に待望の芯径0.5が登場

ぺんてるは、ノック1回で芯が出続ける話題のシャープペンシル「オレンズネロ」の芯径0.5㎜を新発売、2020年10月9日(金)から出荷を開始した。価格は税抜3,000円。

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「オレンズネロ」は、1960年にノック式シャープペンと合成樹脂を配合したシャープペン替芯(ハイポリマー芯)を世に送り出したぺんてるが、半世紀にわたり追求してきた技術を結集したフラッグシップモデルとして、2017年2月に発売された。1回のノックで芯が1本無くなるまで書き続けられる「自動芯出し機構」と、芯の減り具合に合わせてペン先のパイプがスライドするので極細芯でも折れない「オレンズシステム」を搭載。シャープペンシルとしては高価な3,000円という価格帯ながら、発売後はしばらく品薄状態が続くほど話題となった。イタリア語で黒を意味する「nero(ネロ)」を名前の由来とし、ボディカラーは黒一色のみで展開している。

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今回、同シリーズにシャープペン市場のボリュームゾーンである芯径0.5㎜が仲間入り。市場で一般的な芯径0.5㎜を開発するにあたっても、シャープペンシルのフラッグシップモデルにふさわしい、「オレンズネロ」ならではのこだわりを込めて開発した。同社の製図用シャープペン開発の長年の歴史の中で培った技術を活かし、一般的な自動芯出し機構の製品で採用されている砲弾型ペン先ではなく、 ステンパイプ(ストレート形状のパイプ)を採用したことによりペン先の視認性を確保した。また、芯径が大きくなるほどパイプ先端と紙面の抵抗も大きくなるが、パイプ先端を時間をかけて丁寧に研磨することで、筆記抵抗を減らし、なめらかな書き心地を実現した。

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芯径0.2㎜や0.3㎜よりもタフに、そして長く書き続けることが可能。またノックや芯折れによる時間のロスを大幅に減らし、思考を遮らず書くことに集中できる。

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また、芯径0.5㎜の発売を記念し、「オレンズネロ」のデザインを施した限定シリーズとして、「詰め替えケース付きアイン替芯シュタイン」と、ホルダー式消しゴム「クリックイレーザー フォー オレンズネロ」も同時発売。

「オレンズネロ」のペン先にぴったり合うように設計された「アイン替芯シュタイン」は、 オレンズネロの純正® 芯として製品の持つパフォーマンスを最大限に発揮する。持ち運びに便利な詰め替えケース付き限定品。0.2HB/0.3HB/0.5HBの3種類で、税抜200円。
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「クリックイレーザー フォー オレンズネロ」は、
消しゴムもパーツもオールブラックのホルダー式消しゴム。消しゴムの薄さがわずか3㎜なので、ねらい消しに最適。税抜600円。
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なお、「ノック式シャープペン」と「合成樹脂を配合したシャープペン替芯」の発売60周年を記念して、 メディアプラットフォームnoteに公式アカウントぺんてる シャープペン研究部を開設しているが(記事はこちら)、公開中のコンテンツ「シャー研INTERVIEW」ではオレンズネロ0.5㎜の開発担当者に聞いた新製品開発の裏側を公開中。

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