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【連載】月刊ブング・ジャム Vol.114 これが私のお気に入り その1

文具のとびら編集部

本サイト編集長の文具王・高畑正幸さん、イロモノ文具コレクター・きだてたくさん、ブンボーグA・他故壁氏さんの3人による文具トークライブユニット「ブング・ジャム」が、気になる最新文房具を独自の視点から切り込んでいく「月刊ブング・ジャム」。今回は、ブング・ジャムのみなさんのお気に入り文具を紹介してもらいました。

第1回目はきだてさんにトンボ鉛筆「エアプレス」を紹介してもらいました。
(写真左からきだてさん、高畑編集長、他故さん)*2026年8月15日撮影
*鼎談は2026年8月29日にリモートで行われました。

色々便利な加圧式ボールペン

sub6.jpg

「エアプレス」(トンボ鉛筆)※関連記事

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――今回も、みなさんのイチ押し文具を紹介してもらいますが、せっかくなので、先日の「ハママツチョウ・ブングジャム #20」(こちらの記事を参照)で、来場者へのお土産として用意された文房具の中から選んでもらいました。まずは、きだてさんお願いします。

【きだて】今回のお土産の中で言うと「エアプレス」がお気に入りですね。実際、地味に我が家で使用頻度が高いボールペンのひとつ。

【他故】はいはい。

【きだて】俺が例えば文房具やガジェットの記事を書く時って、まずは実際に使いながら気になる点をメモって、それを元に文章を書く。で、最後にその文章の中で必要なカットを抜き出して、その写真を撮るっていう流れなのね。

【高畑・他故】うんうん。

【きだて】文章の中から必要なカットを抜き出すときは、いつも75×75の付箋に「ペン先アップ」とか「グリップの特長が見えるように正面から」みたいな感じでリストに書いて、撮影スペースの柱のところにペタッと貼るのね。で、撮れたやつをシャッと線引いて消したり、撮りながら必要なカットが増えたら追加でメモ書きして、みたいな感じで管理してるの。その時に柱に貼った付箋に書き込むのって、基本的に上向き筆記じゃん。

【他故】ああ、そうね。

【きだて】なので、普通のボールペンは使えない、というか使いづらい。ということで「エアプレス」が撮影スペースに常備されているという。

【他故】そうだね。

【きだて】最初は「パワータンク」を使ってたんですよ。上向き筆記対応ということなら「パワータンク」も基本一緒じゃない。

【他故】まあ、上向き筆記できるよね。

【きだて】ポンプか窒素封入かが違うだけで、基本的には加圧式のボールペンてことで。なんだけど、メタリックなものを撮影する時に白手袋をつけてると、この白手袋とパワータンクのグリップの相性が良くなくて。

【他故】えっそうなの?

【きだて】「パワータンク」のグリップが、ちょっとペトペとし過ぎて、白手袋をつけてるとすごい引っかかりを感じちゃうというか、グリップが強過ぎるのね。「エアプレス」はグリップがそんなに強くないのが使いやすい。

【他故】そうか、白手袋をしてペンを握ってると、手袋の中で手が動いちゃうぐらい持ってかれちゃう感じがするんだ。

【きだて】そうそう。なので、そういうような相性を色々と確かめていった結果、「エアプレス」に変わったわけよ。あと、奥さんと俺の外出スケジュールをキッチンに貼ったカレンダーにメモ書きで入れてくんだけど、それも壁掛けのカレンダーへの書き込みだから、やっぱり「エアプレス」が便利とか。

【他故】そうね。

【きだて】そういう家の中で上向き筆記を求められる部分で、やっぱり「エアプレス」は便利だなっていう。短くてそんなに場所を取らないし。カレンダーの上に引っ掛けておくにも、このクリップ部分が結構大きく開くじゃない。トーションバーみたいなクリップが、ガバっと開いて、そのまま引っ掛けられるしで。何かね、俺の使い勝手にことごとくはまるというか。

【他故】ほう。

【きだて】ということもあって、非常に便利使いをしてて。今や、外でメモ書き取るのも「エアプレス」にしちゃったので。

【他故】あ、そうなんだ。

【きだて】取材用のバッグにも「エアプレス」が常備されてます。

【高畑】うん、なるほど。

【きだて】という感じでここ数年はやたらとお世話になってるので、ちょっとこの機会に推しとこうかなという感じなんです。

【高畑】でもいいよね。

【他故】長く使ってるってことはさ、これって替え芯が短いじゃん。頻繁に芯を変えたりする?

