先日、本サイトでも紹介したが（記事はこちら）、オルファカッターを特集したムック本『OLFA魂』（A4・52ページ、税抜1,900円）がイーステージから発売された。特別仕様のオルファカッターなどの豪華付録に心惹かれ、早速入手したのでご紹介しよう。

同書では、1956年にオルファ創業者の岡田良男氏が生み出した「折る刃式カッター」の開発秘話を掲載。刃に折れ筋が入っていて、切れ味が悪くなったらポキッと折って新しい刃にするという「折る刃式カッター」は、板チョコがヒントになって開発されたようだ。ちなみにオルファは、この“折る刃”から名付けられている。このほか、オルファカッターの全ラインアップも一堂に紹介。さらに、オルファカッターを使ったダンボール作品を制作する特集ページもあるので、夏休み工作の参考にもなりそうだ。

そして気になる付録は、「魂S型」カッターと、OLFAロゴ入り帆布ポーチの2点。



「魂S型」は、オルファのカッターナイフの定番として発売50周年を迎えるブラックS型をベースに、ボディ全体に精悍なガンメタリック塗装を施し、さらにオリジナルロゴをプリントしたもの。“魂”という文字に相応しい、気合いの入ったデザインだ。


裏面には、ガンメタリックボディに「MADE IN JAPAN」の文字が刻印されている。


そして、鋭角研磨で切れ味鋭い「特専黒刃」を装着しているのも嬉しい。黒刃なので、色味的にガンメタリックのボディによく似合うが、切れ味もなかなかのもの。個人的に、特専黒刃を使うのはこれが初めてだが、いつものカッターの刃と比べて、その切れ味は恐ろしいほど鋭くて、背筋がゾクリとするほどだ。


ポーチは、オルファのロゴをカッコよくデザイン。内部は「オルファカッターといえばこの色」というイエローになっているのが、ファンとしてはうれしいポイント。カラビナフックも付いていて、カッターをはじめ、色々なツールを入れて持ち歩くのに最適だろう。