
【連載】月刊ブング・ジャム Vol.35 注目筆記具大集合!(その3)
本サイト編集長の文具王・高畑正幸さん、イロモノ文具コレクター・きだてたくさん、ブンボーグA・他故壁氏さんの3人による文具トークライブユニット「ブング・ジャム」が、気になる最新文房具を独自の視点から切り込んでいく「月刊ブング・ジャム」。今回は、注目の筆記具について取り上げました。
第3回目は「ジェットストリーム エッジ」です。
(写真右から他故さん、高畑編集長、きだてさん)
*その1はこちら
*その2はこちら
世界初! ボール径0.28㎜の油性ボールペン

【高畑】そして、「ジェットストリームエッジ」ですね。
――これ、めちゃめちゃ売れてますよね。
【高畑】やっぱりさ、これは衝撃が大きいよね。
【きだて】「0.28㎜のジェットストリーム」って聞いただけで、ボールペンのことを少しでも知っている人なら、「何それ、書いてみたい」って思うじゃん。どうしたって。
【他故】「おっ!」ってなるよね。
【きだて】それで書いてみると、そのイメージからそんなにズレない書き味というのがあって。
【他故】なるほど細くて、なるほどジェットストリームというね。
【きだて】で、それが欲しかった!という人は確実にいる。そういう意味で、欲望に忠実な1本っていう気がするんだよな。
【他故】欲望に忠実(笑)。
【高畑】今までは、「細いのはゲル、なめらかなのは油性」というのがあったじゃん。そこに対して、細くて油性というのを作ってきたというのはなかなかで、同じ0.28㎜でもゲルの0.28㎜より圧倒的に細いんだよね。
【他故】そうそう。筆線が全然違うからね。
【高畑】ボール径が同じでも、インクの粘性が高い分だけ染み込まないから、細く書けるんだよ。やっぱ、シャープなんだよね、書いた字が。
【きだて】輪郭がはっきりするというかね。
――細かい字を書きたいときとかに、めちゃくちゃ便利ですよね。
【高畑】使ってみると、「また一歩進んだな」という気がするよね。
【きだて】昔「ハイテックC」で、お米にも字が書けるとかやってたじゃん。
【他故】やってたね。
【きだて】これは、まさにそれだよね。お米に字が書けるよ。
【他故】絶対書けるよ。書けるだけじゃなくて、何文字書けるという話だよね。
【きだて】俺みたいな不器用な人間が、5㎜方眼の中にひらがなが20文字入るんだぜ。「あ」から始まって「たちつてと」まで入ったもんね。いや~、これは書けるわ。
――これ、立てて書いた方がいいんですよね?
【高畑】これは、ボール径が小さいので、筆圧をかけ過ぎると紙にひっかかるんですよ。ちょこっとだけ筆圧を抜いてあげると、ジェットストリームらしい転がり感が感じられるようになるんですよ。
【他故】立てて、なるべく力を抜くようなイメージで。
【高畑】刻むように書いちゃうと、ダメなんですよ。
【きだて】力を抜いた瞬間に、「ふわっ」と筆記感が変わる感じがすごく面白い。
【高畑】それで、「あっ、ジェットストリームだ」という感じがするんだよね。
【きだて】そうそう。
【他故】だから、このグリップなんでしょ。力が入らないようにというイメージだと思うんだよね、このタテ溝は。
【きだて】タテ溝は明らかにそうだよね。
【他故】「ムダな力を入れるなよ」っていう(笑)。
――そしてこのデザインですが。
【高畑】後ろ細いデザインね。これは、「アドバンス アップグレードモデル」よりも攻めてるじゃない。特徴が強くて。しかも、ボディの後ろは六角形じゃん。シャープな印象を持たせたいというのは分かるんだけどね。今売れているのは、「あのジェットストリームの新タイプだから」というのがあると思うけど、ただそういう感度の高い人たち以外の一般の人たからすると、ちょっと攻めすぎている感があるかもしれないなと思う。
【きだて】攻めすぎというのも分かるし、でも三菱としては「これ、今までとは全く違うボールペンです」って言いたい文脈もあって。その辺のせめぎ合いだよねー。
