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【連載】月刊ブング・ジャム Vol.98 ブング・ジャム愛用のペンケース その2

文具のとびら編集部

本サイト編集長の文具王・高畑正幸さん、イロモノ文具コレクター・きだてたくさん、ブンボーグA・他故壁氏さんの3人による文具トークライブユニット「ブング・ジャム」が、気になる最新文房具を独自の視点から切り込んでいく「月刊ブング・ジャム」。今回は、ブング・ジャムのみなさんが愛用しているペンケースを紹介してもらいました。

第2回目は他故さん愛用の「インナーキャリング撥水ボックスペンケース」です。

(写真左からきだてさん、高畑編集長、他故さん)*2024年11月9日撮影
*鼎談は2025年4月26日にリモートで行われました。

撥水加工のペンケース

インナーキャリング 撥水 ボックスペンケース M1.jpgインナーキャリング撥水ボックスペンケース」(デルフォニックス)

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――次は他故さんです。

【他故】「エクスポッケ」ほど語れる部分がないんですけど、最近知って僕のニーズに合ってるってこともあって、これ買ったんですよ。デルフォニクスから出てる、正式名称が長いんだな、えっと「インナーキャリング撥水ボックスペンケース」っていうやつです。要するに、撥水が僕にとって大切だったんですね。表面のチャックの部分が完全に止水チャックになっていて、それで表面のポリエステルに撥水加工がしてあって、濡れても中まで浸透しない、水玉になって落ちるよ、みたいな機能があるんですよ。

【きだて】撥水のペンケースって、あんまりないよね。

【他故】「インナーキャリング」っていうシリーズは、そういう撥水のパーツを使ったポーチがたくさんある中で、今回わざわざペンケースっていうのが出た。今年ももうすでに結構な雨が降り始めてるけど、僕の場合は通勤時に徒歩で歩いてる時間が意外と長いんですよ。家から最寄りの駅に行くときと、会社の最寄り駅から会社まで行く間っていうのが、それぞれ 20 分ぐらい必ず歩いてるんですね。だから、毎日80分歩く瞬間があるんですよ。

【きだて】けっこうな時間だね。

【他故】でこの時に雨にやられて、カバンの中がずぶ濡れになるっていうのをもうすでに何回も経験していて。それで、1番やばいのは手帳をやられちゃうことなんですね。

【きだて】ああ。

【他故】万年筆で書いてあったり、ボールペンでも必ずしも耐性性とは限らないもので書いてあったりするので、手帳やられちゃうのが本当に嫌で。だからカバン側にその防水を持たせるっていうことをずっと考えてたんですよ。その中の一つとして色々と見てた中で、たまたまデルフォニックスの直営店であるSmithに寄ったら、この「インナーキャリング」ってシリーズが撥水って書いてあるんで、「あ、これは試さないといかんな」と思って買ったのがこれなんですね。別に、ペンは濡れたっていいんです。だけど、これを選んだ理由っていうのは、中にぴったりコクヨの野帳が入るんですよ。

【高畑】あ、なるほど。

インナーキャリング 撥水 ボックスペンケース M2.jpg【他故】野帳にぴったりの大きさなのね。だから、自分が普段使ってる手帳で、一番手軽に使って特にカラフルなペンで書いてるものっていうと野帳になるので。この野帳が濡れずに常に持ち歩けて、野帳に書くためのペンが一緒に入ってる。メモ用のペンが必ず入ってるっていうシステムっていうのに憧れるっていうか、そういうので良いのがないかなと思ってたら、たまたまちょうどいいやつがあって、このケース見たときに「これ野帳入るな」ってピンとひらめくわけですよ。コクヨの「パンケース」に野帳が入らなかったから、すごくがっかりした記憶があって。あと、買ってから気づいた便利さが、このペンケースって中にちょっとちっちゃいループ状のペンを挿す板状のパーツが4本分あるんだけど、これがマグネットで外れるんですよ。

