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【連載】他故となおみのブンボーグ大作戦!Bootleg  #013 扶桑社「文房具屋さん大賞PRESENTS こども文房具2022」

ふじいなおみ

30分間、文房具の話題だけをお送りするラジオ番組「他故となおみのブンボーグ大作戦!」のパーソナリティ「なおちゃん」こと、ふじいなおみです。

番組では毎週たくさんの文房具が登場します。その中から、他故さんとなおちゃん2人で選んだ商品をピックアップ。より掘り下げてご紹介していきます。

1.jpg扶桑社「文房具屋さん大賞PRESENTS こども文房具2022」

今回は、扶桑社より発売された「文房具屋さん大賞PRESENTS こども文房具2022」をご紹介いたします。

いざ開梱

4月27日、発売前日に見本誌が自宅に到着。ドキドキしながら箱をカイコーンで開きました。

photo2.jpg箱を開けるときれいに包まれていました



気持ちを落ち着かせ包みを開くと、今までパソコンの画面上で見ていた元気な黄色の表紙が目に飛び込んできました。

photo3.jpg表紙がこんにちは


「文房具屋さん大賞PRESENTS こども文房具2022」。著者として「たこなお文具堂」とユニット名、そして他故さんと私の名前が入っています。私の「本を作ってみたい」という夢が現実のものになった瞬間でした。

私とこども文房具

まず「こども文房具」とは何かを説明します。おおよそ1歳から小学校入学くらいの年齢の子どもが使うことの多い「知育文房具」や小学生がユーザの中心となる「学童文房具」を一つのジャンルとしてとらえ、主に小学校高学年までの子どもが使う文房具のことを示す言葉として、このムックでは「こども文房具」という言葉を使っています

ブンボーグ大作戦!を始めるにあたり、私のTwitterのプロフィールにはこんな一文を入れていました「2015年生まれの娘と文房具を観察している」。自分らしい文房具へのアプローチはなんだろう?と考えた際に思いついたのがこの一文でした。
実は、ブンボーグ大作戦!を始めるまで専門的な知識があるわけではありませんでした。しかし、これはどの親御さんもしていらっしゃるでしょう。「子どもとの時間を少しでも楽しくしたい」という気持ちがあって、例えばぬりえが好きなことに気付けば、塗ることが楽しくなる文房具を探して購入する。私の場合はコクヨのえほんから発売されている、2色の芯が市松模様状に入っていて塗るだけで厚みのある色になる「ミックス色鉛筆」でした。

photo4.jpgミックス色鉛筆


他にはこんなエピソードも。私自身、幼稚園児の頃にカルチャースクールの造形教室に通っていて、小さい頃の将来の夢は「工作の先生」だったことを強く憶えています。なので娘にも比較的早めにハサミを与えていました。(スタートは粘土道具のハサミから。そして対象年齢2歳〜となっている、今回発売になったムックにも掲載した商品に移行しました)

photo5.jpg粘土用のはさみ

意外だったこと

小学校生活では文房具を欠かすことはできません。毎日筆入を持っていき、中には鉛筆・消しゴム・定規が入れられています。ランドセルには教科ごとのノートも入れられていて、下敷きを挟んで字を書いていきます。

未就園児ではどうでしょうか?
色鉛筆やクレヨンで思うままに手を動かして絵を描き、粘土をこねて好きな形を作ります。

子どもと文房具は切っても切り離せない存在です。ですが、文房具が注目されこれだけ書籍が出ている中で、私たちが探した限り「子ども用の文房具」を専門に取り扱う本は見つけられませんでした。

「子どもがいること」、「日々使っていること」そして「その使用感を伝えられること」。これが文房具を紹介している他の方々と差別化できるアプローチであることに気づかせてくれたのは他故さんでした。

こども文房具の幅広さ

今回のムックでは1章「勉強に役立つ文房具」、2章「豊かな感性を育む文房具」、3章「子どもの自立を助ける文房具」という章立てになっています。間には子育て中の誰もが(私も!!)悩んだことのある、「例えばすべてのものに名前をつけねばならないけどどうする?」「お出かけ中に飽きさせないためには?」というあるあるを文房具で解決するコーナーを企画しました。

