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【連載】プロに聞く!文房具のある毎日|「紙」や「開き」など、使い心地で手帳を選んでみよう
お気に入りのペンやノートを使うだけで、仕事や勉強のやる気がアップする。"文房具のある毎日"は、いろどりに満ちています。
その一方で、文具の世界の奥深さに「好きだけど、どう使いこなせばいいか分からない」、「手帳やノートを買っても、なかなか続かない…」と悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
本連載では、文具メーカーや文具店で働く"文房具のプロ”たちに、文具の選び方や活用術を教えていただきます。
第2回目は、前回に引き続き「時間〈とき〉をデザインする」手帳「NOLTY」を展開する、日本能率協会マネジメントセンターの広報・宇井さんに「『紙』や『開き』など、使い心地で手帳を選ぶ方法」を伺いました。
<連載 第1回はこちら>
【新連載】プロに聞く!文房具のある毎日|今年こそ"自分にピッタリ"を見つけたい!初心者さんにもやさしい手帳の選び方ガイド
https://www.buntobi.com/articles/entry/stationery/022480/
初心者さんにこそお伝えしたい!「紙」や「開き」など、使い心地で手帳を選んでみよう
こんにちは、手帳ブランドNOLTYです。
手帳は、365日触れる相棒のような存在。ほぼ毎日開いて使うものだからこそ、レイアウトだけでなく、書き心地のよい紙質や開きやすさ、1年間安心して使える丈夫さも手帳選びでは大切なポイントです。
そこで今回は、思わず毎日手に取りたくなる「心地よく使える手帳」を選ぶポイントを、手帳メーカーならではの視点でご紹介します。
■筆記用具との相性を左右する「紙」
NOLTYでは、紙は手帳の使い心地を左右する大切なポイントのひとつと考えています。たとえば、せっかく書いた文字やイラストが裏抜けしてしまうと、次のページに書き込むのが少し嫌になってしまうこともあるのではないでしょうか。
店頭に並ぶ手帳を見比べると、用紙の色や手触り、厚みなどに、それぞれ違いがあることに気づくはずです。手帳を選ぶ際は、普段使っている筆記用具との相性を確認してみましょう。試し書きができる場合は実際に書いてみてくださいね。それが難しい場合は、使用感を紹介しているブランドの公式サイトやSNSを参考にするのもおすすめです!
NOLTYでは、どんな筆記具でも書きやすいバランスを追求して5種のオリジナル用紙を開発。それらを手帳のサイズやデザインによって使い分けています。
例えば、大判の手帳には紙にコシのあるやや厚手のめくりやすい用紙を採用したり、日曜日や祝日の赤いインクの発色を目立たせたい手帳では比較的色が白い用紙を採用したりしています。
どの用紙も「書く」ことにこだわり、「軽さ」「書きやすさ(裏抜けのしにくさ)」「紙の色」を重視して開発しました。用紙ごとのこだわりや開発秘話は、こちらの記事やNOLTY公式インスタグラムでも詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください!
https://toki-labo.com/view/post/0/2654284
https://toki-labo.com/view/post/0/2654337
https://www.instagram.com/p/ByjUOVOpS53/?img_index=1
■手帳の真ん中まで書きやすい「開きの良さ」
手帳を気持ちよく使い続けるには、「開きの良さ」も重要です。開きにくい手帳だと、月間カレンダーの中央付近にある「火曜日」や「水曜日」の欄が書きにくく感じられることがあります。週間ページでも、見開きの中央部分に文字やイラストを書き込みにくい場合があります。
特に、近年人気の「週間方眼メモタイプ」は、たくさん書き込めることが魅力のレイアウト。その分、開きが悪いと、せっかくのレイアウトを十分に活用できず、ストレスにつながってしまうことも。
店頭で手帳を手に取ったら、ぜひ中央部分まで開いて確認してみてください。ページを押さえなくても開いた状態を保てるか、中央付近に無理なく書けそうか、という視点で見てみると、実際の使い心地をイメージしやすくなります。
NOLTYの手帳を製造している新寿堂では、手帳の背を固める糊の量を細かく調整し、開きやすさを追求しています。パタンと180度フラットに開く手帳を目指し、他にも細かな部分にこだわりながら使いやすさと品質の向上に取り組んでいます。
こちらの記事でもそのこだわりを詳しく紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
https://toki-labo.com/view/post/0/2654030
■毎日開いてもこわれない、丈夫なつくりの手帳を探してみよう
手帳は毎日使うものだからこそ、少しずつ傷んでいきます。バッグに入れて持ち歩いたり、開いたり閉じたり、ページを何度もめくったり。こうした動作のひとつひとつが、気づかないうちに手帳の綴じ目や背に力を加えていきます。だからこそ、見た目のよさだけでなく、1年間使い続けても壊れない丈夫さが大切です。
手帳の丈夫さは、表紙の素材や厚みだけで決まるものではありません。本文用紙の綴じ方、背の仕上げ、糊の量など、さまざまな工程の積み重ねによって生まれます。
みなさんが店頭で手帳を選ぶときも、表紙を軽く開閉してみたり、ページをめくってみたりすると、つくりの違いを感じやすくなります。1年間使うことを想像しながら、手に取ったときの安心感も確かめてみてくださいね。
■「毎日使いたくなるか」を基準に手帳を選ぼう
手帳選びでは、レイアウトやデザインに目が向きがちです。しかし、紙の書き心地、真ん中まで開きやすいこと、毎日使える丈夫さも、手帳を続けるうえで欠かせないポイントです。
毎日手に取りたくなる一冊を選ぶために、ぜひ「使い心地」にも注目してみてくださいね。




