トンボ鉛筆がアート振興を目的に運営するプラットフォーム「FUN ART STUDIO」は、人気ボーカルグループ「GReeeeN（グリーン）」の2022年春リリース予定の新曲メインビジュアルを募集する「#FUNARTstage」キャンペーンを2021年12月2日～22年1月5日に実施（記事はこちら）したが、このほどグランプリ作品を決定した。

同社の水性グラフィックマーカー「ABT」で描いた作品を募集する同キャンペーンには、880点もの作品の応募があり、GReeeeN メンバーも参加した選考会でグランプリなど各賞を選出。グランプリに選ばれたのは、香(@_momo_caori_)さんの作品。新曲「流星のカケラ」のメインビジュアルに採用され、2022年2月23日から配信シングルとして各種サブスクリプション音楽配信サービスでリリースされる（上写真左が原画、右が新曲のメインビジュアル）。

【受賞コメント】
このような賞をいただくとは思っていなかったので、まだ実感がないというのが正直なところです。しかし、思い入れのある作品なので、選んでいただいてとても嬉しいです。本当にありがとうございます。本作品は、「この広い世界」を「宇宙」に置き換えて考えました。果てしない宇宙をさまよってきた女性が、数えきれない星を越えて、求めていたものに出会った瞬間をイメージしました。出会ったのは、星なのか人なのか、それとも別の何かなのかは、見てくださる人に想像していただけたらと思っています。また、ABTは、水彩絵の具のように違う色同士を混色したり、滲ませたりすることができて、とても綺麗な表情が出るので、これを活かせるように描きました。ペンなので、細かいところが塗りやすく使いやすかったです。最後に。小さい時から、「キセキ」や「愛唄」などたくさんたくさん、GReeeeNさんの曲を聴いて育ってきました！今回選んでいただけて、本当に嬉しいです。ありがとうございます。これからも応援しています！

【GReeeeNからのメッセージ】
女性の優しい表情から宇宙とも言うべき広い世界の中で、時空をも超えて大切な人と巡り合えたときの、ときめきや心のやすらぎを感じました。

【トンボ鉛筆からのメッセージ】
人物の姿と表情、冷たくも柔らかな光を感じる雰囲気が「時空を超えて出会えた奇跡、喜憂を抱えつつ生きる意志の強さ」というテーマのニュアンスを醸し出していて惹き込まれました。

このほか、GReeeeNメンバー賞（4作品）とABT賞1作品が選ばれている。
なお「ABT」は、筆芯と細芯の２つのペン先を備えた水性グラフィックマーカーで全108色をラインアップ。筆芯は型崩れしにくいナイロンファイバー芯で、毛筆と同じくリズムや抑揚がダイナミックに表現できる。細芯は極細0.8㎜のラインが安定して引けるポリエステル芯で、ハイライトやエッジ感を利かせたい表現や文字書きなどに適している。インクは発色が鮮やかで、混色したり水筆（別売）でぼかしができる水性染料インク。

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