【高畑】だから、もうちょっとしたら、もう少し大人しいボディで、このリフィルが入っているやつを、しばらくしてから出すと思うんだよ。今はこれでいいんだけど。
【他故】今はね。
【高畑】これも、「クルトガ」のメカが見える透明なパーツと一緒で、エンジンが見えなくなる時期が来ると思うよ。
【きだて】まぁ、間違いなく来るよね。
――「フリクションボール」の最初のデザインと同じですね。
【高畑】不思議なイメージのデザインで。
【他故】異質な感じで、今までのものとは違うんだよという。
【高畑】それが今は上手くいっていると思うし、しばらくしてそういうのが感度高い人たちに行き渡ったら、もうちょっと落ち着いたやつが出てきてもいいかな。
――これは、今までのジェットストリームの、流れるようなイメージのボディとは違いますね。
【きだて】本当に鋭い、エッジのイメージだよね。ただね、この軸だと、手帳のペンホルダーに入れにくいんだわ。
【高畑】ああ、先太だからね。
【きだて】先が太くて入れにくいし、ホルダーに落とし込むとスコスコになっちゃうし。
――確かに、軸の太さが均一じゃないですからね。
【きだて】そうそう。そういう意味で、手帳に付けにくいボールペンではあるんだけど。
【高畑】ただ、これは手帳に向いているボールペンだからね。
【きだて】そこがなー。「えーっ、お前、そうじゃないの?」っていう。
【高畑】だから、そこを狙ってないんだよ。手帳に使えるはずなんだけど、手帳にはめるというのをここでは表現していないじゃん。
【他故】してないんだよね。
【高畑】だから、そういうボディが必要だよね。ストレートなボディで、クリップはそこそこ厚みがあるものにもいけてみたいな手帳モデルは必要だと思うし。あと、このリフィルは「ジェットストリーム4+1」と一緒なので。
【きだて】そうそう、だから3色ペンが欲しいよね。「エッジ3」。
【他故】多色はすぐできるからね。
【高畑】3色ペンとか4色ペンは欲しいんだよ。あとは、グリーンのリフィルを作ってほしいんだな。需要の問題を考えれば、赤・青・黒で十分というのは分かるんだけど、グリーンも欲しい。赤・青・黒で0.28㎜のリフィルを出していて、それに入れ替えが可能ということは、どう考えても次は多色で、手帳と一緒に持ったときに細かく書けるという。「ジブン手帳」とか「測量野帳」みたいに、5㎜よりも小さい方眼に書けるぜっていう。
【他故】3㎜レベルの小さい方眼ね。
【きだて】でも、そうなったときにグリップをどうしてくるかは気になるところだね。
【高畑】全体のデザインがどこに行くかだよね。
【他故】このデザインを踏襲して太くするというのはちょっと考えにくい。
【きだて】それは無理筋だよな。
――これは、用途的に万人ウケするようなものではないのかな。
【きだて】とにかく、細く書きたいという人に向けてピシャッと狙った感じではあるよね。
【高畑】今のところ、唯一無二なところがあるじゃないですか。他に真似ができないというか。技術的にも、三菱鉛筆は過去に0.18㎜のゲルを作っているから、そういうのもあったりすると思うけど。消せるペンはパイロットが強いけど、低粘度油性については三菱が譲らないというか「全部やるぞ」という感じがすごいするよね。
【きだて】ちなみに、この先端のチップって、「フリクションポイントノック04」のシナジーチップと同じようなつくりなのかね。
【高畑】いや違う。削り出し。
【きだて】へー、削り出しでやってるんだ。違うんだね。
ポイントチップ(左)、既存のチップ(右)
【高畑】どちらかというと、シグノのいらないところを削ってますという感じ。
【きだて】そういう感じなんだ。なるほどな。
【高畑】油性は曳糸性でインク出すから大丈夫なんだよ。インク自体の引っ張りでインクを出すから。
【きだて】ボールが糸ひいてということか。
【高畑】あと、これ自体がインクがそんなになくてもいいやつだから。極細で油性だから、ゲルみたいにいっぱい必要なボールじゃないんだよね。線細いから。
【きだて】じゃあ、何で今まで0.28㎜の油性ってなかったの?
