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【連載】月刊ブング・ジャム Vol.36 春の新生活にオススメの文房具教えマス!(その1)
本サイト編集長の文具王・高畑正幸さん、イロモノ文具コレクター・きだてたくさん、ブンボーグA・他故壁氏さんの3人による文具トークライブユニット「ブング・ジャム」が、気になる最新文房具を独自の視点から切り込んでいく「月刊ブング・ジャム」。今回は、ブング・ジャムのみなさんに、春の新生活でおすすめの文房具を紹介してもらいました。
第1回目はきだてさんが紹介した「ディアキチ™ ワザアリ™テープ&テープカッター」と「ピタグリップ」です。
(写真右から他故さん、高畑編集長、きだてさん)
初めての一人暮らし、文房具は冷蔵庫に貼るべし!!
「ディアキチ™ ワザアリ™テープ&テープカッター」(写真左、ニチバン)と「ピタグリップ」(写真右、レイメイ藤井)
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――今回は、春の新生活におすすめのアイテムを紹介してもらいます。まずはきだてさんからお願いします。
【きだて】とりあえず、春からの新生活に向けてということで。新生活という言葉を聞いてパッと思い浮かんだのが“初めての一人暮らし”というワードなわけですよ。
【他故】ああ、分かるね。
【高畑】懐かしいというか。
【きだて】懐かしいよね。
【高畑】初めての一人暮らしはいつぐらいでしたか、きだてさんは?
【きだて】俺は、社会人になったタイミングで一人暮らしを始めたので、だから22歳か。もう24年前だ。干支ふた回りしちゃったな。
【他故】大昔だ(笑)。
【きだて】今まで家の中で、何の疑問もなく享受していた生活レベルが、一人暮らしになるとゼロになっちゃうのよ。
【高畑】あ~。
【きだて】で、色々と不便なわけさ。中でも、食の充実が大事なわけで。
【高畑】きだてさんは特にそうだろうな。
【きだて】ご飯食べなきゃ死んじゃうし。一人暮らしだからといって、外食ばかりしていていいわけじゃないからね。
【高畑】お金ないんだよね。
【きだて】となると食材を入れておくためには冷蔵庫が必須でしょ。で、そこにセットしておきたい“冷蔵庫に貼っとけ文具”を紹介しようかな、と。
【他故】ああ、そういうことね。
【高畑】そっちか。
【きだて】まずはニチバンさんの「ワザアリテープ」と「ワザアリテープカッター」。これね、一人暮らしをしていると、食材が絶対に余るわけですよ。
【高畑】一人暮らしって効率悪いんだよね。
――多分、きだてさんが一人暮らしを始めた頃は、スーパーなんかでも一人暮らし用の食材とか売ってなかったですよね。
【きだて】お一人様ご飯的なサイズのものがまずなくて。だから、ファミリー向けのものを買って、それをちまちまと袋から出しては使い、袋から出しては使いという感じで。
【他故】そうだよね。
【高畑】大根は、今みたいに半分とか1/4で売ってないもんね。
【他故】野菜が大体まるまる1個だよね。
【きだて】だから、袋から出して、袋に戻してをしなきゃいけないんだけども、その時にやっぱり袋の口は閉じたいわけですわ。
【高畑】分かる、分かる。
――乾いちゃうから。
【きだて】それ以外にも、パスタなんかは一度開封したら、余りの入った袋を閉じておくのが超面倒くさいわけですよ。今だとジップ付きパックなんかもありますけど。
【他故】あれは割とピッタリめだからな。