【きだて】買い替えるときは気分転換も兼ねて軸色を変えたりもしてるので、替え芯はそんなに買ってないな。

【他故】あ、じゃあ割とずらりとあるんだ。

【高畑】ボディがいっぱいあるから。

【きだて】色々と買ってみたくなって。

【他故】なるほど(笑)。

【きだて】特に、今新色が出たじゃん。アウトドアカラーみたいなのが3つぐらい。

エアプレス2.jpg

新色3色(左からベージュ、ブルーグレー、カーキ)

【他故】いい色だよね。

【きだて】なので、今はそれに買い替えが進んでる状態。外でメモ書きに使ってるやつはお気に入りのクリアなので、クリアだけは一応替え芯を使ってるんだけど。

【高畑】クリアは、インクがなくなる時に見えるんだっけ? でも、口金があるからギリまでは見えないか。

【きだて】ギリまでは見えないね。基本的にこの窓って、加圧が効いてますよっていうアピールのためだけじゃない。

【高畑】そうなんだよね。横にせっかく窓がついてるけど。

【きだて】中が見えないのよ。

【他故】ポンプが動いてるところが見えるだけだもんね。

エアプレス3.jpg【きだて】その辺はね、別にどうでもいいかなという(笑)。

【高畑】まあでも、普通にいいよね。アウトドアというか、取材に持っていくにしたって、一応加圧式のメリットはなくはないもんね。

【きだて】やっぱね、立ったまま筆記、上向き筆記は信用度高いっすよ。だからね、普通に使うのであれば、「パワータンク」のグリップ効いてるやつはむしろ好ましいのよ。

【他故】素手で使う分にはね。

【きだて】そう。グリップの部分だけで言うと、「エアプレス」ってそんなにアピールないじゃん。

【他故】まあそうね。

【きだて】割とツルツルだし。なんだけど、色々と切り替えていくとそうなっちゃったという感じ感じ。

――取材メモで使う時は、グリップとか大丈夫なんですか?

【きだて】うーん、取材メモに関しては、本当は「パワータンク」でもいいんだけど、トートバッグとかズボンのポケットに入るサイズということも考えると、「エアプレス」のこの短さが実はありがたかったりもして。取材の時は、大体 1 本挿しで行くので。もちろん「エアプレス」が万全ではないんだけども、今のところ環境を「エアプレス」向けに整えちゃった感じ。

【高畑】なるほどね。

【きだて】インクもそんなに好みではないんだけど。

【高畑】あ、そうそう。油性としてはどっちかというとクラシックな方じゃん。

【他故】まあそうだね。

【きだて】なんだけど、むしろこれの方がペンが走りすぎなくて書きやすいというのもある。

【高畑】きだてさんの言う、低面度油性のあの滑り過ぎる感じはないよね。

【他故】それはないよね。

【きだて】で、夏場になると若干ヌルつきが出てくるというか、気温で結構変わっちゃう感じもあって、その辺も万全ではないんだけどね。

【高畑】うんうん。

【きだて】さっきも言ったように、万全に良くできてるってわけじゃないんだけど、うーん、なんか好きなんだよね、「エアプレス」。

【高畑】そういうのもあるじゃん。何かしら言葉にできるアドバンテージというか、スペックが高いわけじゃないけど、自分が気に入ってるっていうのはあるよね。

【きだて】言語化できないのもまずいんだけど。職業柄。

【高畑】まあ、ライターとしてね。

【他故】ああ、そうか(笑)。

【高畑】だけど、この独特の形状とかさ。あと、俺ノックが結構深いのも結構好きで。

【きだて】あ、そうそうそう。

【高畑】そういうのも悪くないよね。

【きだて】このノックもいいんだよ。ノックで加圧用ポンプを押す構造だから、だいぶ深めにノックさせるじゃない。

【他故】そうね。

【きだて】なので、バネとポンプの抵抗感とか、それをたっぷり味わえる長いノックストロークとかね。押してる気持ちよさってわりと大事よね。

【高畑】ねえ、悪くはないよね。

【他故】こういうあんまりないもんね。

【きだて】そう。昔はさらにさ、「エアプレスエプロ」とか面白いバリエーションもあったじゃない。

【高畑】あのそら豆クリップね(笑)。

AirPress apro.jpg

※現在は発売されていません

【きだて】あれもすごい好きだったんだけどね。何で「エプロ」なくしちゃったかなぁと思って。

【高畑】ねぇ。

【他故】何て言うか、アウトドアっぽいイメージで生き残ってるからね。

――「エアプレス」は今すごい売れてるんですって。

【きだて】あ、そうなんだ。

――だから新色出したんですよ。

【きだて】それはまぁ、売れてるからか。いいことだな。

――アウトドア系の筆記具として、すごい注目度が高いみたいですよ。

【高畑】新色を作るっていうのは、そうなのかもしれないですね。

――発売が2008年なので、もう20年近いですね。

【他故】うん、結構経ちましたよね。

――きだてさんはどのぐらい使ってるんですか?