【高畑】どうだろう? 加工とかインクの技術とかじゃない。
【きだて】そこら辺の精度の話なのか。
【高畑】多分、ジェットストリームじゃないと、流動性が悪いとダメなんでしょう。
【きだて】ここまで低粘度じゃないと無理という話ではあるよな。
【他故】当然、低粘度だからいいという話でもないよね。バランスは当然必要だと思うんだけど。
【高畑】筆跡だけ見れば、久々に0.18㎜のときの感覚なんだよな。
【他故】ああ、そうだね。
【きだて】「シグノビット」ね。
――0.28㎜でカリカリだと、ジェットストリームだと思われないかもしれない。
【きだて】それもあるよね。
【高畑】力を抜いて書くとジェットストリーム感はあるんだけど、何も知らないでちょっと力を入れちゃうと、先端が細いから引っ掛かり感が出ちゃうんだよね。
【きだて】そう。ここまで鋭いと、わりと紙に刺さる。
【他故】ジェットで0.38㎜が出たときも、最初「違うな」と思ったんだよね。書き方の感じとして。0.5㎜まではジェットだったんだけど、「0.38はちょっとな」と思った時期があったから、これなんかは特性を知ってて書くということをしない限り、何となく「違うな」と思っちゃう人が多いのかもしれないね。
――力を抜くという書き方が分かっていればいいんでしょうね。
【他故】「細いのは分かるんだけどさ」という意見が出ていてもおかしくない。
【きだて】この「エッジ」のレビューを書いたときも、「まず力を抜け」と書いたものね。でないと本当に伝わらないと思って。
【他故】そうだよね。「出ました」「よかった」じゃ済まないぞっていう。味わうためには、一つ作法を覚えていただいてという(笑)。
【きだて】そういう意味では、こんなに売れちゃって大丈夫なの? という気がせんでもない。
【他故】あ~、にわかがアンチになりかねないのか。
【高畑】その可能性はあるよね。
【きだて】だから、「OKB48」の握手会も難しくないかという気はするよ。
【他故】次の「OKB48」でね。
【高畑】あと心配なのは、これデリケートなんだよ。紙質にもよるけど、あんまりガリガリ書くと、紙粉が詰まって書けなくなるかもしれない。
【きだて】あー、そうか。それもあるかー。
【他故】あるよね。絶対そうだと思う。
【高畑】店頭で不特定多数の人が乱暴に扱うと、本来の性能を発揮できなくなる可能性があるので、そこは優しく使ってほしい。ボール径が半分になると、ボールの体積って1/8になるんだよね。それは結構大きくってさ。
【他故】それ、球が小さいからな。
【高畑】しかし、ボディ細いよね。きだてさんは細いの好きでしょ?