【高畑】Wクリップで留めたり、輪ゴムで留めたりとかさ。
【きだて】そういうワザはあるんだけど、どれも密閉度に関しては納得がいかなかったりするわけですよ。
【高畑】なるほど。
【きだて】そういう時に便利なのが、この「ワザアリテープ」……というか、養生テープだよね、これ。
【高畑】ちょっと前に、マスキングテープが便利だなと思ったわけだよ。キッチンで使うマスキングテープって結構便利じゃんって、透明なセロハンテープよりもマスキングテープでいいじゃんって思ったんだけど、マステって一般的にはちょっと幅が狭めというか、15㎜くらいのさ。
【きだて】塗装用のマスキングテープは問題ないんだけど、文具マステって本当に粘着力が弱いんですよ。
【高畑】弱いのが多いね。
【きだて】だから、封をして3日ぐらいすると、冷蔵庫の中でペリペリペリとはがれてたりして。
【他故】あ~はいはい。
【高畑】あと低温に弱いんだよ。それはある。
【きだて】というわけで、マスキングテープでも不安はあるんだけど、それに対して養生テープって意外といいじゃない。
【他故】これは強いよね。
【きだて】確実に貼り・はがしができるんだけど、粘着力は割とガッツリしているのと、マスキングテープよりも低温に強い。マイナス15°とかそれくらいの低温でも粘着力が落ちないから冷凍庫でも使える。ということで、パッキング用のテープは、養生テープで決まりじゃねえのというのが、ここ数年の結論なわけです。
【高畑】分かる。
【きだて】なんだけども、このワザアリテープが出る前の一般的な養生テープって、だいたい大巻のガムテープサイズだったじゃない。
【他故】大巻が普通だからね。
【きだて】それこそ、ホームセンターで引越用のダンボールと一緒に売ってるとか。そもそも、ホームセンターに行かないと養生テープが買えなかった。
【他故】まあ、そうね。そんなにそこら辺でポコポコ売っているものではなかったよね。
【高畑】最近、養生テープって柄付きも流行ってきてたじゃない。だけど、あれも幅が結構あるんだよね。4㎝くらい幅があるのかな。
【きだて】そうそう。
【高畑】あれも、きだてさんの言う用途で使うには、ちょっと太いよね。
【きだて】そうなのよ。
【高畑】小巻になってくれたのはありがたいけどね。
【きだて】結局のところ、この「ワザアリテープ」のラインアップのサイズ感が非常にいいのと、後は冷蔵庫に貼り付けられるテープカッターが出ているので、これを冷蔵庫に1個貼っておいたら、もう全てのパッキングものはこれで済んじゃうという、この楽さ。
【他故】そうだね。
【きだて】このテープカッターがちょっと面白いのは、刃がななめに付いているんですよ。
【他故】あ~はいはい。
【きだて】テープカッターでテープを切るときって、自然にななめに端からひねって切っていくじゃない。
【他故】ひねるよね。
【きだて】その動きが、ここがななめだと自然にできる。
【高畑】僕らは自然にひねっているけど、案外ひねらない人も多いらしいのよ。
【他故】ああ、切れないんだ。
【高畑】真っ直ぐ引っ張っちゃうから、上手に切れないという人が結構いるみたい。だから、あえてこうやってななめにしていることで、真っ直ぐ引いてもななめになる、というか右から順番に切れると思うし、きだてさんみたいに、ななめになっているからひねっちゃうのでもいいと思うし。
【きだて】テープを自然に切る動作が、このななめ刃にインストールされてるという感じがあってね。使いやすいよ、これ。
【他故】それって、冷蔵庫に貼ってある状態で効く感じ?
