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【新製品】デザイン筆記具ブランド「ZOOM」がリブランディング、第1弾3種を発売

文具のとびら編集部

トンボ鉛筆は、筆記具ブランド「ZOOM(ズーム)」の全面的なリブランディングをこのほど行い、その第1弾アイテムとして筆記具3種7品目を2023年2月17日から順次発売する。発売に先立ち、2月10日14時から銀座 伊東屋10階の「HandShake Lounge」で「ZOOM」リブランディングおよび新製品発表会を開催した。

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当日は、亀井明憲取締役マーケティング本部長(写真中)が、「ZOOMは生誕から38年目を迎え、ここで抜本的なリブランディングを行うことにしました」と前置きし、次のように説明した。

“筆記遊具”をコンセプトに1986年に誕生した「ZOOM」は、多彩なデザイン筆記具を展開してきており、これまでに国際的なデザイン賞を16件受賞している。今回のリブランディングは3年間かけて準備したもので、「日本発のコンテンポラリーデザインペン」を目指し、日本の技術と感性が融合した、自由で新しいスタイルの上質なデザイン筆記具を開発した。なお、ブランドイメージ統一のため、今後はトンボブランドから切り離して展開。また、既存のZOOM製品は「ZOOMクラシック」に呼称を変更する。

今回発売するのは、ノック式超低粘油性ボールペンおよびシャープペンシル「ZOOM C1」(写真左)、キャップ式水性ゲルボールペン「ZOOM L1」(写真中)、ノック式超低粘油性ボールペンおよびシャープペンシル「ZOOM L2」(写真右)の3種7品目33品番。
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「ZOOM C1」は、ノック部が浮遊して見えるデザインが特徴的な超低粘油性ボールペン(0.5/0.7㎜)とシャープペンシル。ボディ本体は、建築材料や航空宇宙機器部品に使われる強度の高いジュラルミン合金を採用。剛性が高いため加工が難しく、筆記具での採用は稀有な素材だが、切削加工することで強度を損なわず美しいフォルムを生み出している。表面はアルマイト加工を施すことで耐食性を強化し、いつもフレッシュでサラサラな感触。クリップは亜鉛ダイキャストを採用し、折れにくさを追求した。サンドシルバー、フルブラック、グラファイトブルーの3色で、各税込7,700円。
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キャップ式水性ゲルインクボールペン「ZOOM L1」(0.5㎜)は、
シルバーの中軸に、表面をすりガラスのようにマット加工した高透明素材DURABIO™の外軸をオーバーレイしている。シルバーの細軸がフォルムになることもあれば、軸に反射した光がDURABIO™と一体化して太い軸となって存在感を放つこともあるなど、変幻するシルエットが魅力。ボディカラーは6色。シルバー、フルブラック、グラファイトブルーの3色に加え、トレンドカラーとしてマットブルー、マットブラウン、マットグレーの3色をラインアップしている。インク色は黒とブルーブラックの2色で、税込4,400円。
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「ZOOM L2」は、ソフトフィール塗料「ネオラバサン™」を使用し、ペンではなじみのない丁寧になめしたレザーのような驚くほどしっとりとした感触を実現。また、なめらかでエレガントな三角軸のボディに、逆円錐のノック棒を組み合わせたデザインを採用した。マットシルバー、マットフルブラック、マットホワイト、マットブルー、マットグレー、マットラベンダーの6色で、ブラック以外は淡いライトグレイッシュトーンとなっている。超低粘油性ボールペン(0.5㎜)とシャープペンシル(0.5㎜)をラインアップし、各税込3,520円。
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ボールペンリフィルは、どれも今回のために新たにチューニングした新開発品。油性リフィルは、安定した筆記線幅、なめらかな書き味、精密筆記を確保するためチップ内部のボール座を同社従来品比102%拡大した。水性ゲルリフィルは、万年筆のような抑揚のある筆記線を確保するため、チップ内部のボール座を同社従来比93%と縮小。筆記角度を寝かせたり、速度を遅くすると筆記線が太くなるなど、表情豊かな書字が得られる。また、インクは速乾性にも優れている。

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