1カ月前はまだコートを着ていたはずなのに、すっかり季節が春に変わり、夏の気配さえしてくるこの頃です。

とはいえ、まだ衣替えをするには心もとなく、自宅では冬モードの雰囲気がしぶとく居座っています。
身の回りの季節感がなくなっていたところに、先日取材先でアートプリントジャパンの「フラワーパーツ」を見かけて、その控えめに凛とした雰囲気に一目ぼれ。すぐに我が家へお迎えしました。

そう、文具好きの方は共感していただけると思うのですが「一目ぼれ」で購入したときはしばしば、その用途は全く考えないものです。実はこの商品、「フラワーマーケット」というシリーズで、本来であれば別売の専用封筒に入れてカードとして使うもの。しかし、一目ぼれで購入したがゆえに、本来の使い方を知るのは後になってからのことでした（専用封筒もとってもかわいいので、気になる方はぜひチェックしてみてください）。

そんなことを知る由もなく、帰りの電車で私は「今読んでいる本の栞にしようかなぁ」などと思っていたのでした。

もちろん、お気に入りのカードを本の栞にするのも素敵。


だけれど、いざ自宅に帰ってから開封したところ、その佇まいに「この見た目はいつも視界に入るところに飾っておきたい」と思い、急きょ、この季節感のない自宅を彩ってもらうことになりました。

購入したのは、「ミモザ」と「オリーブ」。華やか過ぎない控えめな色合いなのに、しっかりと存在感があります。

どこに飾ろうかと悩み、いろいろ試してみることに！窓辺がさみしかったので、裏側に紐をつけてカーテンへ。

外からの光との相性がいい感じ◎　二つが重なったときに表情が変わるのも素敵です。

次は、殺風景な壁へ。我が家は賃貸なので画鋲が刺せず、マスキングテープで貼ってみました。あえて逆さまにしてドライフラワーのような見た目に。
うーん、かわいいです。

結局、壁に貼るのがしっくりきたのでこの「フラワーパーツ」の定位置は早くもここに決まりました。何もなかった白い壁が祝福されるかのごとく、一気にあたたかな季節がやってきた気がします。

繰り返しになりますがこの「フラワーパーツ」は、「フラワーマーケット」というシリーズのもの。もっとたくさんのお花や草木の種類が販売されているので、他のも購入しようと検討中です。今回は見た目で種類を選びましたが、季節ごとの植物を選べば季節を一層感じられそうです。

今回は自宅に飾ることになったものの、手帳や本に挟んで栞代わりにしたり、誰かに渡すプレゼントに添えたりするのもおすすめ。もちろん、専用の封筒に入れてセット使いするのも。

■関連情報■
アートプリントジャパン「フラワーマーケット」
https://www.apj-online.com/shopbrand/ct5755/


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