【高畑】へえ。

【他故】単純に、本体内部にマグネットフラップが付いているだけで、板状のペンループパーツをポンと乗っけて、めくれるとか、外せるっていう機能があるんですね。

【きだて】お、ちょっと変な構造で面白いな。

【他故】ペンケースを買ったときに、普通は使うときって開いたままでないとペンが出せないですよね。フタ側がジャマだなって思うことがあって、でも裏に回せるわけじゃない。場所を取るぞって思ってたのが、これはペンループパーツを外せるので、外して蓋の上にのっけておくことができる。

【きだて】うん。

【他故】ペントレー的な考え方ができたり、あとは普段使いで1日これを使うぞって決まってたら、フタの外にポケットがあって、ここに一旦ペンループパーツをしまえるんですよ。

【高畑】へえ。

【他故】今まで使ってたペンケースで、僕が大好きだったのが、ソメスサドルのジョッターペンケースや、今回紹介されているエクスポッケみたいにフタがなくて上からペンをするする取れるやつなんですね。これは中にもしまえるし、会社に行って普段使う時はペンループパーツを出して乗っけちゃうっていう使い方ができるので、これ今すごく重宝して使ってる。

インナーキャリング 撥水 ボックスペンケース M3.jpg

【きだて】他故さんの使い方にがっちり適合してる。面白いな。

【他故】面白いでしょ。ペンループパーツの裏側にポケットがあって、名刺が入るよって言うんだけど、今は定規を入れてて。取り出して、最悪このペンループパーツだけを持っていくみたいなのも不可能ではない。

【きだて】例えば、社内で打ち合わせの時に、ちょっと大きめのペンケースだと持っていくのが面倒くさいんだけど、そのペン用フラップだけ抜いて持ってくってのはアリだね。

【他故】そうだね。胸挿しを普段してない人たちだったら、こういうものがあればサッと持って行って胸ポケットにイン、ということも不可能じゃないよね。

【きだて】うんうん。

【他故】なので、これはちょっと今までの文房具系のペンケースとはちょっと違う工夫がされてるっていうことに気がついて、今面白くて使ってるとこです。

【きだて】これ M サイズの方? 今サイト見てたら、SとMがあるけど。

【他故】これはMサイズの方だね。S サイズはもっと細くて、4本のペンがきっちり入るみたいな細さのペンケースなのね。

【きだて】ああ、なるほどね。

【他故】Mサイズは野帳がキレイに入って、ペンループパーツは、多分SとMは同じ大きさになるのかな。フタ側の裏にメッシュのポケットがあるので、薄っぺらいものなら入る。簡単にメモとか付箋とかみたいなものを入れてみたいなこともできるので、僕にとっては今のところこれがすごく充実した状態で常に持ち歩くペンケースとしてカバンに入ってるやつってことになってますね。

【きだて】見た目よりは容量そんなになさそうだけど、使い勝手良さそうだな。

【他故】あのね、確かに見た目よりは物が入らない。厚さがあるように見えるんだけど、実際には野帳をペンループパーツの下にしまっちゃうと、中にはほぼ何も入らないと思ってもいいぐらい。ペンループパーツと本体の間に隙間があるから、消しゴみたいな小さくて立体的なものなら入れられるんだけど、常にペンが入った状態で野帳を入れるとそれだけでフタに干渉するレベルで膨らむ。だから、そんなには入らないね。

【高畑】元々野帳を入れるっていう発想では作ってないってことだよね。

【他故】そうそう、この裏のところに分厚いものを入れるんじゃなくて、普段だったら定規とかはさみを入れるとか、そういう薄物を想定してるんだと思うのね。

【高畑】だから、ペンのループの板が外れるというのも、後ろに入ってる他のものにアクセスするみたいな感じだよね。

【他故】だと思うね。それにしては、このマグネットが付いているフラップの部分が、ちょびっと上過ぎるというか、ペンを入れたら絶対にフタ裏と干渉するみたいな高さに付いてるのが少し解せないところがあるんだけど。