【きだて】大好き。このサイズになると、さすがに滑り過ぎもないので、結構好き。
【他故】そのグリップは大丈夫なんだ。
【きだて】だって、このグリップじゃないとダメなんだろっていう。
【他故】それが分かってて、これでいいという。
【きだて】だから、そういうものとして受け入れられれば、このなめらかさは体験できるので。これに関しては、自分の我を通さずに、受け入れるしかないよね。
【高畑】ここまで来るとね。
――まあ、作法を受け入れるしかないですわな。
【きだて】これはもうしょうがない。お前、ちょっと特殊すぎるからしょうがねえ、こっちが合わせてやるよ、と。
――合わせてやるよ(笑)。
【きだて】結構速書きしてみても、それなりに追随性があるし。
【他故】そうね。かすれるというイメージはないね。
【高畑】ちゃんとした条件で書けばいいけど、ガサガサの紙に筆圧強く書くとしんどいんじゃない。
【きだて】そうね。
【高畑】そういう注釈は付いちゃうんじゃない。
【他故】これを使っているときは、速く書きたいという気にはあんまりならないけどね。
【高畑】小っちゃい字を小っちゃいところに書いてたりするからね。
【きだて】ただ、ノートにビッチリ書きたい需要なんかもあるから。
【他故】そうか、そうやってビッチリ書いていくと、スピードが上がる人もいるわな。
――方眼の中に、画数の多い漢字がちゃんと書けますよ。
【高畑】そうなんだよね。実質、この線はどのくらいの太さなんだろうね。
――なめらかさは0.5㎜とかの方がいいでしょうから。
【きだて】なめらかさを求めるんだったら、これはおすすめしませんよ。
【他故】まあ、とりあえずは、細書きをしてみたい人は、一度は試して欲しいという言い方になりますよね。
――しかし、よく売れてますよね。
【他故】千円の商品の什器が空になるってなかなかないですよ(笑)。
【きだて】ここしばらくはなかったかな。
【他故】ここまですごいスピードでというのはなかったと思うよ。限定軸がなくなるのは想定していたけど、他のものまで空っぽになるくらい売れるとは想像していなかった。
【きだて】軸色はどれでもいいから、とりあえず書いてみたいと思うから空っぽになるわけじゃない。
【他故】そう、まずは1本だっていう。だから、他の色も入荷したら買っちゃうかもという人がいるわけでしょ。
【高畑】買ったけど、本当に欲しい色は買えてない人はいるだろうね。
【他故】いると思うね。
【高畑】文具ファンじゃなくても、ちょっと興味がある人だったら、全く新しいものが出たときの反応って良くないですか? 「ブレン」もそうだし、これもそうだと思うんだけど、「新しいイノベーションが搭載されているものだ」というものには、ちゃんとビビッドに反応している気がするね。
【他故】そうね。
【高畑】「やっぱ、すごいものはすごい」というのが今あるような気がする。
【他故】みんな「可処分所得のお金がない」と言っている割には、千円クラスのものが売れていたりするから。
【高畑】それは、大きいところの話だとなかなか難しいけれど、これは文房具のちょうどいい値頃感だよね。
【きだて】逆に、可処分所得的に千円が限界なのかという気がしないでもないけど(笑)。
【他故】大人でも千円が限界という話(笑)。
――お小遣いで買うにはそれで精一杯という人もいるかもしれませんね。
【他故】家族に「2本買ってきて」と言われたけど、「2本はちょっと」みたいな(笑)。
【きだて】中高生か(苦笑)。
【他故】下手すると中高生の方が買っているから(笑)。
【高畑】人のことは言えないけどさ、俺中高生のときそんなにシャーペン持ってなかったぞ。
――コレクションですものね。
【高畑】まあ、「フィギュア集めてます」よりはお金かからないのかもしれないけど。
【他故】それも含めて、千円が面白い価格帯なのは間違いないので。千円払うと面白くなるという。
【高畑】あと、久しぶりに油性ボールペンかぁと思って。ジェットストリーム出てから大分間が空いたじゃないですか。「あ~、油性でくるか」というのがあって。で、油性なんだけど、この細さになると最早油性にはライバルがいないんだよ。ゲルとかミリペンとか、違うものがライバルになってくるんだよ。昔あったじゃん、ロットリングの製図ペンで、0.1㎜とか0.05㎜とか、先端がめっちゃ細いやつ。
【他故】あったね。
【高畑】それに印象が近いんだけど、書き心地はこっちの方がずっといいんだよ。
【他故】それはそうだ。あれは筆記具じゃなかったからね。線を引く道具ではあったけど。
【高畑】この細さは、そんな感じがするよ。
