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【新製品】さまざまな細菌にアプローチする「除菌LED照明」

文具のとびら編集部

ライオン事務器は、2022年11月に「除菌LED照明」の取り扱いを開始した。2022年12月1日から開催する「2023 LION FAIR」にて初展示する。

同製品は、可視光線域の405nmの波長を用いた照明(※)で、日亜化学工業製の405nm白色LEDチップのみを使用し、国内で製造している。この照明を利用することで、国内の検査機関にて新型コロナウイルスのみならず、さまざまな細菌に対し除菌、不活化・抑制が実証されているという。
(※)紫色の波長域を日亜化学工業の蛍光体技術により自然な白色発光を実現した白色LEDチップを採用



■製品概要
新型コロナウイルスの蔓延をきっかけに、国内でもウイルス・細菌に効果的な環境対策が模索され続けている。そこで同社が注目したのが、可視光線域の405nmの波長を使った明かり。最近の研究で、可視光線域の405nmの波長にもウイルスや細菌に対する抑制効果があることがわかった。405nm付近の波長によって細菌内で光化学反応が起こり、新型コロナウイルスのみならず、さまざまな細菌に対し除菌・抑制効果があることが実証されている。可視光線域の明かりであるため、人体に有害な影響はない。


■製品特徴
今回取り扱いを開始する「除菌LED照明」は、国内製造の405nm白色LEDチップのみを使用した照明。従来のLEDカバーに採用されている素材では405nm付近の波長がほぼ透過されないため、国内企業で新規開発された405nm付近の波長を効果的に透過させる専用特殊カバーを採用している。実用的な明るさの照明機能と除菌機能を両立し、長時間にわたって広範囲にウイルス・細菌対策が可能となる画期的なLED照明となっている。


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日本製、5年保証付き
※価格および仕様は、リリース発信時のもの。
※工事費は別途有償。


<「除菌LED照明」に対するウイルス・細菌への効能確認試験 >
・試験依頼 インターテクノロジー
・検査機関 食環境衛生研究所


■除菌、不活化・抑制の結果

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■新型コロナウイルスに対する効果確認試験
3時間の照射で、99%のウイルスが不活化された。
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■利用環境の一例

医療・福祉関連施設(待合室、食堂など)、教育関連施設、企業など、より高い除菌対策が求められ、人が触れることが多い場所や常時点灯している場所への設置がおすすめ。
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