レイメイ藤井「COHACO（コハコ）ペンケース」

レイメイ藤井の「COHACO（コハコ）ペンケース」は、2020年1月に発売されたペンケース。ファスナーではなくマグネットで開閉するため、片手で開け閉めできます。

私が購入したのは、昨秋発売されたニュアンスカラーのブルー。素材は合皮で、フタのマグネットが隠されて見た目スマートになり、内生地が柄入りになっている点が従来品と異なっています。
マグネットホックがないことで、位置合わせが不要なため、閉めやすいと感じました。

少しフタが浮いていても、そっと押さえてマグネット部分がくっつけばちゃんと閉じる

開けたフタを90度でキープできるので、入れたペンをがさごそと探したり、使ったあと無造作に放り込んだり、とにかくストレスが少ないのがありがたい！
手の力が弱くなると「ペンケースの奥にあるペンを取り出す」のがとても難しくなるんですね。だから、トレー型かつ開閉が楽チンなコハコペンケースは、私にとってとても嬉しい文具です。

開けたとき、フタの厚み部分がトレーの奥行きとして足され、入れたものが広がって取り出しやすい



面ファスナーで取り外せる仕切り付き

大きな特徴として、トレーの中に仕切りがあります。面ファスナーで可動式ですが、しっかりとくっついているので外すときには力が必要です。

仕切りは好きな位置に貼り付けられる

ちゃんと整理したい方や、仕分けて収納しておきたい方にはとても便利だと思います。ただ私のように「とにかくできるだけ放り込んでおきたい」タイプは、仕切りがあると収納量が減ってしまうので、少し悩んだあと外してしまいました。厳選したものを持ち運びたいときなどに、また復活させたいなと思っています。

収納量なら以前ご紹介したクラムペンケースに軍配が上がりますが、私にとってコハコペンケースの最大の魅力は、その開けやすさ。
フタのマグネット部分がしっかりしていて、どこを持っても簡単に開けられます。

フタのマグネット部分は指先で軽く手前に引くだけで開けられる

開けるときにストレスがないというのは本当に大事なこと。
…これは、かつてどんなペンケースも難なく使えていた頃には想像もできなかったことです。
「ペンを出したい」と思った瞬間にパカッとフタが開けられるのは、とても幸せなことなのであります。

ペンだけでなく、スティックのりや厚めのカッターも難なく入れられる

　やや丸みを帯びた後ろ姿は、愛らしいだけでなく手に持ったときに馴染む