私の娘は今年小学校へ入学。実体験を込めて主に2・3章を執筆。勉強に結びつく1章は、この春義務教育を終えたお子さんがいらっしゃる他故さんが、やはり体験と知識をフルに使って商品を提案・解説していきました。

保育園に娘を通わせていた時に先生からの連絡帳でのメッセージによって「遊びながらも日常生活からも学ぶことがたくさんある」ことを実感した私は、あえてゲームを加えました。ゲームを通じて「ルールに従って取り組む」ことが楽しく学べるからです。掲載商品の中には箸で物をつかむ練習ができるゲームもあります。

もちろん、日々使う鉛筆・消しゴム・ノートはもちろん、最近よく耳にするようになった「GIGAスクール構想」に対応したタブレットケースなどの新商品まで、子どもが学びに使うあらゆる商品を掲載しました。

お子さんがいらっしゃる方々はもちろんですが、「こども文房具」から見えてくる文房具の進化を知ることができるので、「文房具ファン」のあなたにもきっと印象に残る製品があるはずです。

インタビューも充実

子どもと文房具の関係を各分野の有識者にインタビューしました。
3男1女を日本最難関として有名な東京大学理科Ⅲ類に合格させたことで有名な「佐藤ママ」こと佐藤亮子さんには、実践されていた勉強法で使っていた文房具のお話をたっぷり伺いました。子育て中の脳科学者である細田千尋先生には脳科学から見た文房具のお話を伺い、子育てのヒントがたくさん得られました。
自由研究で提出した『文房具図鑑』が有名になり出版された山本健太郎くんの、好きを形にする文房具のお話もとても興味深い内容です。

書店で見かけた際にはぜひ手に取ってみてくださいね。

商品情報

文房具屋さん大賞PRESENTSこども文房具2022
発売:2022年4月28日
定価:1,430円(本体 1,300円)
判型:B5変型判 96ページ
ISBN:978-4-594-61851-3

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ブンボーグ大作戦!こぼれ話

「他故となおみのブンボーグ大作戦!」ではZINEを発行しています。
1ヶ月にご紹介した商品の一覧・お送りした曲・ゲストの情報はもちろん、他故さんとなおちゃんの随筆(エッセイ)も。消しゴムはんこ作家のericさんの作品も毎月掲載しているのでお楽しみに。

ダウンロードはこちらのページから無料でできます。
ぜひプリンタで印刷して二つ折りにしホッチキスで止めて、昔つくった「見学学習のしおり」のように組み立ててみてくださいね。

プロフィール

ふじいなおみ
1979年北海道札幌市生まれ。ラジオパーソナリティ/文房具プレゼンター
ナナコライブリーエフエムで放送中のラジオ番組「他故となおみのブンボーグ大作戦!」のパーソナリティ及び制作・技術を担当。
他故壁氏さんとユニット「たこなお文具堂」として、文房具の楽しさを伝える活動を開始。
万年筆インク(中でもご当地インク)コレクターであり、2015年生まれの娘とともに学童文具の観察を行う。
そして、きだてたくさんと色物文具をひたすら紹介する動画コンテンツ「イロブンの引き出し開けていこう」も配信スタート。

【他故となおみのブンボーグ大作戦!】
埼玉県朝霞市のコミュニティFM「ナナコライブリーエフエム」にて放送中の30分間文房具の話題だけをお送りするラジオ番組。
パーソナリティーは他故壁氏&ふじいなおみ。
放送時間は毎週日曜日19:30~20:00/毎週水曜日 11:30~12:00(再放送)
FMラジオ77.5MHz(埼玉県朝霞市・志木市・新座市・和光市とその周辺地域)の他、パソコンやスマートフォンではListenRadioのサービスを利用すると気軽に聴くことができます。

詳しい聴き方は番組Webページへ
https://daisakusen.net/howto/

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