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【新製品】丁寧に使いたいレターセットなど 日常を豊かにしてくれるステーショナリーシリーズ

印刷物や紙製品の企画、製造ディレクションを手がけるリングリンクファクトリーは、「感性の循環で日常を豊かに」をテーマにした、使用することで日常をアップデートできる雑貨アイテムを発表。2021年6月22日から販売開始した。

同社では、「デジタルで膨大な情報量に埋もれる現代の日常生活において、何かの情報に流されて決断したり、またその情報だけを追い求めていたりと、自分本来の表現の仕方や考えを整理する機会は減っている」と考え、そうした生活の中でも感性を常に磨き、想像力を高めて表現力を豊かにすることに着目。

企画開発の背景として「落ち着いて自分の考えをまとめ、それを表現することが出来れば心も豊かになります。そしてそれは周りの人たちにも良い環境を生み出します。そんな感性の循環を生み出し日常を豊かにしていくきっかけになるツールを開発していきたいと考えました」と発表している。

今回、シリーズ第1弾として「HANE(羽音)」「Clematis」「PEN VASE」の3タイトルをリリース。いずれも、同社オンラインストア「RING LINK FACTORY ONLINE STORE」で販売している。

HANE(羽音)

「HANE(羽音)」は、日常どこかで鳴っている鳥や虫の羽音(はおと)のように、かしこまらず自然に書き手の想いを届けるメッセージツール。税込2,420円。

便箋や封筒の他に、転写シールやメッセージカードがひとつになったセット。それぞれのアイテムが、伝えたい気持ちを優しくサポートしてくれる。

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SNS で短いメッセージをやり取りすることが当たり前の現在、限られた文字数の表現では上手く伝わらない気持ちや想いがたくさんあるのでは。同じメッセージでもスマホやタブレットに「表示」される文字ではなく、自分で書いた「直筆」の手紙は、きっと素直に想いを伝えてくれる。内容アイテムは封筒10枚+便箋30枚(下敷き付き)+メッセージカード6枚+転写シール1枚と、ボリュームたっぷりの構成。

封筒は通常使いのホワイトが7枚の他に、スペシャルカラーとしてブルーグレー、ピンク、ブルーが各1枚付属。送りたい用途や、相手のことを考えながら色を選べる。
便箋サイズは通常より小さめのH182×W136mm。たくさんの文章を考えなくても大丈夫、素直な気持ちをそのまま書き込んで。 また用紙は世界的にも評価の高いステーショナリー用紙「コンケラーウーブ」を使用。落ち着いた白さと柔らかい書き心地で、ペン先だけでなく心も弾みそう。
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メッセージカードは鳥、綿毛、ハチ、くらげ、ドングリ、貝の愛くるしいイラストが入った6種類。印刷は軽オフセットでちょっとした懐かしさも感じさせてくれる。吸水性が良い用紙で出来ており、フレグランスなどを吹き付けて文香としても使用できる。文字だけではなく好みの香りでも書き手の存在を届けて。

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転写シールのイラストは、雨やコーヒカップや花瓶など。言葉では表現するのがむずかしい感情や状況を、挿絵のようにビジュアルで伝えられる。
書いてから相手に届くまでのドキドキする高揚感も手紙ならでは。データではなく「もの」として残る思い出も、SNSとは違った醍醐味になりそう。「HANE(羽音)」を使って、いろいろなアイテムを活用して直感的に楽しみながら、自分の存在を届ける一味違ったメッセージを作成できる。

Clematis(クレマチス)

Clematis(クレマチス)は一輪挿しのような色鉛筆。税込2,200円。
筒状のパッケージ入りで、机に花を飾るように、使う人に心地よい時間が流れるように、さりげなく日常をアップデートしてくれる。

クレマチスとは、ツル性植物の名称。花言葉には「mental beauty(精神の美)」「ingenuity(創意工夫)」などがあり、「精神の美」は、ツルが細いのに大きく鮮やかな花を咲かせることに由来するそう。

同商品では色鉛筆のボディ部をクレマチスのツルと例え、色鉛筆の芯の部分を華やかな色の花たちとして表現した。色鉛筆という人々に身近な存在でありながら、描き手の感性、感情を掻き立たせる「精神の美」のツールでありたいという想いを込めたという。

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芯には書き心地と発色が良い日本製を採用した。鮮やかな発色はもちろん重ね塗りやグラデーションも綺麗に表現できる。持ち運びしやすい紙管パッケージは、シンプルでスタイリッシュなデザイン。「Clematis」は描くだけでなく、その凛としながらも優しい佇まいで、人の感性、想像力を掻き立たせてくれる。

「PEN VASE」

ペンの花瓶。「PEN VASE」はまさにそのイメージで作製された。税込5,500円。
鉛筆やペンを円に沿わせればそのシルエットはまさに花瓶に咲く花のよう。

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真鍮製の本体は、デスク周りのアイテムながらも北欧ヴィンテージのインテリア小物のような趣があり、使うほどに存在感を増していく。

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下皿とフレームリングの二つの円から成るシンプルなシルエットと、真鍮の持つ重厚かつ優しい色合いもまた、趣ある表情を生み出してくれる。受け皿は無垢真鍮材からの削り出し。フレームの繊細なカーブは1点1点職人の手加工で再現され、一体ごとに微妙な違いが生み出される。窓の光に照らされた優しい表情は、デスクの癒しになってくれる。

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