【きだて】そのループが付いてるフラップの下に物を入れることを考えると、まあそれはしゃあないのかな。

【他故】そういう感じかな。

【きだて】気になるな。

【他故】撥水であるってことによって、おそらくその生地の値段とかそういうものも含めて値段が上がっちゃってるから、文房具のペンケースよりは高い。

【高畑】確かに。

【他故】これ4,000円もしちゃうんで。

【高畑】そうなんだよね。止水ペンケースって、結構高いんだよね。

【他故】そこに価値を求めるかどうかはちょっと別かもしれないんだけど、僕にとってはとにかく手帳が濡れないっていうペンケースがあったことそのものが嬉しいみたいなところから始まってるので。

【きだて】俺だとペンケースの防水という発想にはなかなか至らんから、ちょっと興味深いな。

【他故】まあそうだろうね。

【きだて】だって、防水のペンケースを欲しいと思ったことがないよ。

【他故】ははは(笑)。

【高畑】そうだね。だから、中にそういう紙物を入れるとか、ペン自体は多少濡れてもそんなに困らないので。

【他故】どうってことはないと思うんだけど、これが例えばペンケースって言わなければ。例えば、モバイルバッテリーとかケーブルとかっていう、濡れたら困るものを入れるっていう、ペンではないポーチはたくさんあるじゃん。

【高畑】同じシリーズでも他のがあるよね。

【他故】そうそう、他のがたくさんあるじゃん。そこに「ペンケース」ってつけたのが僕にとってビックリだったっていうのはあるわけだよね。「ペンも濡れない方がいいんですか?」みたいな。

【きだて】これデルフォの中で、どういう経緯で作られたんだろうな。

【他故】作ってるうちに、「ペンケースもラインナップであった方がいいんじゃないですか」みたいな話になったのかもしれないし。

【高畑】多分、インナー・キャリング・撥水っていうところまでは全部共通で、そのシリーズの中にペンケースを同じスペックで入れたらこうなったって感じかな。

【他故】だと思う。もうちょっと大きいバッグとか、ちっちゃいポーチとかの中のバリエーションとして急に生まれた謎のバリエーションっていうか。

【きだて】ラインナップを見たら、ノートPCケースとかもあるわけで、それは分かるんだよ。

【他故】うん分かる。

【高畑】ノートPCケースとかガジェットケースとかがあって、その同じブランドで作ろうと思ったら同じ生地だよねってなると当然こうなるっていう感じなのかな。別に防水で困ることはないけどね。

【他故】普通の人は困らないと思うので。

【きだて】困ることはないけど、オーバースペックだろう(笑)。

【高畑】それ言うんだったらさ、ケブラー繊維でナイフで差しても大丈夫みたいなやつを使ってるのもあるわけじゃん。そこまでは要らないわっていう話なんだけど、でもそれに比べたら、ゲリラ豪雨に遭うというのは可能性は高いからさ。ゲリラ豪雨で物が濡れて悲しい思いをしたことはあるから。ペンケースもそうだけど、他のものを入れるポーチもカバンの中にもう1個欲しくなるね。

【他故】あ、そうね。他のものをね。

【高畑】他のもうちょっと大きいポーチも持っといて、そっちにこの中に入らないノートとか、今読んでる本とかを入れたくなるよね。

【きだて】このマチのある分厚いポーチとかちょっといいな。

【高畑】これはこれでいいよね。

【他故】そうそう、他のやつは本当に使い勝手が良さそうな、本当に撥水をウリにしたポーチっていうバリエーションがすごいたくさんあるので、面白いと思うんだよね。

――いろんな種類がありますよね。

【他故】すごい種類があるんですよ。この中で、ペンケースっていうのがやっぱ特異なんですよね。

【高畑】ペンをいっぱい入れたいんだったら、他のタイプのポーチをペンケース代わりに使ってもいいんじゃないか。要はマチのある普通のペンポーチとしてだったら、ペンケースっていう名前がついてないやつをペンケースに使えるよね。

【他故】この「撥水マルチケース」って書いてあるやつが、結局そのまま使えるんだよ。

【高畑】ガッツリ入れたいんだったら、エアポーチとかでもいいし。

【他故】まあでも、ペンが4本がこうやってループに挟まって中で動かないよとか、それがマグネットで外れて普段だったら、こうやって表面に置けて使えるとか、自分なりの楽しさがあるので。皆さんに是非お勧めするという程ではないけども、こういうのもあるよっていうのは言いたいなと。