【きだて】使い出したのは、発売されてすぐかな。なんだけど、これだけガッチリと使い出したのはたぶん6、7年ぐらい前だと思う。

――でも長いですね。

【高畑】「エアプレス」は安定はしてるよね。毎年ボールペン総選挙の「OKB48」に入ってるので、気にはなって使ってるんだけどさ。順位的に見ても「パワータンク」より人気があるし、ずっと安定して同じ位置にいるね。初登場は18位だったからそれよりは下がってるけど、36位、37位のところでずっと横ばいなんだよ。OKBで下がらないっていうのは結構強いんだよ(関連記事)。

【きだて】ああ、低めでも安定してると残るみたいな。

【高畑】そう。基本的には、登場してから新人に押されてジリジリ下がっていくっていうのが多いんだけど、横ばいっていうのは、毎年買ってる人がいるとか、割と安定した人気があるってことなので、かなり堅実なんだよね。もう10年ぐらい同じだから、これは実力が本物っていうやつですよね。

【きだて】俺みたいな「うーん、なんか好き」っていう固定ファンがいるんだろうね。

【高畑】やっぱり固定ファンがいて、人気は人気だよね。「パワータンク」は乱高下してるんだけど、今はちょっと下がってる感じかな。

【他故】そうか。

【高畑】確かにそういうのがあって、今人気だって聞いて、なかなかいいなという感じではあるけど。さっききだてさんが言ってたみたいに、普通のペンのかたちをしてないのがまた良かったんだろうね。

【きだて】うん、やっぱこのショートボディの良さみたいなもあるよね。

【高畑】うん、ありそう。

【きだて】クリップ付いてるのに、わざわざ転がり留め的なものまで付いてたりとか。

【高畑】転がり留っていうか、紐通しだよね。

sub5.jpg

【きだて】ストラップ穴かな。

【他故】これはストラップ用かもね。

【高畑】これは持ち運びのことを考えてるんだと思うよね。

【他故】現場なんかで落とさないようにっていうね。

【高畑】そうそう、特に高所作業とかだと落とすと事なので、紐を付ける人は割と多いから。「エアプレス」は目的に対してちゃんとデザインされてる感がすごいあるよね。俺も好きだな。