【きだて】まあ、どの体勢でも効くんだけど。
【他故】貼ってあっても同じか。どっちから引っ張ってもいいんだからな。
【高畑】むしろ、真っ直ぐビッと押した方がいいかもしれない。
【きだて】そっちの方がスマートかな。
【他故】無理にひねると考えなくても切れるんだからね。まあ、これは手で切れるテープではあるけど。
【きだて】そうそう。
【高畑】ただね、テープカッターから引っ張ったときに、両手で切るわけじゃないから、そこで切れないと困る。
【他故】この状態で切れないと意味ないからね。
【きだて】例えばこのあいだ、いなりあげのパックを買ったんですよ。あのパック、汁がたぷたぷに入ってるでしょ。あれを片手で持ったまま、テープを切って貼ってしたいわけ。
【他故】わはは(笑)。
【きだて】だって置けないんだもん。置いたら汁がビシャッと出ちゃうから。そもそも基本、両手が使えないんですよ、冷蔵庫のまわりでは。
【高畑】分かりますよ。
【きだて】だから、冷蔵庫まわりは全て片手でやりたい。なので、このテープカッターを貼っておいて、片手で切れるのはすごい楽。あとね、養生テープっていざとなったら手でもまっすぐ切れるから「あ、しまった。テープ長く切りすぎちゃった」って場合の調整ができる。そこもマステよりいいな。
【他故】ああ、気持ち的にはそうね。
【きだて】ちょうどいい長さに調整できるので、色々と使えて便利。
【他故】そうね。このくらいの太さで、このぐらい粘着力があると、使い方が増えていいかもしれないな。
【高畑】そうなんだよ。一般的なマスキングテープより、ちょと太くて、ちょと粘着力が強くて、ちょと低温に強くってという、わりかしちょうどいい感はある。
【きだて】そうなんだよ。
【他故】しみったれた言い方だけど、ゴミ箱を出そうと思ったら、引っかけて破れちゃったりするじゃん。そういうところをちょっと直したりだとか。
【きだて】そうそう。というか、ゴミ袋自体を冷蔵庫にこれで貼っておいてもいいのよ。
【他故】あ~なるほど。
【きだて】ゴミ箱は一般家庭にはあるだろうけど、一人暮らししたばっかりの家には、ゴミ箱がないんだよ。
【他故】わざわざ買わないから。
【きだて】そう。だから困るんだけど、とりあえず壁とかに貼っておいてもダメージを与えない養生テープだったら、ゴミ袋自体をこれで貼って、しばらくこれをゴミ箱代わりにするとか。
【高畑】ケータリングのときにやるやつな。
【きだて】そうそう。会議机にゴミ袋貼るみたいなやつ。ああいうのをやっちゃってもいいしで。それもマスキングテープでやると、粘着力に不安があったりとか、幅が足りなかったりとか。
【高畑】確かに、マスキングテープだとゴミを入れちゃったときに、重量に耐えられないというのがあるね。このテープだと強いよね。
【きだて】強い。強いけど、のり残りもないし。
【高畑】それではがせるからいいよね。
【きだて】というのもありで、養生テープはめちゃ便利だなと。
【他故】いいね。
【きだて】さっき、冷凍庫の温度にも耐えるって言ったじゃん。それで、一人暮らしでご飯を炊くと絶対に残る。
【高畑】きだてさんが最近紹介していた、一合用のあの炊飯器を買わない限りは無理だね。
【きだて】そうそう。なので、ジップロックコンテナみたいなのに、余ったご飯を詰めて冷凍というのが、一人暮らしのライフラインになっていくんだけども。
【高畑】あ~、何となく日付を書いておきたいと。
【きだて】そうなんですよ。なので、このテープをジップロックコンテナに貼って、そこに油性のサインペンで炊いた日付を書いておくと、先に炊いたものから消費していけるわけですよ。
【他故】それは間違いないね。
【きだて】なので、冷凍庫にこういう油性マーカーを貼っておくのもアリ。
【他故】うむ。
【きだて】あと、パックを切ったりするのに、はさみも冷凍庫に貼っておくとすごく楽なのよ。
【他故】あ~。
【きだて】マーカーとかはさみはどれでも好きなの使えばいいんですけど、そうやって使うためにオススメなのがこれですよ。
【他故】ああ、そっちね。
【きだて】レイメイ藤井の「ピタグリップ」。S・L・Mとサイズがある中で、これはSサイズだけど。要は磁石が付いてる軟質樹脂のホルダーで、これにハサミのハンドルとかマーカーの軸を挟み込むと、なんでもマグネット化できるんですよ。これがねー、めっちゃ便利なんだ。
【他故】うんうん。
【きだて】実家とかの冷凍庫にマグネットが貼ってあって、そこに町内会のお知らせとかをお母さんが貼っておいて、子どもからすれば、見た目悪いし「嫌だな」と思うんだけど、結局一人暮らししたら、お前らだってマグネット貼るんだ!っていう。
【他故】ははは(笑)。
【高畑】楽だもんね。
【きだて】貼ると便利なんだよっていう。
【高畑】とにかく、そこら辺に置いちゃうと、どっかへ行っちゃうんだよ。だから、壁面を使うのは基本だと思う。
【他故】そうだよね。見えるところにね。
【きだて】モノ自体に定位置というか住所を与えてやるのに、いい。冷蔵庫はだいたい白いので、貼っときゃ目立つというのもあって。
【他故】必ず、1日に一度は開けるだろうからね。
【きだて】あとね、人間の習性として、マグネットが付いてるものは、マグネットを付けられる場所に戻すんだよ。
【他故】ああ、放り出しておかないということだ。
【高畑】大体、そのテープカッターなんてはがす必要がないからな。ずっと付けておけばいいんだから。
【きだて】ザックリ言えば、冷凍庫に文房具を貼った方がいろいろと暮らしが捗るという話ですよ。
【他故】間違いないね、それは。
【きだて】他故さんは、一人暮らしをしてたときに「この文房具が便利だった」という話はあった?
