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【新製品】日本ならではの技が光る上質なハンドメイド道具「Cohana」に4アイテムを追加

KAWAGUCHIは、Made in Japanにこだわり、伝統的な匠の技術や素材産地と共に製作したブランド「Cohana(コハナ)」に4アイテム19種を追加、2019年4月10日に発売した。

創業から67年、日本橋に本社を置く老舗手芸道具メーカーとして、手芸・ソーイングの分野で培った経験と強みを活かし、日本各地で継承されている伝統的な匠の技術や素材産地と共に製作したハンドメイド道具のブランド「Cohana」の道具は、ハンドメイドのための道具だけではなく、上質な生活雑貨やこだわりの感じられる文房具としても利用できる。実用性と共に、コレクションやギフトとしても、心に残り、長く愛用できる。

今回発売した4アイテムは以下の通り。

三河木綿の巻き道具入れ(愛知×大阪) 愛知県の三河木綿と、丈夫で軽い帆布を組み合わせた巻き型の道具入れ。編み棒や文房具などさまざまな道具の収納に使用できる。小さなポケット付きで、細かなものもすっきり収納でき、持ち運びにも便利。三河木綿は先染め糸をぬき糸に打ち込んだ「刺し子織り」という伝統的な技法で織られ、優れた耐久性とやさしい肌触りが特長。帆布には使うほどに独特の風合いが増し、しっくり馴染むパラフィン加工を施している。

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豆枡の針山 (岐阜×静岡×大阪) 1300年の歴史を持つ日本の「枡」。その技術と文化の伝承に努めてきたのが、岐阜県大垣市にある大橋量器。繊細な匠の技術によって生まれた小さな豆枡を、手のひらにちょこんとのる、愛らしい針山にした。香り豊かな国産のヒノキを使い、枡の形をしっかりと保つ「あられ組」という技法で作られている。美しく機能的な製品を作り出す匠の技は、わずか15㎜角の豆枡にも生かされている。針山の生地は、浜松で織られた上質なリネンを使用し、針通りもなめらか。とんぼ玉の待針は、針山と同じ色で揃えた。

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貝釦のお花のプッシュピン(奈良×広島) つややかな光沢と、虹色の独特な輝きが魅力の、貝釦。真珠を育てる貝として知られる「あこや貝」から切り出した花のモチーフと、針の産地広島でつくられた繊細な金色の針を合わせ、プッシュピンに仕立てた。コルクボードや壁に刺すと、まるで花が咲いたかのような愛らしさ。奈良県川西町は、海のない土地ながら、貝釦の生産量日本一の産地。明光堂は、針の産地広島で布通りの良さを求められる待針や特殊なピンをつくっている。針先端の研磨に、長年培ってきた職人の技術が光る。

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小樽切子のピンクッション(北海道×広島) 硝子工芸の産地・小樽で作られた切子に、北海道の羊の毛で作られたフェルトボールを合わせ、ピンクッションを作った。ぷっくりとしたフォルムに、花びらをイメージした切子が入っている。ガラスの待針は、産地として有名な広島でつくられた針で、布通りがスムーズ。深川硝子工芸は、土地に根差した独自の切子「小樽切子」を作り出したメーカー。凛とした表情の切子には、いくつもの苦境を乗り越え、復活を果たしてきた職人たちのたくましさと、老舗メーカーの誇りが感じられる。また、同じ北海道で活躍する羊毛フェルト作家、すぎたまりさんが主催する工房・こころもこで、北海道で大切に育てられている羊の毛を、洗い・染め・ひとつひとつ形作り作品に仕立てている。

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