【他故】昔の色の方が好きだったんだよ。最初の頃は、オレンジとか真っ赤とか色々あったじゃん。

【きだて】オレンジが廃番になったのは、未だにちょっと釈然としてない。

【他故】すごくいい色だったんだよね。

【高畑】そうなんですよ。廃番になっちゃったので、OKBの写真を入れ替えなきゃいけなくて大変なんですよ(苦笑)。

【きだて】OKBの写真はオレンジだものね。

――まあでも、多分動いてる色は廃番にしないから。

【他故】売れ線の色ではなかったかもしれないですよね。でも、「エアプレス」のオレンジって、最初の頃イメージカラーだったような。

【高畑】「エアプレス」といえばオレンジじゃない。

【きだて】そうだよね。

【他故】何かそんな気がするよ。

【きだて】そうだ、俺が最初に使い始めたのも、オレンジがスタンダードカラーだったからだった。

【高畑】きだてさんのカラーとしたら、オレンジ色はそうだよね。

――黒と黄色とクリアが継続カラーですね。

エアプレス0.jpg現行のラインアップ

【高畑】まあ、黒はいいとして、他に何を出すか?って言った時に、黄色はまあ悪くはないんだけど、オレンジも良かったんだけどね。

【きだて】うーん、これ黄色と黒でオルファカラーじゃんみたいな感じもあって。

【高畑】うん、それはそうだ。

【他故】まあね、現場の色っぽい感じだよね(笑)。

【高畑】1個は派手な色が要るっていうのは、現場色としては確かにあるから。オレンジが黄色になったのは、まあ、どっちかは要るだろうっていう気がするけど。

――黄色は警戒色ですからね。

【きだて】現場カラーとしてはそうなんだろうけども。でも、何だかんだ言って、俺もオレンジからクリアに変えちゃったので、申し訳はないんだけれども。

【他故】いやいや。いやそれはいいでしょ。

【きだて】でも、加圧式ボールペンのクリアって、やっぱ嬉しいじゃん。

【高畑】いや嬉しい。

【他故】メカが見えるからね。

【きだて】覗き窓がなくても、このガチョンっていうポンプを押してる感じがうれしいじゃん。

【高畑】コクヨも透明ボディの文具を出してるじゃない。セーラーのTUZU万年筆も透明が出て人気だったりとか。俺的には、全ての文房具は1個は透明で出せっていうのがすごいあるわけですけど。

【他故】ははは(笑)。

【高畑】仕組みが見えるだけでも楽しいし。

【きだて】そうなんですよ。

【他故】それは分かる。

【きだて】あとね、記事書く時に楽なのよ。1個透明があると。

【高畑】そうだよね。仕組みの説明がしやすいもんね。

【きだて】紹介のしやすさが圧倒的に違うから、透明がラインアップされてたら「よしっ」て感じで(笑)。

【高畑】分かる分かる(笑)。

【きだて】だから、中にちょっと仕組みがあるやつは、透明を出してほしいんですよ。

【高畑】そうね。

【きだて】「ブレン」もゼブラは透明を作ったのよね。

【高畑】「ファインドメカニズム」だっけ?

【きだて】そうそう、そういう感じでお願いしますよっていう。できればローンチラインアップにあると本当に助かる。

【高畑】あと5 年ぐらいしたら、「クルトガダイブ」の透明を出してくれるんじゃないかって期待はしてるんだけど。

【きだて】ああ。

【高畑】見たいんだよね。やっぱ、動いてるところを外から見たいっていうのはあるよね。

【きだて】「ダイブ」の透明いいな。見たいね。

【高畑】そういう意味では、今出てる透明はいいよね。

【他故】いいよね。

【きだて】限定カラーみたいなかたちでいいから透明欲しいよ。

【高畑】本当本当。あの「トガリターン」の時にもすごい思ったしな(関連記事)。

【きだて】我々、ずっと「透明のあれ、発売してくださいよ」って言ってたもんね。以前は展示会で見せる用にだけ透明ボディ版を作ってたんだよね。

【高畑】そうそう。まあ、そこもそうだけど、「エアプレス」は他にない個性がすごい詰まってるよね。そこは本当にすごいなって思うね。

【きだて】性能自体は、この加圧の強さというのも断然あって良いし。本当に、普段使いし過ぎて悪口を言いづらいペンというか。

【他故】ははは(笑)。

【高畑】悪口を言うとしたら、替え芯が短いし、独特なのでちょっと手に入りにくいから、カッターで切って入れるみたいになっちゃうじゃない。でも、長くしようがないからね。

【きだて】これ、替え芯安いじゃない。

【高畑】安い。

【きだて】確か、60円とかなんだよ。短い代わりに安くしときましたよみたいな、そういう誠意が感じられるのもいいよね。

【高畑】ただ、ちょっと大きめの店じゃないと置いてないので。

【きだて】まあ、今は通販でまとめ買いできるから、その辺はだいぶラクになった気はするけども。

【高畑】まあでも、本当に名作は名作だよね。

【他故】だと思うね。

【きだて】なので、「みんなも加圧式ボールペンを使おうよ。使うならまずは『エアプレス』どう?」っていう。おすすめですよ。

――これは濡れた紙にも書けるから。

【きだて】加圧式だからね。

――今は災害が多いので。

【高畑】そうなんだよね。最近災害も多いし、防災で使える文房具っていう意味でもかなりいいし。コンパクトだから、非常持ち出し袋的なものに入れとくとか、そういうのも全然アリだと思うよね。

【きだて】まあでも、災害用だとこのリフィルの小ささが、ちょっと使い勝手に関わってくるかもしれないから。

【高畑】2週間、3週間生き延びるためには十分でしょって思う。何年も使うわけじゃないし、災害の時に「今メモ取れなきゃ」っていうところでの信頼性があればいいよねっていうので。