【他故】俺は基本的に寮だったから、自分の机以外は全部共有のスペースになっちゃうので、便利グッズを置くのが自分に机の上だけになっちゃうんだよ。それ以外に便利にしようがなかったというのをしばらくやっていたのね。
【きだて】は~。
【他故】大学のときに、1年生から4年生まで寮に住んでて、会社に入ってからもずっと寮住まいで、転勤するまでずっと寮だったので、そういうところの工夫をしようがなかった。
【きだて】あ~そうなんだ。
【他故】今の話を聞いてて、分かるんだけどやってないという(苦笑)。
【きだて】分かるんだけど(笑)。
【他故】やってみたかったんだけど、自分の冷凍庫を持つまでに時間がかかった(笑)。
【きだて】そっか、やってないのか。やってないのかっていうのも変な話だけど。
【高畑】俺なんか、会社にある共有の冷凍庫とか、共有のところに勝手に自分の文房具を貼りに行くけどね。
【きだて】便利な小人さんみたいなやつだな、君は(笑)。
【高畑】だって、共有のことろに、全然切れないカッターなんかがあったりするとイラッとするんだよ。
【きだて】分かる。
【高畑】切れるカッターに勝手に置き換えたり、勝手に刃を置き換えたりする。
【きだて】するする。
【高畑】俺は最初、二人暮らしだったんですよ。2年間友だちとルームシェアしてて。
【きだて】あ~はいはい。
【高畑】僕がご飯係で、結構色々やってたのですごい分かる。それと、あんまり広くない家の場合、部屋の中がそんなに機能が分かれてないわけですよ。子ども部屋はこっち、寝室はこっちというよりかは、全体的につながってるじゃないですか。そうなると、普通の人はどこが基地になるかというと、キッチンがベースになるんですよ。物を動かすベースがキッチン。
【他故】はいはい。
【高畑】デスク持ってる人はいるけど、そうじゃなければほとんどがキッチンで、梱包したり開梱したりとかは、もう大体キッチンまわりでやるから、キッチンまわりに案外文房具が要るんですよ。
【きだて】普通のご家庭でも、生活動線の中央がキッチンってケース、わりとあるんじゃないかな。
【高畑】ボールペンも何やかんや要るんですよ。あとはんことか。はんこはマグネット付けといて玄関だね。
【他故】ああそうね。
【高畑】一人暮らしの家だと、玄関のドアも大抵鉄じゃない。
【他故】そうね。マグネットあればそこに貼るよね。
【きだて】ダンボールカッターなんかも玄関にあっても便利だしね。まあ、冷蔵庫まわりか玄関かというところだよね。
【高畑】そういう系のものを、どこかへ行かないように置いておくんだったら、そういうのをいくつか買ってきて、玄関のドアと冷蔵庫に貼れば。
【きだて】そういうので、すごい使ってるんだけど、あんまり誰も話題にしないなと思って。このレイメイ藤井の「ピタグリップ」を。超絶便利なんだけどね。いろんなものに付けられて。
――似たような商品ってありましたっけ?
