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【連載】他故となおみのブンボーグ大作戦!Bootleg  #062 インク色見本作りに使う文房具4選

ふじいなおみ

30分間、文房具の話題だけをお送りするラジオ番組「他故となおみのブンボーグ大作戦!」のパーソナリティ「なおちゃん」こと、ふじいなおみです。

番組では毎週たくさんの文房具が登場します。その中から、他故さんとなおちゃん2人で選んだ商品をピックアップ。より掘り下げてご紹介していきます。

今回は、2026年5月17日OAの「文房具の使い方研究所」で挙げた、「なおちゃんのインク色見本作りに使う文房具4選」です。

新コーナー「文房具の使い方研究所」

文房具は道具なので、購入したものを実際に使ってこそです。 そこで、たこなお2人が自分の生活の中で「文房具をこのように使っています」「この作業をするために文房具とこれをセットにして使っています」という「××に使う文房具○選」をご紹介していくコーナー「文房具の使い方研究所」がスタートしました。

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今回ご紹介するのは「なおちゃんのインク色見本作りに使う文房具4選」です。

1つ目:メモックロール(25mm幅)/ヤマト

photo1.jpg※写真は15mm幅ですが、実際に使用しているのは25mm幅です


いま作成中の色見本は、1色に対して25種類のA8サイズ(用紙によっては少し横が狭い)紙に書いています。放送中に驚いたコメントをXに寄せていただいたリスナーさんもいらっしゃいましたが……私自身もこれが終わるとは思えません(汗)。

その紙を1枚ずつ箱から取り出して、書いて、乾燥させて、探して、まとめるのでは要領がいいとは言えないので、台紙に10枚ずつ貼れるように工夫しました。最初は貼って剥がせるのりを台紙に塗って、そこに用紙をつけてみたのですが、その粘着成分が筆記紙に貼り付いてしまうことがあることがわかりました。

photo2.jpgそこで、ロール状の全面のり付箋「メモックロール」をのりの面が上を向くように乗せて、上下真ん中の3ヶ所をマスキングテープで固定しました。


photo3.jpg上の写真のように紙をメモックロール(蛍光オレンジの部分)に乗せると、適度な力で貼り付いてくれます。


photo4.jpg25種類の紙、そして、コクヨのタックタイトルにも色を塗っているので、すべてをこのように貼り付けておきます。

2つ目:ドリログ/シオン

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ドリルのようなペン先を持つ、「金属版ガラスペン」という表現が一番使い心地に近い道具「ドリログ」。
金属を特殊加工することでインクを保持することができるようになっていて、ガラスペンと同じように紙に書くことができるという筆記具です。

なおちゃんはガラスペンのペン先をすぐに折ってしまいそうでなかなか使えず、でも色見本を作る時には短時間でインクを変えていくので万年筆に入れるには大掛かり。ここはまさにドリログの使うべきタイミングだと思って選びました。

もう一つ、ドリログはほぼ一定に書くことができます。そのため、紙によりどのくらいインクを吸うか・にじむかがわかりやすいと言えます。ドリログのペン先の太さはいくつかありますが、色見本には0.8mmを使っています。

photo6.jpg番組を収録した時点ではイラストも入れていたのですが、さすがに25種類の紙となると書くだけで1時間ほどかかってしまうため、ドリログではシンプルにインク名を記載するのみにとどめました。

3つ目:調色スティック/タミヤ

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商品名を読み上げただけだとなんだか美味しそうな名前の「調色スティック」(朝食ではありません)。

片方の先端が平らなヘラ状、もう片方が小さなスプーン形をした金属スティックです。そのうちのヘラ状の部分をインク瓶に浸し、表面に付いてきたインクを紙にまだらになるように塗るようにしています。

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まだらに塗ることでインクの濃淡や色の揺れ具合がわかるのでこのように塗っているのですが、納得のいくランダム具合になるように少しこだわっています。

また、スティック自体が細くて持ちづらいので、ネットで評判になっていたシリコン製のヘアゴムを巻き付けて使っています。

4つ目:SWAN チャックポリ C-4 横型/シモジマ

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色見本を管理するために2つほど方法を考えました。試筆用紙自体を台紙に貼って、A4バインダーに綴じる方法、最近見かけるようになった4つ穴のルーズリーフリングでまとめる方法……でもどちらも手間がかかるのと、保管に場所をとることが問題でした。

そこで導き出した答えが、ジッパーバッグのように閉じられる袋です。シモジマブランドの横型の袋を見つけて試したところピッタリ!

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A8サイズの紙はもちろん、シール台紙もすっきりとおさまります。また、途中で試筆をしたい紙が増えた場合にも対応しやすく、試筆紙は1枚ずつ切り離されているので紙による発色の違いなどを比較しやすくなっています。

今回はこの4点を挙げましたが、色見本を作るために紙を切る道具や紙を保管する容器など、まだ色見本作りに力を貸してくれている文房具があったなと思ったのが、Bootlegを書いたときの気付きでした。いつか「続・色見本作成編」を番組でご紹介したいです。

これからも、これに限らず文房具をどのように使っているかご紹介できる機会を増やしていきますね!

ブンボーグ大作戦!こぼれ話

いよいよ最後になりました。過去最大の出展数で開催する「文具マーケット(第11回)」に他故さん・なおちゃん出展します。
いつものように、たこなおのエッセー/随筆や放送記録を記載した「ラジブンの番組ZINE」や「ご当地インク研究本」はもちろん、他故さんの「文房具小説」の新刊も販売!

そして、今回なおちゃんが力を入れたのは書き終わった「M5リフィル」を収納するための、革製のカバー「M5リフィルの実家」です。なおちゃんオリジナル「色あつめリフィル(50枚セット)」もつけちゃいます!


ブースはC-11/12です。ぜひお越しください。

また、本部の文具マグッズ売り場では「ブングマクッキー」も限定で発売します。

「文具マーケット(第11回)」
6月27日(土)開催
大田区産業プラザPiO 大展示ホール
チケットはイープラスで発売中です。
https://bungumarket.com/20260627_011/

プロフィール

【ふじいなおみ】
1979年北海道札幌市生まれ。ラジオパーソナリティ/文房具プレゼンター
ナナコライブリーエフエムで放送中のラジオ番組「他故となおみのブンボーグ大作戦!」のパーソナリティ及び制作・技術を担当。万年筆インク(中でもご当地インク)コレクター。
他故壁氏さんとユニット「たこなお文具情報室」として、文房具の楽しさを伝える活動を行っている。
2015年生まれの娘とともに知育・学童文具を使用しているため、リアルな声を届けられる数少ない存在である。

【他故となおみのブンボーグ大作戦!】
埼玉県朝霞市のコミュニティFM「ナナコライブリーエフエム」にて放送中の30分間文房具の話題だけをお送りするラジオ番組。
パーソナリティーは他故壁氏&ふじいなおみ。
放送時間は毎週日曜日19:30~20:00 ※2025年9月から再放送がなくなりました。
FMラジオ77.5MHz(埼玉県朝霞市・志木市・新座市・和光市とその周辺地域)の他、パソコンやスマートフォンではListenRadioのサービスを利用すると気軽に聴くことができます。

詳しい聴き方は番組Webページへ
https://daisakusen.net/howto/

また、放送後には主要なポッドキャストプラットホーム(Spotify、Apple Podcast、Amazon Music)とナナコライブリーFMのYouTubeチャンネルでも配信をしていますので(一部配信できない場合があります)お気軽にお聴きくださいね!