ぺんてるは、仕事や勉強、日常の生活で周囲や自身が生み出した音による「音ハラスメント（音ハラ）」意識を持った20代・30代を中心にしたミレニアル世代に向けて、自分も周りも“穏やかに心地よく”をコンセプトに掲げた静音設計の油性ボールペン・多機能ボールペンシリーズ「Calme（カルム）」を、2021年12月15日から発売を開始する。

同社は、仕事や勉強、日常生活における周囲への「音ハラスメント（音ハラ）」に関する意識調査を全国在住の20代以上の男女1,114人を対象に実施。それによると、20代・30代はその上の世代に比べて周囲の作業音などに対する不快感の感受性は8割と高く、「音ハラスメント」に敏感であり、また自分の発する音による「音ハラスメント」に対して、不安感を感じる傾向が8割強で他世代比11.9ポイントと高いことが分かったという。

そこで、今回発売する「カルム」では、シリーズの単色油性ボールペンと多色・多機能ボールペンとで異なる静音技術を採用し、書き手の集中を阻害せず周囲の音になじむよう調律されたノック音の製品を低価格で実現した。 ボールペンのペン先を入れ替えるノック時の操作音を従来製品に比べて66％低減（同社比、音圧パスカルでの比較）。また、ノック作動時に手に感じる衝撃も和らげ、書きやすさを実現し、思考への負担を軽減している。

また、 従来品の油性ボールペンによくみられるボテを改善したことで、なめらかで汚れにくく、スッキリ見える筆跡を実現。グリップは、カメラのグリップに使われることが多い、皮シボ加工技術生かした、手なじみがよい革調ロンググリップを採用。バインダー上、複写書類などどんな状況でも安定した書き味を実現している。ボディは、和の質感を感じさせるしっとりとしたマット調デザインで、生活に馴染む静かな佇まいのボールペンに仕上げた。無印良品などのデザインを手がけ、グッドデザイン賞審査委員やiFデザイン賞審査委員も務めるmiyake design代表の三宅一成氏がデザインを担当。

ラインアップは、単色油性ボールペン0.5㎜、0.7㎜（各税込165円）、3色油性ボールペン0.5㎜、0.7㎜（各税込440円）、多機能ペン 2色油性ボールペン0.5㎜＋シャープペン0.5㎜、同2色油性ボールペン0.7㎜＋シャープペン0.5㎜（各税込550円）。