【きだて】ない。
【高畑】ちょうどいいのがあんまりないよね。
――何かありそうですけどね。
【きだて】これ、ほんと便利だし、好きなんだけどな。あんまり知られてもいないという。
【他故】ホワイトボードのグッズとかでたまに、箱になっていて貼り付けられる容れ物とかあるけど。
【高畑】入れるケースはいっぱいあるんだよ。
【他故】そっちはいっぱいあるんだよね。
【きだて】物自体をマグネット化するツールって、あんまりねえな。
【他故】そうだよね。あんまりピンとこないよね。
――これは文具メーカーの商品だから、文房具に取り付けられるような仕様になっているわけですね。
【きだて】そう。
【高畑】ちょっと太いホワイトボードマーカーでもいけるよね。
【他故】うん、いける。
【きだて】S・L・Mとサイズ結構あるんだけど、まあご家庭で使う文房具だったら、Sを買っておけばなんとかなるよ。
【他故】たまにホワイトボードマーカーで太いのがあるけど、それぐらいだよね。
【きだて】ホワイトボードマーカーは、あまりご自宅で使わないものね。
【高畑】ホワイトボードがあっても、細いマーカーが付いてるじゃん。
【他故】そうね、家庭用のやつはね。
【きだて】細いボードマーカーだったらこのSで付くんだよ。
【高畑】確かに。
――はさみとマーカーは、特に銘柄指定はないんですか?
【きだて】銘柄指定は特にないんだけども、マーカーに関しては、ノック式が便利だよ。片手でという条件がつくからね。
【他故】取ってすぐ使うというのには、もちろんそうだね。
【きだて】本体をマグネット化しているから、なくなる心配はないんだけど、キャップはマグネット化できてないから。キャップがなくなっちゃう可能性が高いわけですよ。そうこともあるから、冷蔵庫まわりに付けるならマーカーはノック式が便利。
【他故】そうだね。はさみの方は、切れ味とかいろんな選択肢があるから。
【きだて】本当はね、キッチンまわりのはさみなので、刃を外して洗えるものがベストだね。
【高畑】「フィットカットカーブ」のキッチン用はさみってあるよね。
【他故】それだと、水にも強いしね。
【きだて】キッチンまわりのものを切ると、汁が出て刃が汚れるみたいなのがあるわけですよ。牛乳のパックを切って、牛乳がピッと付いちゃったりとか。
【他故】そうね。パッケージものの中身は液体だものね。
【高畑】はさみは洗うよね。
【きだて】洗う前提で、キッチンまわり用は選んだ方がいいよ。
*次回は他故さんがおすすめする「WORKERS’BOX WIDE」です。
プロフィール
きだて たく
小学生の時に「学校に持っていっても怒られないおもちゃ」を求めて、遊べる文房具・珍妙なギミックの付いた文房具に行き当たる。以降、とにかく馬鹿馬鹿しいモノばかり探し続けているうちに集まった文房具を「色物文具=イロブン」と称してサイトで公開。世界一のイロブンコレクターとして文房具のダメさ加減をも愛する楽しみ方を布教している。著書に『イロブン 色物文具マニアックス』(ロコモーションパブリッシング)、『愛しの駄文具』(飛鳥新社)など。
色物文具専門サイト【イロブン】http://www.irobun.com/
他故 壁氏(たこ かべうじ)
文房具トークユニット〈ブング・ジャム〉のツッコミ担当。文房具マニアではあるが蒐集家ではないので、博物館を作るほどの文房具は持ち合わせていない。好きなジャンルは筆記具全般、5×3カードとA5サイズノート。二児の父親。使わない文房具を子供たちに譲るのが得意。
たこぶろぐhttp://powertac.blog.shinobi.jp/
*このほか、ブング・ジャム名義による著書として『筆箱採集帳 増補・新装版』(廣済堂出版)と、古川耕さんとの共著『この10年でいちばん重要な文房具はこれだ決定会議』(スモール出版)がある。
弊社よりKindle版電子書籍『ブング・ジャムの文具放談』シリーズを好評発売中。最新刊の『ブング・ジャムの文具放談6』も発売。
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