【他故】僕も最初、これを買って使ったときに、「ロットリング600」を想像したんですよ。デザイン的に。でも、書いてみて、「そういえば、ロットリングの製図ペンもこんな感じだったよな」と思った。
【高畑】そうなんだよ。真ん中に細い針が出てるやつな。で、シャーペンでこんなに細く書けるのないじゃん。
【他故】ないね。
【高畑】0.2㎜シャープでもこんなに細くならないよ。だから、今現状書ける筆記具の中では一番細いクラスになると思うんだよ。製図ペンの細いのが、これに匹敵するぐらい細く書けるんだけど。あとは、烏口をめっちゃ幅寄せると、これぐらい細く書ける人もいたぐらいだよ。だから、今使える筆記具の中で一番細いクラスの線が引けて、しかも普通のボールペンみたいに書けるじゃん。
【きだて】だから、日常的に文章を書く道具としての最細だよ。
【他故】字が書けるというのは脅威だと思うよ。
【高畑】昔だったら、こんなに細い線だったら、昔はものすごい気を遣いながら書く道具はなかったわけではないけど、それはほとんど日常の筆記具ではなかったじゃん。それが、筆記具としてできてきた。
【他故】唯一の救いは、替え芯がめっちゃ高いわけでもないということかな。
【高畑】200円かな。安くもないんだけど。あと、このリフィルを「ジェットストリーム4&1」に入れてみたんだけど、やっぱり細すぎるから、ノックから斜めになっている感が気になるのよ。やっぱり専用のボディを最初に出したのは正解。気分としては、このインクの色に合わせて赤用と青用のボディも買うかという感じがしなくもない。
【他故】このリフィルにチューンされたボディだなとすごく感じる。
――じゃあ、0.28㎜で3色ペンだと、専用のボディを作らないといけないですか?
【高畑】作ってほしいですよね。
【きだて】やっぱり「ジェットストリーム エッジ3」になるだろうね。
【他故】「エッジ3」の名前を付けるとすると、これじゃないけど、もっと違うかたち?
【きだて】手帳に使いやすいかたちでお願いしますよ(笑)。
【高畑】あと、文字にもいいと思うけど、多分新しい画材とか製図ペンとして、色々できそうな気がするのね。このペンにはまる職業の人とか、イラストの人。最初イラストレーターの人に描いてもらってるでしょ。それもいいと思うんだよね。このペンだから描けるという人が出てくると思うんだよ。
――メーカー的にもそっち方面に期待しているみたいですよ。
【他故】エッジにも、「ハイテックC」で描いている佐藤明日香みたいな人が出てきて、「この細さで描ける」みたいな感じでね。
【きだて】とりあえず、しばらくの主需要は手帳かな。
【他故】だと思うね。まずは手帳かな。
【きだて】手帳で言うと、「ジブン手帳」のシンペーパーって、細字ペンとの相性がすごくいいのよ。
【他故】シンペーパーがまず良いんだけどね。
【きだて】そういう細字を受け止めるベースがきちんと出てきたということで、「今後は特に細字に注目だね」って気持ちになってますよ、俺的には。
――細字ボールペンに注目ですね。
プロフィール
きだて たく
小学生の時に「学校に持っていっても怒られないおもちゃ」を求めて、遊べる文房具・珍妙なギミックの付いた文房具に行き当たる。以降、とにかく馬鹿馬鹿しいモノばかり探し続けているうちに集まった文房具を「色物文具=イロブン」と称してサイトで公開。世界一のイロブンコレクターとして文房具のダメさ加減をも愛する楽しみ方を布教している。著書に『イロブン 色物文具マニアックス』(ロコモーションパブリッシング)、『愛しの駄文具』(飛鳥新社)など。
色物文具専門サイト【イロブン】http://www.irobun.com/
他故 壁氏(たこ かべうじ)
文房具トークユニット〈ブング・ジャム〉のツッコミ担当。文房具マニアではあるが蒐集家ではないので、博物館を作るほどの文房具は持ち合わせていない。好きなジャンルは筆記具全般、5×3カードとA5サイズノート。二児の父親。使わない文房具を子供たちに譲るのが得意。
たこぶろぐhttp://powertac.blog.shinobi.jp/
*このほか、ブング・ジャム名義による著書として『筆箱採集帳 増補・新装版』(廣済堂出版)と、古川耕さんとの共著『この10年でいちばん重要な文房具はこれだ決定会議』(スモール出版)がある。
弊社よりKindle版電子書籍『ブング・ジャムの文具放談』シリーズを好評発売中。最新刊の『ブング・ジャムの文具放談6』も発売。
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