東京・日本橋の丸善日本橋店は、万年筆の展示即売会「第11回世界の万年筆展－ここから始まる万年筆の世界－」を2020年3月4日（水）から10日（火）まで開催中。残念ながら、新型コロナウイルスの影響でペンクリニックなど中止となってしまったイベントもあるが、今年も国内外の有名ブランドの選りすぐりの万年筆がずらりと会場に並んでいる。

丸善オリジナル「タイムトラベラー」万年筆とボールペン（各200本限定）、オリジナルインクの「マリンブルー」。これらの商品は、後日改めてご紹介します（記事はこちら）。

「丸善アテナインキ」の日本橋店限定インク「日本橋金冠」（限定300個）

3月20日に発売されるプラチナ万年筆のノック式万年筆「キュリダス」を先行販売。アーバングリーンとプリズムクリスタルが人気のようだ。


パイロットのキャップレス万年筆新製品「キャップレスLS」（左）と、先行販売のセーラー万年筆「四季織おとぎばなし」

世界遺産・吉野山の天然桜を軸に用いた呉竹の万年毛筆「万年毛筆　夢銀河　天然木/千本桜」

特別企画として、パーカー「デュオフォールド」センテニアル万年筆の日本未発売特殊字幅の受注会を開催。日本未発売を含む全14種のペン先を試すことができる。

黒檀、屋久杉、花梨などの天然木を素材にオリジナルの万年筆やボールペンなどの筆記具を作っている平井木工挽物所が今回初出展し、大きな注目を集めているという。手にするだけで森林浴をした気分が味わえそうだ。