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【ニュース】「第26回文房具アイデアコンテスト」受賞結果発表! "手触りで判別きでるノート"がグランプリに!

サンスター文具は、「企画とアイデアで挑戦し続けます」という経営理念から生まれた「第26回文房具アイデアコンテスト」の受賞結果を2021年5月30日(日)にオンライン表彰式で発表し、「アイデアの日」(*)である6月1日(火)にホームページに掲載した。なお例年、受賞者や家族を招いて表彰式を開催してきたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大による影響を考慮して、初のオンライン開催となった。
*創業当初からの「企画とアイデアで挑戦し続ける」意思を引き継いでいくことを目的とし、創業者の命日である6月1日を「アイデアの日」として制定、2007年日本記念日協会認定。

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今回のコンテストは、2020年11月1日から2021年1月31日まで、「シンカ」をテーマとした文房具のアイデアを募集した。今回もプロ・アマ、老若男女問わず応募があり、歴代最多の応募総数5,596作品(一般部門:3,596作品、ジュニア部門:2,000作品)となった。この中から、次の通り受賞作品を決定した。

●一般部門
グランプリ(1作品、賞金100万円)「手触りで判別できるノート」
一般部門グランプリを受賞した「手触りで判別できるノート」は、表紙の紙質の違いによって視覚的・触覚的に判別できるノート。様々な触り心地の中からお気に入りを選べるため、愛着を持って使用することが可能な商品アイデア。同作品は、日常生活で忘れがちな指先の高感度な触感の真価に気づかせてくれる点や、人と道具がお互いの能力を引き出し合う関係が、両者の進化を促すことを示唆している点が高く評価され、受賞となった。3.jpg4.jpg

優秀賞(4作品、賞金10万円)「Winding Tape」「色で合わせるステープラー」「ユビサキフセン」「消しゴムプラモ」
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審査員特別賞(4作品、賞金5万円+副賞)~各審査員による選出~ 安次富隆選出「日々をなぞるカレンダー」、木原陽子選出「のっぺらスタンプ」、はじめしゃちょー選出「shirastick 手汗に悩む人のための、呼吸するペンシル」、ザリガニワークス選出「STORONGER」(*敬称略)
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サンスター文具賞(1作品、賞金5万円+副賞)「the Clear file」
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●ジュニア部門 ※15歳(中学生)以下
グランプリ(1作品、商品券10万円+副賞)「しまったー君」
ジュニア部門グランプリを受賞した「しまったー君」は、ドアが閉まるイラストで、刃を完全にしまえて(戻せて)いるかを可視化して怪我防止できる商品アイデア。同作品は、日常で発生しやすい問題を「扉が閉まりきってないのは気持ち悪い」という人の心理に訴えて解決してしまうアイデアセンスが高く評価され、受賞となった。11.jpg12.jpg

優秀賞(テーマ別3作品、商品券5万円+副賞)テーマA(ペンケース・筆箱)「わすれものふでばこ」、テーマB(国語、算数、理科、社会、図工)「グルードーム」、テーマC(「シンカ」で考えてみよう!)「鉛筆の中の芯割れ防止キャップ」
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佳作(5作品、商品券3万円+副賞)「ラインドローン☆」「具で箱ラーペン」「土器ドキ練り消しメーカー」「エンぴツアート あながあいているだけなのに」「消しゴムパンチペン」
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「今年のテーマは『シンカ』。進化、真価、深化など、色々な解釈ができるテーマでした。応募作品には、楽しみや微笑み、驚きや心地よさを与えてくれるアイデアが例年以上に多かったように思います。コロナ禍で不安な日々が続く中、文具で人の気持ちを明るくしたいという、みなさんの想いを感じて嬉しくなりました。文具は最も身近な道具です。文具に励まされたら、人はどんな苦境も乗り越え、前に進んで行けるのではないでしょうか」(審査員総評)

なお同社は、6月1日にちなみ「ロクイチブング」と名付けたブランドを展開し、文房具アイデアコンテストの入賞作品の中から「あったらいいな」と思えるアイデアを商品化している。

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