【きだて】その辺の便利ガジェット感はちょっとグッとくるよ。そもそも「ペンケースに撥水要らないだろ」とか言ってるけどさ、ひんやり冷感素材でできてるペンケースを喜んで買ってる俺が言うなって話じゃない(笑)。

【他故】ははは(笑)。

【高畑】いやだけどさ、一つ前の話でさ、「このポケットのところがびしゃびしゃになって、くしゃくしゃになるんだよ」って言ってたのは、それって水の問題じゃないですか。

【きだて】そうなんですよ。

【高畑】部分的には、可能性として色々ありそうだよね。

【きだて】うん。

【高畑】汗びしゃもそうなんだけど、文房具は濡らしたくないものが多いからね。

【他故】そうそう。大切なペンっていう意味で、例えば木軸のペンなんかも濡らしたくない人は結構いるんじゃないかとか、想定はされるじゃない。

【高畑】確かにありそう。

【きだて】そうか、いいな。

【他故】これは、Smithぐらいでしか売ってないものなのかな? あんまり見たことなくて、本当にSmithで偶然見かけただけなので。

――どうなんでしょうね。

【高畑】ハンズみたいなとこに置いてそうな気がするけどね。

【他故】ああ、あるのかな。

――まあ、可能性はありますよね。

【他故】可能性はありますけどね。

【高畑】これだけ文房具売り場に置いてあるかっていうと、もしかしたらバッグ売り場に置かれちゃってるっていう可能性はあるかもね。

【他故】うん、そうかもね。

【きだて】今見たら、Amazonでも売ってるし、ZOZOTOWNでも売ってるな。

【他故】やっぱり、通販系ではがっちり売ってるんだね。

【高畑】トートバッグとかポーチとかサコッシュとかが先にあってのこれだから。文具以外のところから、結構便利なものが出てくることはよくあるよね。

【他故】あるね。

【高畑】でも、デルフォは文具と雑貨の両方やってるからね。

【きだて】だから、出てもおかしくはないんだけれども。

【他故】おかしくはないんだけど、でもちょっとこれは想定してなかったよ(笑)。

【きだて】単に防水機能が欲しいんだったら、素材的にはそれこそ塩ビの透明ペンケースでもそれなりに事足りるじゃない。

【他故】まあ、あるね。

【きだて】そういうのもあるんだけども、おじさんが使ってて落ち着きが得られる感じっていうのも含めて考えると、なかなかいい選択肢なのかな。

【他故】色使いが、男女も年齢も全く関係ないっていうのが、割と好みズバリっていう感じなのね。このシリーズは特に。

【高畑】ああ、なるほどね。

【他故】派手さはないんだけど、しっとり落ち着いてるみたいな色使いがされていて。これ 5 色あるんだけど、かなり悩んだんですよ。ぶっちゃけ言っちゃうと、野帳を入れるからダークグリーンにしたっていうだけで。本当に、どの色もいい色だと思って見てたので。

――測量野帳の表紙の色に合わせたわけですね。

【他故】今回は野帳の色に合わせたんですよ。

【高畑】どれもいいね。

【他故】普段の自分だったら、黒とかダークブルーとかダークグリーンみたいな何かに紛れてなくなってしまう色のものって基本選ばないんですけど。でもこれは本当にいい色だったので、すごく悩みましたね。

【きだて】あとさ、撥水生地って汚れにくいじゃん。だから、他の生地に比べて安心して白を選べる。

【他故】かもね。ペンケース的に汚れ方を気にせずに使えるっていう意味合いではそうかもしれない。これは中は確か黒だったはずなので。これ白もライトグレーも本当にいい色だったな。

