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【ニュース】「コピックアワード2022」のグランプリが決定!

文具のとびら編集部

アルコールマーカー「コピック」を製造・販売するトゥーマーカープロダクツは、コピックを使った作品コンテスト「コピックアワード2022の最終結果を2023年2月8日に発表した。

コピックアワードは「世界中のコピックユーザーとつながる」ことをコンセプトにした、ウェブ上で作品を募集するコンテスト。コピックを使用したオリジナル作品を広く募集しており、年齢、国籍、作品のジャンルを問わず誰でも無料で参加できる。2017年から開催しており、記念すべき5回目となった今回は、約2カ月半で世界82カ国から3,600点を超える作品が集まった。

審査員がウェブ上の全作品から入選作品を選ぶ一次審査、そして入選作品の原画による最終審査を経て、今年のグランプリはまるさんの「9つの物語」(上写真)に決定した。横浜美術館でキュレーターを務めている審査員の木村 絵理子さんからは「色の組み合わせの面白さに加えて、この人物の表情の豊かさ、あるいはそのキャラクターの豊かさというようなところが相まって、非常に魅力的な作品」とのコメントがあり、コピックで塗って切ってを繰り返し、調整を楽しみながら制作をしている作品であることが高く評価され、審査員満場一致でグランプリに選ばれた。

準グランプリ2作品には、Kat Youngさんの「'From Within' (anaglyph art)」(左)と、Henrikさんの「Trial and error」(右)が選ばれた。2作品とも、コピックの特徴である豊かな358色のラインアップを活かし、納得がいくまで描き続けたような力強さを感じる作品となっている。

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また、「コピックアワード2022」の受賞作発表と同時に、アーティストのための全く新しい経済圏を創出することを目指し、NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)を活かしたサービスとして、グループ会社のToo Digital Marketplaceと共同で「COPIC AWARD NFT STORE」をオープンした。オープン当初は歴代コピックアワードの受賞作品の購入が可能で、NFTを購入・保有した人に対してコピックで制作された作品のデジタルコピーの所有、そして作者が許諾した範囲内で作品の利用の権利を許諾するものとなっている。

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なお、アルコールマーカー「コピック」は358色ものラインナップを持ち、品質の高さや繰り返し長く使用できる点などが評価され、デザインの作画、イラストレーション、漫画の着彩、クラフトなど様々な分野で活用されている。1987年から発売を開始し、現在は世界70カ国以上で販売されている。

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