【きだて】それは確かにそうか。

【高畑】そういう意味で、コンパクトだしいいよねっていうのは、普通にありそう。

【他故】いや、本当にそうだよね。

【高畑】いや、売れてるのはいいね、嬉しいね。

【きだて】これは本当になくなると困るので、このままちゃんとお願いしますよ。

【他故】全くその通りですね。

【高畑】もしこれがなくなった後に、「新しい加圧のペン作りました」って言って、3倍ぐらい大きいのが出てきても困るわけですよね。

【きだて】うん、それはマジでめちゃめちゃ困るな。

【他故】ははは(笑)。

【きだて】あとね、個人的な要望としては、1.0㎜を出してくれないかなっていう。

【他故】芯が1種類しかないんだよね。

【きだて】そう、0.7だけなのよ。さっき言った、付箋に書いて撮影リスト管理する時に、字が細いとちょっと見えにくい。いや0.7でも十分なんだけど、「パワータンク」を使ってた時は1.0を使ってたからさ。それぐらいの太さの方が、ちょっと薄暗いところで壁に貼って見やすい。

【高畑】もしかしたら、加圧との相性とかあるのかもね。

【他故】インクが出過ぎるとか。

【高畑】あと単純に、これってバリエーションを作って売るタイプのものじゃないって思ってるんだよね。

【きだて】まあ、そうなんだよね。

【高畑】そっちの方が強いのかな。そんなに種類がいっぱい要るのかっていうよりは。

【きだて】それを思うと、「パワータンク」って0.5、0.7、1.0と作ってて偉いな。

【高畑】それは「パワータンク」偉いよね。

【他故】そうだね。

【きだて】まあ、その辺の要望はありつつ、とりあえず「エアプレス」いいよっていう。

【高畑】家の仕事でも外の仕事でも、家族の予定にも使ってるってなるとね。

【きだて】世話になりっぱなしなので、本当にこれはありがたいね。

【他故】絶対なくなっちゃ困るやつだ。

【きだて】マジでそうです。

【高畑】今年も「OKB48」はやるつもりで、これもエントリーされてるので、もし握手会に行けたら、皆さんに1回は使ってもらいたい。

【きだて】まあ、握手会で使って効力を発揮するペンでもないんだよな。

【高畑】まあね。持ち出して初めて分かるっていう良さはあるよね。確かにそうだね。

【きだて】その辺は難しいけども。

――あのちっちゃいサイズ感とかを直に感じてもらえばいいんじゃないですかね。

【高畑】そうだね。

*次回は「スタンプノート」です

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プロフィール

高畑 正幸(たかばたけ まさゆき)
文具のとびら編集長。学生時代に「究極の文房具カタログ」を自費出版。「TVチャンピオン」(テレビ東京系列)の「文房具通選手権」では、3連覇を達成した。サンスター文具に入社し商品企画を担当。現在は同社とプロ契約を結び、個人活動も開始。弊社が運営する文房具のWebマガジン「文具のとびら」の編集長も務めている。著書は『究極の文房具カタログ―マストアイテム編―』(ロコモーションパブリッシング)、『究極の文房具ハック』(河出書房新社)、『そこまでやるか! 文具王高畑正幸の最強アイテム完全批評』(日経BP社)、『文具王 高畑正幸セレクション 一度は訪れたい文具店&イチ押し文具』(監修/玄光社)、『究極の文房具カタログ』(河出書房新社)、『文房具語辞典』(誠文堂新光社)と、翻訳を手がけた絵本『えんぴつとケシゴム』(KADOKAWA)。新著は『人生が確実に幸せになる文房具100』(主婦と生活社)。
https://bungu-o.com/


きだて たく

小学生の時に「学校に持っていっても怒られないおもちゃ」を求めて、遊べる文房具・珍妙なギミックの付いた文房具に行き当たる。以降、とにかく馬鹿馬鹿しいモノばかり探し続けているうちに集まった文房具を「色物文具=イロブン」と称してサイトで公開。世界一のイロブンコレクターとして文房具のダメさ加減をも愛する楽しみ方を布教している。著書に『イロブン 色物文具マニアックス』(ロコモーションパブリッシング)、『愛しの駄文具』(飛鳥新社)など。
色物文具専門サイト【イロブン】http://www.irobun.com/

他故 壁氏(たこ かべうじ)
小学生のころから文房具が好きで、それが高じて文具メーカーに就職。ただし発言は勤務先とは無関係で、個人の見解・感想である。好きなジャンルは書くものと書かれるもの、立つ文房具と薄いペンケース。30分間文房具のことしか語らないトーク番組・775ライブリーFM「他故となおみのブンボーグ大作戦!」パーソナリティ。たこなお文具情報室所属。
「他故となおみのブンボーグ大作戦!」番組ホームページ https://daisakusen.net/