【きだて】見てると欲しくなってきちゃったな。

――ははは(笑)。

【他故】もしよかったら、どこかで現物を見て(笑)。

【きだて】そうだな、それこそSmithに行ってみるかな。

【高畑】Smithはね、定期的に巡回すると面白いものがあるよね。

【他故】うん、「こんなのあるんだ」っていうのが結構楽しめるので。まあ、どこかのスミスで見てくださいということで。

――スミスはWebショップもあるので。

【他故】Webショップでも全然買えると思うけど、SとMのサイズ感みたいなものはやっぱり手で持ってみてみないと分かりにくいので。

【高畑】入れるものがね。さっきの野帳が入るか入らないかギリギリのサイズのところとかね。そういうのは触ってみた方がいいね。

【他故】SサイズとMサイズが同じ値段っていうの解せないんだけどね。

――同じ値段なんですか?

【他故】同じ値段なんですよ。

【高畑】手間賃は一緒だよね。マグネットが付いてるのは一緒なんでしょ?

【他故】そうそう、中のパーツもマグネットも一緒。ただ幅が違うだけなんだけど、SとMが同じ値段っていう。

【高畑】むしろMの方の値段を上げるはアリかもしれないけど、結局一緒じゃんっていう。作り手としては一緒なんだろうな。

【他故】まあまあ。中に入れるものが特殊でなければ、Sの方が便利かもしれない。ペンケースっていう意味ではね。

【高畑】そこら辺の兼ね合いもあって。

【きだて】止水ファスナーの縫い付けとかけっこう大変だから、その手間賃を考えると。

【高畑】材料代よりも手間賃が高そうだよね。

【他故】これは変わらんのだろうね。

【きだて】前に止水ファスナーが付いたカッパを修理に出したら、ファスナーの付け替えだけで8,000円取られたぞ。

【高畑】止水ファスナーは面倒くさいよ。

【他故】そうだろうね。

*次回は高畑編集長愛用の「ハルプ グラスケース」です。

プロフィール

高畑 正幸(たかばたけ まさゆき)
文具のとびら編集長。学生時代に「究極の文房具カタログ」を自費出版。「TVチャンピオン」(テレビ東京系列)の「文房具通選手権」では、3連覇を達成した。サンスター文具に入社し商品企画を担当。現在は同社とプロ契約を結び、個人活動も開始。弊社が運営する文房具のWebマガジン「文具のとびら」の編集長も務めている。著書は『究極の文房具カタログ―マストアイテム編―』(ロコモーションパブリッシング)、『究極の文房具ハック』(河出書房新社)、『そこまでやるか! 文具王高畑正幸の最強アイテム完全批評』(日経BP社)、『文具王 高畑正幸セレクション 一度は訪れたい文具店&イチ押し文具』(監修/玄光社)、『究極の文房具カタログ』(河出書房新社)、『文房具語辞典』(誠文堂新光社)と、翻訳を手がけた絵本『えんぴつとケシゴム』(KADOKAWA)。新著は『人生が確実に幸せになる文房具100』(主婦と生活社)。
https://bungu-o.com/


きだて たく

小学生の時に「学校に持っていっても怒られないおもちゃ」を求めて、遊べる文房具・珍妙なギミックの付いた文房具に行き当たる。以降、とにかく馬鹿馬鹿しいモノばかり探し続けているうちに集まった文房具を「色物文具=イロブン」と称してサイトで公開。世界一のイロブンコレクターとして文房具のダメさ加減をも愛する楽しみ方を布教している。著書に『イロブン 色物文具マニアックス』(ロコモーションパブリッシング)、『愛しの駄文具』(飛鳥新社)など。
色物文具専門サイト【イロブン】http://www.irobun.com/

他故 壁氏(たこ かべうじ)
小学生のころから文房具が好きで、それが高じて文具メーカーに就職。ただし発言は勤務先とは無関係で、個人の見解・感想である。好きなジャンルは書くものと書かれるもの、立つ文房具と薄いペンケース。30分間文房具のことしか語らないトーク番組・775ライブリーFM「他故となおみのブンボーグ大作戦!」パーソナリティ。たこなお文具情報室所属。
「他故となおみのブンボーグ大作戦!」番組ホームページ https://daisakusen.net/

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